NDI Tools バージョン3.8 アップデート
NDI ToolsおよびSDKが3.8にアップデートしています。
NDI Toolsを使用すると、PCの操作画面を配信や録画したり、Webカムのソースとしてデスクトップ画面を利用することができるようになります。
NDI ToolsにはVLC用のプラグインやAdobe Creative Cloud用のプラグインが含まれ、それらのアプリケーションを使っている場合はすぐに利用できます。
また、NDI ToolsのVirtual Inputを使うとSkypeやZoomなどのWebカメラの入力の代わりに、NDIのソース(デスクトップやアプリケーションやゲームの操作画面や映像出力など)を使うことができるようになります。
注:NDIはネットワークにビデオを配信するためのプロトコルです。配信や録画には別途対応したアプリケーションが必要です。NDI Toolsは他のアプリケーションにソースを受け渡す役割をしますが、アプリケーション側でNDIが利用可能の場合のみ使用できます。
NDI Toolsについて詳しくはこちらをご覧ください。
NewTek NDI ツール 3.6 「ライブプロダクションの可能性は無限大!」
NDI Tools バージョン3.8 での変更点は以下の通りです。
NDI Toolsには多くの改良点があり、Windowsやクロスプラットフォームでのパフォーマンスが向上しています。
- NDI Tools スキャンコンバータはゲームキャプチャのための高フレームレートのスクリーンキャプチャをサポートしています。
- NDI Tools スタジオモニターでは同様に高フレームレートの再生をサポートしました。
- NDI Tools バーチャルインプットでは、Windows 10およびそれ以前のバージョン用の個別の署名付きドライバがあり、すべてのWindowsバージョンで正しく動作することができます。
- Mac版とLinux版のNDIでパフォーマンスが大幅に向上し、Windows版とほとんど同じオプションをサポートしています。
- 複雑なネットワークに複数のソースがある場合、サーバーを経由しないためNDIのソースを発見するのに時間がかかります。新しいバージョンでは、これらの発見と最適化のプロセスに重点を置き、全ての処理方法において劇的にパフォーマンスが向上しています。
SKDではこれらのライブラリやルーティング、拡張されたサンプルコードやその凡例などが含まれます。パフォーマンスと大きな改善を含むため、開発者には新しい3.8での更新を推奨しています。
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