DaVinci Resolve ユーザー会 レポート!PMを交えQ&Aセッション
After NAB Showが5月18日 大阪で、19、20日には東京で開催されましたが、その合間を縫って 5月18日にBlackmagic Design 新宿ショールームにてFacebookユーザーグループ 「DaVinci Resolve User Group JAPAN」のユーザー会が行われました!
DaVinci Resolve プロダクトマネージャー ピーター氏を囲み、DaVinci Resolve 12.5の新機能の説明とQ&A。事前にユーザーグループでとったアンケートを元に、インターセプター 田巻氏がメインの司会を務め、ピーター氏に直接質問!とても濃い内容のセッションが行われました。ここでVer 12.5の新機能の一部をほんの少しご紹介。
Fusion Connect
VFX コンポジティング ソフトウェア Fusionとの連携が行えます!(無償版でも使えますが、解像度や機能の制限有り)
エディットページのタイムラインからクリップを右クリックし、「新規Fusionクリップを作成」を選択。
ポップアップしたメニューからフォーマット、コーデック、ロケーションを選択して書き出すと、Fusionクリップとしてメディアプールに表示されます。(「Fusion コネクトクリップを開く」にチェックが入っていると自動的にFusionが立ち上がります。)
手動でFusionを起動する場合は、タイムラインからクリップを右クリックするか、メディアプールのクリップを右クリックして「Fusionコネクト」から起動可能です。
Fusionで効果をかけてレンダリングすると、すぐにResolveに反映!
カラーページのカラーホイールにTempとTintが追加
今まではカメラ設定でカメラのメタデータに記録された色温度しか調整出来ませんでしたが、カラーページのカラーホイールからTempertureの調整が可能になりました。(相対値なので、厳密にケルビンの値を指している訳ではありません。)
ABカメラのマッチングなど、迅速に調整できるようになります。
デインターレース
「クリップ属性」にデインターレース(インターレース解除)が追加されました。結構綺麗。エンジニアが数ヶ月かけて設計したそうです!
ARRIカメラのCDLを1クリックで適用可能
ARRIのカメラ側で調整したカラーデータを、カラーページの「ARRI CDLを適用」からノードに適用可能になりました。ノードに適用されるので、前後にさらにノードを追加し調整できます。
その他Resolve FXなど、数多くの新機能が追加されています。
Q&Aの内容を含め、ユーザー会のレポートをFacebookユーザーグループ DaVinci Resolve User Group JAPAN(DRUG-J)に書いていますので、詳しくはそちらをご参照ください。
グループへの参加はこちらから。(Facebookユーザーかつ、ユーザーグループの登録には申請が必要です。)
ここ数年、毎年InterBEEの会場でもDaVinci Resolve ユーザー会が行われています!ご興味のある方は是非ご参加を。
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