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新しいAdobe Creative Cloudまとめ![後編] 注目のビデオ製品!

ストリーミングでは紹介されなかったビデオ製品の詳細をご紹介します。NAB 2013でプレビューされたビデオ製品もCCの名前が付きCreative Cloud専用のアプリケーションに進化しています。(Encoreを除く)

Creative Cloudの登場まであと1ヶ月程度!待ち遠しいですね。事前に新機能をチェックしておきましょう。

新しいAdobe Creative Cloudまとめ![前編]はこちら。

Adobe Premiere Pro CCの新機能

Adobe Premiere Pro CC

CreativeCloudに同期
CreativeCloudに同期してキーボードショートカットや環境設定、レイアウトを保存し別のマシンで使用する事が出来ます。

各アプリケーションでどの項目が同期できるかはこちらでチェックできます。

Creative Cloud 道場:環境設定を同期して、すぐに作業開始!

XAVCに対応

XAVCにネイティブで対応しプラグインなしで動作します。Mercury Playback Engineを使い、リアルタイムに4Kをプレイバックしテロップ入れやカラーコレクションを行う事ができます。

Adobe Premiere Pro CC XAVCに対応。プラグインの必要なし!

XAVCに対応。プラグインの必要なし!

Adobe Premiere Pro CC 4K編集に対応。

4K編集に対応。

編集操作の改善

編集に関する操作性が上がり、FinalCutProの操作感に近づきました。細かい点ですが、以前よりスピードと快適さがアップしています。

タイムラインにスパナアイコンが付きました。タイムラインでスルー編集を表示し、結合できるようになります。

タイムラインでスルー編集を表示

タイムラインに配置したクリップにはFXアイコンが付き、不透明度以外のキーフレームもタイムラインで扱えるようになります。キーフレームが適用されているクリップのアイコンは黄色、エフェクトが適用されている場合は緑で表示されます。(エフェクトもタイムラインで表示する事が出来ますが、表示されるチャンネルは1つです)

FXアイコンが付き、不透明度以外のキーフレームもタイムラインで扱える

ソースビデオの割当パッチをワンクリックで切り替えることができます。以前は右クリックからアクセスする必要がありました。また、ネストを個別のクリップとしてタイムラインに挿入できるボタンが追加され、ネストか個別クリップかを選択し挿入することができます。

ネストを個別のクリップとしてタイムラインに挿入できるボタンが追加

ソースパッチから右クリックで割当を選択できます。

ソースパッチから右クリックで割当を選択

タイムラインをトラックごとに縦方向に拡大縮小できるようになりました。特定のトラックを拡大することでウェーブフォームやキーフレームが見やすくなります。

タイムラインをトラックごと個別に縦方向に拡大縮小

「属性のペースト」でモーション、エフェクト、透明度など個別に選択できるようになりました。

「属性のペースト」でモーション、エフェクト、透明度など個別に選択できる

以前はスナップボタンを有効にしていてもインジケーターはスナップしませんでした。環境設定>一般から「スナップが有効になっている場合にタイムラインで再生ヘッドをスナップ」をチェックする事でインジケーターがスナップするようになります。

スナップが有効になっている場合にタイムラインで再生ヘッドをスナップ

リンクとロケート

オフラインになったファイルや、見失ったファイルを見つけるためのウインドウが新しくなりました。オプションを選択し検索をする事で自動的に見つけるか、手動でファイルを選択する事ができます。

Adobe Premiere Pro CC リンクとロケート

マルチカメラ

マルチカメラの同期ポイントにオーディオを選択できるようになりました。オーディオを基準に同期します。

マルチカメラの同期ポイントにオーディオを選択できる

オーディオ

環境設定>オーディオのオーディオプラグインマネージャーでVST3やAppleのAudio Unitsといったエフェクトプラグインを管理できます。

Adobe Premiere Pro CC オーディオプラグインマネージャー

EUCONやMackieコントロールのハードウェアコントロールサーフェスを使用したオートメーションにも対応します。(Audition同様)

