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DaVinci Resolve 16 編集 マスタータイムライン

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マスタータイムライン

以前のバージョンのDaVinci Resolveにはマスタータイムラインがありました。マスタータイムラインは、メディアプール内のすべてのクリップを1つのタイムラインで、タイムコードで昇順に並べます。

マスタータイムラインはさまざまなタスクに役立ちますが、アーキテクチャーの改善により不要になり、DaVinci Resolveバージョン10以降で作成された新しいプロジェクトには表示されません。

マスタータイムラインを使用するには、新しいプロジェクトを作成し、メディアプールにメディアを追加する前に設定する必要があります。メディアプールにクリップを追加すると、このオプションは無効になります。

マスタータイムラインを作成する

「プロジェクト設定」>「一般オプション」>「カラー」にマスタータイムラインのオプションがあります。

新規プロジェクトを作成して「プロジェクト設定」>「一般オプション」>「カラー」項目の「マスタータイムラインとメディアプールを自動マッチ」をオンにします。

すべてのクリップでリモートバージョンを使用する

「タイムラインの新規クリップでローカルバージョンを使用」をオフにすると、すべてのクリップでリモートバージョンを使用します。

マスタータイムラインと通常のタイムラインの違い

クリップをインポートするとマスタータイムラインが自動的に作成されます。

新規タイムラインを作成するときにクリップをタイムコード順に選択し、「タイムラインを空にする」のチェックを外すと、同じ様に並べることができますが、タイムラインを作成した後には自動でクリップは追加されません。

一方、マスタータイムラインではクリップが追加自動的に追加されます。

マスタータイムラインはトラックの追加や編集はできませんが、グレーディングを行う事は可能です。

マスタータイムライン
上が通常のタイムラインで下がマスタータイムライン

メディアプールからクリップを削除すると、通常のタイムラインはオフラインクリップになり、マスタータイムラインでは消去されます。

Tips:プロジェクトを新しく作成するときに常にマスタータイムラインを有効にするには、新しいプロジェクト設定プリ​​セットを作成することで簡単に切り替えることができます。

マスタータイムラインは、デジタルデイリーの作成など、編集が行われていないメディアを整理するのに便利で、タイムコードの範囲で同じようなクリップを見つける場合にも役立ちます。

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