MotionWorks.jp | EDIT / VFX / Grading

新しいAdobe Creative Cloudまとめ![前編]

2013年5月7日渋谷東急セルリアンタワーでアドビ Create Now MAX 2013スペシャルイベントが行われました。その模様がストリーミング配信され、Ustreamでアーカイブされています。後編ではストリーミングでは語られなかったビデオ製品の詳細も詳しくご紹介します!

アドビ Create Now MAX 2013スペシャルイベント (Ustream.tv)

Creative Cloudの新機能

Creative Suiteとしての展開は終了し、Creative Cloudに注力していくそうです。CS6はダウンロードで継続販売されますが、新規にバージョンアップする事はありません。新しいCreative Cloudは6/17(日本時間6/18)にリリースされる予定です。

Adobe Creative Cloud ロードマップ

Creative Cloud製品にはCCという名称が付き、新機能とクラウドを利用した機能が搭載されます。開発が終了した時点で新しい機能が搭載され、1年もしくは2年といった開発サイクルに捉われる事なく機能が追加されていきます。Encore、Fireworks、Flash Builder Premium、Lightroom、Acrobat XI Proは従来の形式で引き続き使用する事ができます。

Cloudという名前ですが、アプリケーションは個別にインストールして使用する事になります。認証時とクラウド対応の機能を使う場合はネットワーク環境が必要です。

クラウドへのアクセスが一元化され、ダッシュボードで通知やインストールを管理します。

Creative Cloudの機能をダッシュボードで一元管理

環境設定などをクラウド上に同期し、外出先や異なるマシンでも同一の環境で使用できるようになります。DreamweaverではFTPやサーバーの設定も保存され、面倒な再設定が必要なくなりました。クラウドへの保存はフォルダー同期にも対応し、作業履歴を10日間保存する事もできます。

Webフォントが利用できるTypeKitでは、デスクトップフォントも同期できるようになる予定です。(現在は欧文フォントのみ)

TypeKitではWebフォントだけでなくデスクトップフォントも同期

Kulerが新しく生まれ変わります。Kuler iPhoneアプリケーションで好きなときに好きな場所で色をキャプチャーし、クラウドに同期できます。 Illustratorと組み合わせ、カラーテーマを素早く作成できます。

新しくなったKulerでカラーテーマを同期

もう一つの目玉がBehanceです。BehanceはデザイナーのためのオンラインSNSポートフォリオサイトで、2013年5月18日にBehance Japan Community First Portfolio Review 2013が開催されます。


Behance Japan Community First Portfolio Review 2013

Behance Japan Community First Portfolio Review 2013

Illustrator CCの新機能

文字タッチツールでフォント情報を維持したまま、一文字づつ個別に位置調整や拡大回転など出来るようになります。

Illustrator CCでは1文字づつ調整可能に

ブラシに簡単にビットマップが使用でき、植物等有機的なデザインが可能になりました。

Illustrator CC ブラシにビットマップを適用できる。

その他パターンブラシの角の自動生成やスピーディーなあいまい検索によるフォントサーチ、CSSの書き出し、ファイルのパッケージ機能などが含まれます。

Photoshop CCの新機能

Camera Rawがフィルターとして動作し、スマートオブジェクトに適用する事で従来のような色補正やパースの修正が非破壊で行えます。

Photoshop CC Camera Rawがフィルターになった。

シャープフィルターやアップサンプリングのアルゴリズムの改善でノイズの低減やディテールが保持されます。

Photoshop CC アルゴリズムの改善でノイズの低減

もう一つの大きな特徴がシャープフィルターの「ぶれの軽減」です。シャッターを押したときに発生する手ぶれの軽減で、ぶれた方向を検知し元に修復します。あくまでも手ぶれの補正で、ピンボケなどには効果がありません。

Photoshop CC 「ぶれの軽減」フィルター

露出不足でシャッタースピードが遅い場合、手ぶれが発生する可能性が高まります。手ぶれで使えなかった古い写真もこのフィルターで蘇るかもしれません。Photoshop Magicですね。

ウェブアプリケーションの新機能

マルチプラットフォームになり、様々なデバイスに対応する必要があります。その中で重要な技術がWebテクノロジーです。進化したDreamweaver CCや64bit化したFlash Professional CC、Museに加え、 Creative CloudではEdgeツールを使用する事が出来ます。(無償メンバーシップも利用可能です。)

Edgeツールは最新の技術に対応した直感的なWebアプリケーション作成ツールです。デバイスは日々進化し、新しい画面サイズが登場し、それに対応しなければなりません。

ウェブ技術は日々進化しています。

Edge Reflow

Edge Reflowは従来は複雑なCSSを書かなければならなかったレスポンシブデザインに特化したビジュアルツールです。「レスポンシブデザインってなに?」という方はこのサイトを横にキュッと縮めてみてください。(PCでご覧ください)幅に応じてレイアウトが変化します。これがレスポンシブデザインです。ある幅のときにサイドバーが下にずれると思います。この点がブレークポイントです。

Edge Reflowではこのブレークポイントを自由に設定できます。今まではデバイスに合わせてレイアウトし、デバイスのエージェントを変更しそれぞれの機器に合わせなければなりませんでした。

Edge Reflow レスポンシブデザインツール

Edge Inspect

Edge Inspectはクラウドを利用し、レイアウトの変更が瞬時にモバイルデバイスに反映されます。これまではデバイス用に書き出したり、サーバーを用意してアップロードしてという手順が必要でした。

Edge Animate

Edge AnimateはAfterEffectsのようなタイムラインエディタを使用してグラフィカルなHTMLコンテンツを作成できます。次のアップデートではモーションパスが利用できるようになる予定です。

Edge Animate モーションパスが使えるようになる。

Edge Code

Edge Codeはコーディングツールです。EDGEツールを利用してもコードを書く必要が無くなった訳ではありません。軽量で最新機能に対応したコーディングツールが必要で、Edge Codeはオープンソースプロジェクト「Brackets」のパッケージ版になります。機能拡張やカスタマイズを自ら行う事もできます。

Edge Code

初年度がお得になるキャンペーンやCreative Cloud 1周年記念のキャンペーンなどが行われています。

アドビ キャンペーン/特別提供情報 | Adobe

新しいAdobe Creative Cloudまとめ![後編] 注目のビデオ製品!に続きます。

 

1 Comment

  1. Yuichi Nosse (@NoxFromAteam)

    手ぶれフィルター!!楽しみ(笑)RT @ishicaw: 【ブログ】 新しいAdobe Creative Cloudまとめ![前編] http://t.co/HGqCw3LD78

コメントを残す