EUCONやMackieのコントロールサーフェスにも対応

SpeedGradeとの連携

Premiere内でSpeedGradeと同じプリセットが使えます。調整レイヤーを使う事で複数のクリップに一度に適用できます。

Premiere内でSpeedGradeと同じプリセットが使えます。

ビデオエフェクト>カラー補正>LumetriからSpeedGradeのLookファイルを読めるので、EDLでSpeedGradeに転送しデータのみをPremiereに持ち運び再現するといった使い方も出来るようになります。

SpeedGrade CCについては以前の投稿をご覧ください。

Premiere Proとの連携が強化!次期バージョンAdobe SpeedGrade レビュー

Adobe AfterEffects CCの新機能

MAXON CINEMA 4D Liteが同梱され、3Dのパイプラインが強化されました。AfterEffectsで新規に「MAXON CINEMA 4Dファイル」を作成する事ができます。

Adobe AfterEffects CC 新規に「MAXON CINEMA 4Dファイル」を作成

コンポジションに追加すると自動的にCINEWAREエフェクトが追加されます。

CINEWAREエフェクトについてはこちらをご覧ください。
CINEMA 4Dのシーンが直接利用できる!次期バージョンAdobe AfterEffects レビュー

MAXON CINEMA 4D Lite

AfterEffectsの「オリジナルを編集 Command+E(Mac)Ctrl+E(Win)」でCinema 4D Liteが起動し編集する事ができます。

エッジ調整ツール

ロトブラシではエッジの境界線がシャープです。このエッジを調整するのがエッジ調整ツールです。ロトブラシだけでなくマスクパスにも適用でき、シェイプが移動している場合にも自動で追随します。

エッジ調整ツール

メニューアイコンのロトブラシツールの中から選択します。

メニューアイコンのロトブラシツールの中から選択します。

ワープスタビライザーVFX

ワープスタビライザーが進化しました。詳細からトラックポイントが表示可能で、Shiftを押しながら囲み、Deleteでポイントを消去する事が出来ます。

ワープスタビライザーVFX

モーションをターゲットレイヤーに適用する事も可能になりました。

モーションをターゲットレイヤーに適用する事も可能に

3Dカメラトラッカー

ワープスタビライザーと同様にポイントを囲み削除できるほか、グリッドと原点を設定できるようになりました。

3Dカメラトラッカー グリッドと原点を設定可能

従来と同じように、選択したポイントをヌルや平面として作成し、ファイル>書き出し>MAXON CINEMA 4D ExporterでCINEMA 4Dに転送できます。シーンでオブジェクトを作成しシーンごと持ち込めば簡単にオブジェクトのマッチングが可能です。

CINEMA 4Dでヌルや平面としてポイントを書き出せる

レイヤースナッピング

スナップのチェックボックスをオンにするか、Command(Mac)、Ctrl(Win)を押しながらレイヤーを移動すると別のレイヤーのエッジやアンカーポイントに吸着します。

スナップのチェックボックスをオン

スナップ中はアウトラインが太い赤線で表示され、3Dレイヤーの場合Z軸方向にも移動します。(2Dレイヤーに3Dレイヤーをスナップさせたり、その逆はできません。)

スナップ中はアウトラインが太い赤線で表示

ピクセルモーションブラー

エフェクト>時間>ピクセルモーションブラーからアクセスでき、動きを検知してモーションブラーをかけます。プラグインのReelSmart Motion Blur のような効果です。

