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Autodesk Smoke For Mac OS XはMac miniでも動作します。

注意:現在のコンフィグレーションではMac miniは外されています。(2013.02.01)
Autodesk Smoke For Mac OS Xのシステム動作環境が2012バージョンからMacPro以外の最新ハードウェアにも対応しています。従来はNvidiaのグラフィックカード以外サポートしていなかったのですが、ATI(AMD)にも対応し、デスクトップの表示領域が1440×900(以前は1920×1200もしくは2560×1600のみ)をサポートすることでPro以外の機器でも動作するようになりました。
動作可能なMacは、64bit Intelプロセッサーの

  • Mac Pro:Early 2008, Early 2009, Mid 2010
  • MacBook Pro:Mid 2010 Early 2011
  • iMac:Late 2009, Mid 2010, Mid 2011
  • Mac mini:Mid 2010
  • OSX 10.6.6、10.6.7および10.7.1
  • 4GBのRAM(8GB以上を推奨)
  • 3GBのディスクスペース
  • US キーボード
  • Wacom タブレット

これらは使用最低条件で、Nvidiaのグラフィックカードを使用し、高速なCPUおよび大容量のRAMを積んだ場合さらにパフォーマンスは向上します。また、Mac miniの場合Intelグラフィックでは動作しません。
Autodesk Smokeでは内部的に動画をDPXで扱います。そのため十分なストレージの転送帯域がないとリアルタイムに再生することができません。
Mac Proの場合、PCIeバスにアダプターを入れることでファイバーチャネルもしくはSAS Raidなどで高速のストレージを接続することができます。しかし、Macmini、iMac、MacBookProにはPCIeバスがありません。この場合、Pegasus R6などのThunderbolt接続で十分な帯域を得ることができます。(逆に言うとMacPro以外で作業する場合、Thunderboltが必須ということになります。)
ストレージの転送レート等のガイドラインはこちら。
Autodesk Smoke 2012 for Mac OS X Storage Guidelines(PDF)

MacProであるアドバンテージ

CPUが高速であること、Nvidiaのグラフィックカードが使用できることが挙げられます。最もポピュラーなプラグインであるGenarts SapphireおよびMonsterGTはNVidiaのCUDAでアクセラレートされます。さらにVTR入出力はAJAのKONA3およびKONA3Gのみの対応です。今現在、Thunderboltキャプチャーデバイス等は使用できないのでSDIなどで入出力を必要とする場合、MacPro以外の選択肢はありません。
使用プラットフォームが増えたことは喜ばしいことで、MacBookProで可搬性を上げたり、iMacやMacminiで省スペースで運用することが可能になります。筐体とソフトウェアの価格差は鬼のようにありますが…。
Autodesk® Smoke® For Mac OS® X 製品体験版(30日間)
Autodesk® Smoke® For Mac OS® X 動作環境(英語)

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