Autodesk Smoke 2013 プレリリーストライアル6がリリースされています。
Autodesk Smoke 2013 プレリリーストライアル 5で使用していたプロジェクトは、変換することなく Autodesk Smoke 2013 プレリリーストライアル 6で直接読み込むことができます。Smoke 2013 プレリリーストライアル 6をインストールする前に、Autodesk Smoke 2013 プレリリーストライアル 5をアンインストールすることをお勧めします。
Autodesk Smoke 2013 プレリリーストライアル6では最適な再生パフォーマンスを実現するには、メディアストレージの場所(例えば、外部Thunderboltドライブまたは高速なディスクアレイなど)とは別のストレージ・ボリューム/パーティションにAutodesk Smoke プレリリーストライアル6をインストールすることをお勧めします。
Smoke 2013 Trial – Free Trial – Download Smoke Trial – Autodesk
プレリリーストライアル6では以下の内容が変更されています。
一般的な機能の強化
インポート、エクスポートの新機能。
編集の機能強化。
一般的な機能の強化
作業中のソースまたはシーケンスタイムラインをメディアパネルとサムネイルビューで簡単に見つけることができます。タイムラインのソースもしくはシーケンスタブをダブルクリックすると、メディアパネルとサムネイルビューの該当するクリップがハイライトします。
タイムライン上のセグメントを右クリックしReveal > Clip in Media Panelでメディアパネル上で該当するクリップ、 Reveal > Segment in Media Panelで使用されているセグメントソースを見つけることもできます。
シーケンスタイムライン上でVersion+ と Track+ ボタンを使って、簡単にバージョンとトラックを追加できます。(右クリック>Newからもアクセスできます。)
Media Library 直下のフォルダは「ライブラリ」と呼ばれ、他のフォルダと扱いが変わります。Close Libraryを選択する事で「ライブラリ」を閉じ、メモリーを解放する事ができます。Open Libraryを選択するか、ダブルクリックする事で再度アクセスが可能になります。
フルスクリーン プレビューのクリップリールの表示、非表示が選択できるようになりました。Player Options から Show Play Reel を選択できます。
プレイヤービューアにあるイメージをクリックしドラッグすることで、スクラブすることができます。フルスクリーン以外でのプレイヤではスクラブゾーンはイメージの下部になります。
最後にレンダリンクされたクリップは、サムネイルビューで青いアウトラインが表示されます。
タイムラインを右クリックし Match > Content and Keep Handlesを選択する事で、のりしろを維持したままクリップのコピーをすることができます。
LUT を適用できる箇所ではいずれの場所でも16-bit フローティングポイントメディアに3D LUT を適用することができるようになりました。ですが、16-bit 整数メディア (DPXやTIFFのような) から 16-bit フローティングポイントに変換する場合には、3D LUT を適用することはできません。
解像度のプリセットボックスに、RED や ARRI のような一般的なデジタルカメラ用の解像度プリセットがリストされました。
Shared Folders は Shared Librariesと呼ばれます。
インポートの新機能
メディアハブのパフォーマンスが改善されています。Avid MXFファイルや複数レイヤー構造のOpenEXR ファイルがあるディレクトリをブラウズするときにディレクトリの表示が早くなりました。
インポートの改善:メディアとマットを同時にインポートする際にMediaHub>Files>General>Create Matte Container が有効な場合では、LUTはメディアのみの適用され、マットには適用されません。
ADX 16i ワークフローのサポート
今まではADX(Academy Density Exchange Encoding)16iをアプリケーションがネイティブで対応していなかったため16fp へのカラー変換を要求されました。
今回のリリースではExport ウインドウで逆の変換をする事で(16fp to 16i) アプリケーションで編集されていないフレームのオリジナルメディアとのリンクが有効になります。
注意:以前のリリースで16iから16fp へのカラー変換でインポートされたされたメディアでは機能しません。
エクスポートの新機能
エクスポートにYUV Headroom オプションが付きました。インポートでYUV Headroom オプションが有効になった素材を同じ状態でエクスポートすることができます。
エンコーダーの改善:マルチスレッドプロセッシングにより、 DNxHDのMXFファイルのエクスポートが早くなりました。
オーディオ:シーケンスでビデオトラックをミュートすると、エクスポートされたクリップもミュートされます。
クリエイティブツールの新機能
2D Transform ノードでインプットにマットを接続することなくマットを作ることができます。
編集の新機能
ソースのプレイヤー画面からタイムラインまたはメディアパネルにドラッグ&ドロップできるようになりました。
タイムラインで検索するとき、選択されたタイムラインのエレメントの情報から自動的に検索条件を追加することができます。
Autodesk Smoke 2013 PRTの詳細についてはリリースノートを参照してください。
Help – WikiHelp
プレリリース版の新機能についての日本語の詳細はこちらをご覧ください。
AREA JAPAN : Autodesk Smoke 2013 プレリリース6 ドキュメント (pdf)
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