ピクセルモーションブラー

バイキュービック リサンプリング

レイヤー>画質にバイリニアとバイキュービックの選択が追加されました。

バイキュービック リサンプリング

キャッシュの消去

編集>キャッシュの消去に「すべてのメモリー&ディスクキャッシュ」が追加されました。

キャッシュの「すべてのメモリー&ディスクキャッシュ」

依存関係

ファイルの整理に関する項目が「依存関係」として一カ所にまとめられています。

ファイルの整理に関する項目が「依存関係」としてまとめられました。

Adobe Prelude CC

大幅な変更はありませんが、機能が一部追加されています。

プロジェクトウインドウでホバースクラブ
プロジェクトウインドウでサムネイル表示が選択でき、ホバースクラブが可能になりました。

Adobe Prelude CC プロジェクトウインドウでホバースクラブ

カスタムメタデータ
インジェスト時にカスタムメタデータを指定できます。

インジェスト時にカスタムメタデータを指定できます。

プリセットを作成し、 必要なメタデータのキーと値を指定します。

プリセットを作成し、 必要なメタデータのキーと値を指定します。

ファイル名変更
インジェスト時にファイル名を変更する事ができます。日付や数値の自動増加をを付与することができます。(トランスコード時は無効)

インジェスト時にファイル名を変更する事ができます。

Adobe Audition CC

ごめんなさい!映像屋なので音の事はよく分かりません; マルチトラック機能の強化や64bit対応など色々機能がアップされているようです。

サウンドリムーバー
周波数をスペクトル表示しブラシ選択ツールで書いた部分のサウンドモデルを抽出し、ノイズを除去出来るそうです。

Adobe Audition CC サウンドリムーバー

プレビューエディター
右上の「プレビューエディターを表示」ボタンで、エフェクトを適用し確定する前のプレビューを表示する事が出来ます。

Adobe Audition CC プレビューエディター

詳しくはAdobe TVをご覧ください。

Adobe謎の最新技術!Adobe MAX 2013 Sneak Peaks

CCが発表されましたが、Adobe Max 2013ではさらに次世代の驚きの技術をチラ見せしています。Adobe Maxと言うとどうしてもWeb開発者のディベロッパーセミナー?なんて思うかもしれませんが、今年からクリエイティブカンファレンスに変わりデザイナー指向のイベントになったようです。実際にMAX参加者も昨年に比べデザイナーが増えているとのことでした。

ここではビジュアル製品に関してピックアップ。

照明効果エフェクト
ライティング効果を別の画像から適用することができます。同じ場所の別の角度からの画像にも適用できます。SpeedGradeのShot Matcherは色の一致ですが、照明の一致?場所と奥行きも解析してるんでしょうか?プロジェクションマッピングしているのか…うーんアメージング…(笑。

さらにAfterEffectsでは別の映像から情報を取得して適用できたり…まさに色泥棒!

Sneak Peek: Playing with Lighting in Photoshop and After Effects | Adobe Technology Sneaks 2013 | Adobe TV

Smiles for All. マルちゃん!

Audition サウンドレイヤー機能
いかにも開発画面!PhotoshopやIllustratorはレイヤーがありますよね。ってことで音も分けちゃいましょう。サウンドリムーバーの逆でその音だけ取り出して別レイヤーにしちゃいます…。ボーカルと伴奏をわけたり。そのうち音も3Dでスカルプティングする時代が来るんでしょうか?

Sneak Peek: Audio Layers | Adobe Technology Sneaks 2013 | Adobe TV

Photoshop パースペクティブワープ
パペットツールとバニシングポイントの融合か?パースをつけるときにピンで固定してそこだけ引っ張ったりできるんです。アレも大きくできるのかな?

Sneak Peek : Perspective Warp in Photoshop | Adobe Technology Sneaks 2013 | Adobe TV

Adobe Max 2013 Sneak Peaksの現地日本語レポートはこちらからご覧頂けます。

スニークピーク速報レポート | ADC Plus

未来の新機能をチラっと見ました | ADC Plus

3 Comments

  1. 石河 慎一 (@ishicaw)

    【ブログ】 新しいAdobe Creative Cloudまとめ![後編] 注目のビデオ製品! http://t.co/U28Cyf4mzq

  2. Pingback: 新しいCreative Cloudまとめ!その1 | MotionWorks.JP

  3. @WIX_DIESEL

    新しいAdobe Creative Cloudまとめ![後編] 注目のビデオ製品! | MotionWorks.JP http://t.co/7nSZdPugtf ついに4K本格対応か。進化のペースが早いよ…

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