NAB 2013 : Adobe Prelude CC の新機能
メタデータの入力がテンプレートでカスタマイズでき、高速にインジェストを行えるようになる他、Adobe Anywhere for videoとの連携でコラボレーションツールとしての側面も見えてきました。単に素材を取り込む、ラフカットを作成するという以外にも注目のツールです。
ページコンテンツ
メタデータテンプレート
ポストプロダクションに必要なメタデータを正確に取得します。カスタムメタデータテンプレートを作成することができ、ワークフローに必要な情報を簡単に収集できます。
Adobe Prelude Overview | Adobe at NAB 2013 | Adobe TV
インジェスト時のファイル名の変更
インジェスト時にファイル名を自動的にリネームする設定が可能になり、簡単に検索ができるようになります。
ラフカットをエクスポート
ラフカットをプレリュードからAdobe Media Encoderに直接エクスポートすることで、素早く配布し共有することができます。任意の時点で「Adobe Premiere Proに送信」を選択し、編集用のシーケンスを作成することが可能です。
サムネイルをホバースクラブ
プロジェクトパネルでクリップを確認する際にサムネイルをホバースクラブできます。中身を見るためにクリップを開く必要はありません。クリップをクリックしアクティブにした後、標準的なキーボードコマンドで再生コントロールができます。
スクリプトをメタデータに転換
アドビストーリーPlusのスクリプトで作業する場合、検索可能なメタデータをとしてそのリンクをシーンにドラッグアンドドロップできます。また、Adobe Media Encoder経由でスピーチ トランスクリプション マーカーを作成でき、特定のワードの検索が可能になります。
Adobe Premiere Pro and Prelude: Faster Editing Based on a Script | Adobe at NAB 2013 | Adobe TV
注意:アドビストーリーPlusはクリエイティブクラウドの一部として利用可能です。(英語)
グローイングファイルのサポート
グローイング(増加していく)ファイルのサポートはインジェストとロギングの時間を節約します。プロダクション業務を続けながらポストプロダクションと編集を開始できます。ライブの放送番組などに最適で、フッテージがOmneon社のメディアグリッドやSienna社のピクチャーレディのようなシステムによって記録される場合、プレリュードはどのファイルが増えているかをチェックし続けます。オートマチックリフレッシュのオプションで自動的にファイルをリフレッシュします。
選択されたビンに直接ファイルをインジェスト
はじめにビンを設定してからインジェストすることで、後でメディアを整理する手間が省けます。
ソニーXMPilotメタデータのサポート
撮影時に追加されたマーカーとともにメタデータを直接インジェストします。
Adobe Anywhereでチームコラボレーションが可能に
プレリュードはAdobe Anywhereに統合され、分散したチームのコラボレーションに威力を発揮します。ロケーションにとらわれること無く、認証を得てリモートサーバへのファイルを取り込みやロギングを行うことができます。
注意;Adobe Anywhere for videoは別途購入し実装する必要があります。
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