Unreal Engine 4.21でAJAとBlackmagic Designのビデオカード入出力をサポート
Epic GamesのUnreal Engine 4.2で利用可能になったAJAのビデオカードに加え、4.21ではBlackmagic Designのビデオカードによる入出力をサポートしています。
ゲーム向けに開発されたUnreal Engineは、現在では仮想現実(VR)から拡張現実(AR)まであらゆるものに使用されています。
現在サポートされているビデオカードは以下の通りです。
AJA
- Kona 4 (4Kモード)
- Corvid 44
AJA 社のビデオ I/O が Unreal Engine 4.20 の組み込みに対応
Blackmagic Design
- DeckLink 4K Extreme 12G
- DeckLink Duo 2
- DeckLink 8K Pro
アンリアル・エンジン、DeckLinkシリーズに対応。DeckLink SDKはマーケットプレイスから入手可能
これらのカードをアプリケーションで使用するには、マーケットプレイスから無償のプラグインをダウンロードします。マーケットプレイスで「media player」で検索すると表示されます。
プラグインでは以下の機能が使用できます。
- リアルタイムビデオ、オーディオ、タイムコード入力をサポート
- キーとフィルの同時出力をサポート
- Unreal Engineでレンダリングされた画像をSDI経由で出力
- YUVファイルを読み込み、8ビットまたは10ビットRGBのいずれかに変換
- Unreal Engineをビデオ入力またはゲンロックでビデオ出力と同期
- 1080p60 HDまでのプログレッシブおよびインターレースHDのサポート
(将来のリリースでは4kサポートが予定) - オーディオとタイムコードの読み込み機能
- Unreal Engineのタイムコードとの入力同期
- Blackmagic Media ExpressでSDI入力をキャプチャ
- Blackmagic Media ExpressソフトウェアによるUnreal Engineのタイムコードの制御
AJA ビデオカードを使用する場合はAJA Control Roomを使用してキャプチャと再生を行えます。
Blackmagic Media Expressソフトウェアはドライバーソフトウェアに含まれます。
詳しくはUnreal Engeneのページをご覧ください。