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Flame Family 2017 Service Pack 1 リリース

2016/6/1 Flame ファミリー製品の2017サービスパック1がリリースされました。このリリースには重要なバグの修正と新機能が含まれます。
ソフトウェアのシステム要件については、以下のページを参照してください。
Flame: http://www.autodesk.com/flame-sysreqs
Flare: http://www.autodesk.com/flare-sysreqs
Flame Assist: http://www.autodesk.com/flameassist-sysreqs
Lustre: http://www.autodesk.com/lustre-sysreqs

CentOS 7.2のサポート

Flame ファミリー製品の2017サービスパック1では新しいDKU(ver. 11.0.1)で、Linuxワークステーション上においてCentOS 7.2オペレーティングシステムをサポートします。 DKUとカスタマイズされたCentOSのイメージファイルは上記のシステム要件のページからダウンロードすることができます。
CentOS 7.2システム上にインストールする際に注意すべき点が幾つかあります。
CentOS / Red Hat 6とCentOS7ワークステーション間でNFSは非互換性です。Red Hat 6.2ではCentOS 7.2のワークステーションからNFS経由でデータを読み取ることができません。
Red HatのシステムドライブをCentOSにアップグレードすることはできません。古いシステムドライブをバックアップとして維持し、システムドライブを新規または交換してCentOS 7.2をインストールすることをお勧めします。
CentOSのインストーラを実行する前に、すべての他のディスク(セカンドドライブ、RAIDディスク、SANボリュームなど)を切断する必要があります。
詳細はFlame Family Installation Guideをご覧下さい。

CentOS 7.2でShotgunを使用する

CentOS 7.2に付属するQTライブラリは、Flame- Shotgunインテグレーションでサポートされていません。そのため、Shotgun ウェブブラウザ インテグレーションとデスクトップラウンチャをCentOS 7.2で使用するために以下の方法があります。
ShotgunデスクトップラウンチャでサポートされていないQTライブラリの使用を停止するために、コマンドラインでコマンドを入力しShotgunデスクトップラウンチャを起動します。
unset QT_PLUGIN_PATH or unsetenv QT_PLUGIN_PATH
適切なライブラリにリダイレクトするために以下のコマンドを入力します。
sudo ln -s /usr/lib64/libffi.so.6.0.1 /usr/lib64/libffi.so.5
サポートされていないQTライブラリに関するWebブラウザのエラーを無効にするために、Webブラウザを起動するときにシェルから以下のコマンドを入力します。
unset QT_PLUGIN_PATH or unsetenv QT_PLUGIN_PATH

Red Hat OSのサポートの終了

Flame ファミリー2017(およびそのサービスパックとエクステンション)がRed Hat Enterprise Linuxをサポートする最後のリリースになります。それ以降、Autodesk Flame ファミリーでは推奨されるLinux OSとしてCentOSがサポートされます。Autodeskは2018バージョンのすべてのプラットフォームでRed Hat OSのサポートを終了します。
Flame ファミリー2018は第一世代のシステムのHP8600とZ800上で実行できせん。このハードウェアを所有し、Flame ファミリー2018を実行する場合、新しいハードウェアを購入する必要があります。
HPのZ800(第2世代)、HPのz820、およびHP z840を所有し、Flame ファミリー2018を実行する場合は(無料の)CentOSをインストールし、オートデスクが発行する新しいライセンスを要求する必要があります。

セントラルインストールのアップデート

セントラルインストールを使用すると、中央のファイルシステムにアプリケーションがインストールされ、クライアントコンピュータでは、ローカルにインストールされたかのようにアプリケーションを実行することができます。 2017 Service Pack 1ではアプリケーションの終了と再起動の時間を短縮するために、アプリケーション終了時にバックグラウンドサービスを停止しなくなりました。
セントラルインストールの詳細については、Flame Family Advanced Configuration Guideをご覧下さい。

その他の新機能

Flame ファミリー 2017サービスパック1では最新のARRIRAW 5.3とRED 6.1のSDKに対応し、ARRIとREDメディアのサポートが統合されています。
 
 
Flame Family 2017 Service Pack 1 Release Notes
 
 

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