Avid Media Composer 2018.10の新機能

Avid Media Composer v2018.10の新機能

2018.10.24 Avid Media Composer v2018.10がリリースされました。

このリリースでは次の新機能が追加されています。

  • Mac OS Mojave サポート
  • Panasonic AVC-LongGフォーマットのサポートの追加
  • カラーマネジメントLUTのアップデート
  • 色空間プリセットの追加

 

 

Mac OS Mojave サポート

Mac OS v10.14(Mojave)がオペレーティングシステムのサポートリストに追加されました。

 

注:現時点でMedia ComposerとPro Toolsが同じシステムにインストールされている場合は、Mac OS v10.14にアップデートすることはお勧めしません。

 

Panasonic AVC-LongGフォーマットのサポートの追加

このリリースでは、AVC-LongGフォーマットのサポートが追加されました。下の表は、メディアの作成とリンクに使用できるAVC-LongG形式を示しています。 AVC-LongGにリンクするには、最新のPanasonic Pluginがインストールされている必要があります。

Panasonic P2 Plugin ページを参照して下さい。

 

注:1080p / 50および1080p / 59.94のプロジェクトの場合、メディアクリエーションに表示されるAVC Long Gフォーマットは、AVC Long GOP 12AVC Long GOP 50としてリストされます。パナソニックの仕様書によると、技術的には、これらの形式は実際にはAVC Long GOP 6AVC Long GOP 25です。1080p / 50および1080p / 59.94プロジェクトではビットレートが2倍になるため、この様に表示されます。

 

解像度とプロジェクトフォーマット

AVC Long-GOP G6
720p / 50
720p / 59.94
1080i / 50
1080i / 59.94
1080p / 23
1080p / 25
1080p / 29
1080p / 50
1080p / 59.94

AVC Long-GOP G12
720p / 50
720p / 59.94
1080i / 50
1080i / 59.94
1080p / 23
1080p / 25
1080p / 29

AVC Long-GOP G25
720p / 50
720p / 59.94
1080i / 50
1080i / 59.94
1080p / 23
1080p / 25
1080p / 29
1080p / 50
1080p / 59.94

AVC Long-GOP G50
720p / 50
720p / 59.94
1080i / 50
1080i / 59.94
1080p / 23
1080p / 25
1080p / 29

 

カラーマネジメントLUTのアップデート

このバージョンでは、PQ 2020とHLG 2020間のBT.2100カラー変換は、BT.2390(1000nits)仕様に従い行われます。これにより、双方に変換が可能になり、モニタセットに応じて見た目の出力が正確になります。

たとえば、PQからHLGへの変換ではモニタをHLGカーブに設定し、HLGからPQへの変換ではモニタをPQカーブに設定する必要があります。

 

色空間プリセットの追加

このリリースではプログレッシブHDプロジェクトで、より多くのカラースペースとトランスファー特性を利用できます。新しいプログレッシブHDプロジェクトを作成すると、追加のプリセットを使用できます。

 

カラースペース

 

Avid Media Composer 2018 Documentation

2018バージョンでフィックスされた不具合はこちら

MediaComposer2018Fixe(PDF 英語)

 

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