IBCで発表され、リリースされたDaVinci Resolve 10 ベータの新機能一覧はこちら。
2013年4月8日 -NAB 2013でDaVinci Resolve 10が発表されました。DaVinci Resolve 10は2013 Q3に利用可能となり、既存のユーザーは無償アップグレードになる予定です。
オンセットの機能の強化
Resolve Live機能が搭載され、オンセットの機能が強化されます。直接ライブビデオ入力からカラーグレーディングでき、グレーディングデータは保存され、カメラファイルがロードされたときに再リンクします。
編集機能の強化
編集機能が強化されます。新しい編集機能では、タイムライン上で無制限のビデオおよびオーディオトラック使用でき、クリップごとに16チャンネルのオーディオの完全なマルチトラック編集が含まれています。オーディオはタイムラインに独立してドラッグでき、同期やトリミングができます。
他の編集の新機能は広範囲にわたり、リップル、ロール、スライド、スリップ、トリミングのサポートが含まれます。また、ビュアーは分割表示が可能で、隣接するクリップのイン点とアウト点を示します。 また、編集では、複数のフォント、サイズ、ドロップシャドウとXYポジショニングを使用した静止画、下1/3、クロールとスクロールのパワフルなタイトルツールも使用できます。 タイムラインでは複数のビデオおよびオーディオトラックを含む複合クリップがサポートされます。 さらにDaVinci Resolve 10では、メディアプール、編集タイムラインで左右のクリップを完全にサポートし、ステレオスコピック3Dプロジェクトに使用する事ができます。タイムコード、リール名を使用して左と右を自動的に関連付けます。
カラーコレクション機能の強化
カラーコレクションの機能もアップグレードされます。業界標準OpenFXプラグインがサポートされ、クリップごとのプラグインは無制限です。 コレクターノードに対してのパワーウインドウが無制限になり、新しいグラデーションパワーウインドウはカラリストが簡単にイメージに対し、全体にグラデーションを追加することができます。 その他のカラーコレクションの機能では、トラッキングデータとモーションエフェクトのコピーペースト、空間的および時間的ノイズリダクションとモーションブラー効果を含みます。
デリバー機能の強化
プロジェクトのデリバリーでは、デリバーウインドウタイムラインにフルオーディオトラックが表示できます。EasyDCPが統合され、劇場への配信のためにデジタルシネマパッケージをプロジェクトのタイムラインから直接レンダリングすることができます。 カメラのRAWファイルから最高品質の32ビット浮動小数点でダイレクトにデジタルシネマパッケージファイルへレンダリングできます。この機能を有効にするには、EasyDCPからライセンスを購入する必要があります。 DaVinci Resolve 10では追加のメディアタイプをサポートしており、JPEG2000のデコードとエンコード、AVIクリップデコード、再生などがあります。
コメント
DaVinci Resolveで完パケ一歩手前までいけそう。ゲームチェンジャーはこっちでは。 RT NAB 2013 : Blackmagic Design DaVinci Resolve 10を発表 http://t.co/CdvI2oTQWq via @ishicaw