「メモリを増設したいけれど、DDR4とDDR3の違いがわからない」「自分のPCがDDR4対応かどうかの確認方法を知りたい」「DaVinci Resolveが重くなってきたのでメモリを追加したいが、どれを選べばいいかわからない」——メモリの規格は種類が多く、選び方で迷う方は少なくありません。
映像制作の現場では、DaVinci ResolveのFusionページやAfter Effectsを使った作業でメモリを大量に消費します。メモリ容量が不足するとプレビューが止まる・レンダリングが遅くなる・アプリがクラッシュするといった問題が起きやすくなります。メモリの規格を正しく理解した上で増設することで、こうした問題を解消できます。
この記事では、DDR4の基本的な意味からDDR3との違い・互換性の確認方法・増設時の注意点まで、実務的な観点でわかりやすく解説します。
DDR4とは?パソコン用メモリ規格のひとつ

DDR4はDDR SDRAMの世代のひとつ
DDR4(Double Data Rate 4)は、パソコンの主記憶装置として使われるSDRAMの規格のひとつです。DDR SDRAMは世代を重ねるごとに転送速度・省電力性・容量が向上しており、DDR1→DDR2→DDR3→DDR4→DDR5という順番で進化してきました。
パソコンの一時記憶装置として使われるメモリ規格
DDR4はCPUが処理するデータを一時的に保管するためのメモリ(RAM)の規格です。SSDやHDDと異なり、電源を切るとデータが消える「揮発性メモリ」であり、処理の高速化に特化した設計になっています。
DDR3より新しい世代のメモリ
DDR4は2014年頃から一般向けPCへの搭載が始まり、DDR3の後継規格として普及しました。2020年代前半まで幅広いPCに採用されており、現在でも多くのデスクトップPC・ノートPCで使われているメモリ規格です。
デスクトップPCやノートPCで使われる
DDR4はデスクトップPC・ノートPC・ワークステーションなど幅広い用途のPCに搭載されています。ただしデスクトップ用とノートPC用ではモジュールの物理的なサイズが異なるため、選ぶ際には自分のPCの種類に合ったモジュールを選択する必要があります。
そもそもメモリとは?

HDDやSSDから読み出したデータを一時的に保持するパーツ
メモリ(RAM:Random Access Memory)は、CPUが処理するデータを一時的に保管するパーツです。SSDやHDDのデータを直接CPUが処理するには読み書き速度が遅すぎるため、使用頻度の高いデータをメモリに展開してCPUから高速にアクセスできる状態にしています。
作業中のデータを一時的に展開する役割
DaVinci Resolveでタイムラインを開いている間、プロジェクトデータ・カラーグレードの処理情報・プレビュー用のフレームデータがメモリ上に展開されます。メモリ容量が多いほど、より多くのデータを同時に保持できます。
電源を切るとメモリ上のデータは消える
メモリは揮発性メモリのため、PCをシャットダウンするとメモリ上のデータはすべて消去されます。これはSSDやHDDに保存されたデータが消えないこととは異なります。作業中のデータはSSDなどのストレージに保存する必要があります。
容量が不足するとPCの動作が遅くなりやすい
メモリが不足すると、WindowsはSSDやHDDの一部を「仮想メモリ」として使い始めます。ストレージはメモリより読み書きが遅いため、仮想メモリの使用量が増えるとPCの動作が著しく遅くなります。DaVinci Resolveのプレビューがカクつく原因のひとつがこのメモリ不足によるものです。
DDR4とDDR3の違い

DDR4とDDR3の技術的な違いと実用上の差異を理解しておくことで、適切なメモリ選びができます。
DDR4はDDR3より後に登場したメモリ規格
DDR3は2007年頃から普及した規格で、DDR4は2014年頃から一般向けPCへの搭載が進みました。世代が新しいほど性能と省電力性が向上しています。
処理速度や転送速度に違いがある
DDR3の最大転送速度は規格上2,133MT/s前後が上限であるのに対し、DDR4は3,200MT/s以上のモデルが多く存在し、より高速なデータ転送が可能です。DaVinci Resolveのノイズリダクション処理などメモリ帯域幅を多く使う作業では、DDR4の帯域幅の広さが効果を発揮することがあります。
DDR4は省電力性にも優れている
DDR3の動作電圧が1.5V(省電力版DDR3Lは1.35V)なのに対し、DDR4は1.2Vで動作します。消費電力の削減により発熱が抑えられ、特にノートPCではバッテリー持続時間の改善に貢献しています。
ピン数が異なるため互換性がない
DDR4とDDR3はピン数が異なるため、物理的に差し込むことができません。DDR4メモリモジュールをDDR3スロットに、またはDDR3メモリをDDR4スロットに挿そうとしてもノッチ(切り欠き)の位置が異なるため物理的に挿入できない設計になっています。
DDR3対応PCにDDR4メモリは取り付けられない
DDR3対応のマザーボードにDDR4メモリを取り付けることは物理的に不可能です。規格の異なるメモリを無理に挿し込もうとするとスロットやメモリが破損するリスクがあります。
| 比較項目 | DDR3 | DDR4 |
|---|---|---|
| 登場時期 | 2007年頃 | 2014年頃 |
| 動作電圧 | 1.5V(DDR3L:1.35V) | 1.2V |
| 最大転送速度(目安) | 〜2,133MT/s | 2,133〜4,800MT/s以上 |
| デスクトップ用ピン数 | 240ピン | 288ピン |
| ノートPC用ピン数 | 204ピン | 260ピン |
| 互換性 | DDR4とは非互換 | DDR3とは非互換 |
DDR4とDDR3に互換性がない理由

デスクトップ用DDR3は240ピン
デスクトップPC向けのDDR3メモリモジュールは240ピンを持ちます。ピンとはメモリがマザーボードのスロットと電気的に接続するための端子のことです。
デスクトップ用DDR4は288ピン
デスクトップPC向けのDDR4メモリモジュールは288ピンを持ちます。DDR3より48ピン多く、スロットの形状も異なります。
ノートPC用DDR3は204ピン
ノートPC向けのDDR3メモリ(SO-DIMM形式)は204ピンを持ちます。デスクトップ用より小型のモジュール設計になっています。
ノートPC用DDR4は260ピン
ノートPC向けのDDR4メモリ(SO-DIMM形式)は260ピンを持ちます。DDR3のノートPC用より56ピン多い設計です。
物理的な形状が違うためスロットに挿せない
ピン数の違いに加えて、ノッチ(切り欠き)と呼ばれる誤挿入防止用の切り欠きの位置も異なります。この設計により、異なる規格のメモリを誤って挿し込もうとしても物理的に奥まで入らない構造になっています。
DDR4へ変更するには対応マザーボードが必要
DDR3搭載のPCをDDR4に変更するには、DDR4対応のマザーボード(またはPC本体)への変更が必要です。メモリだけを交換することはできません。
DDR4メモリを増設する前に確認すること

DDR4メモリ増設前に確認すべきポイントと注意事項として、以下の項目を購入前に必ず確認してください。
マザーボードがDDR4に対応しているか確認する
マザーボードのスペックシートまたは製品ページで対応するメモリ規格を確認します。CPU-Z(無料ソフト)を使ってメモリ情報を確認する方法も有効です。「Memory Type」にDDR4と表示されていればDDR4対応です。
空きメモリスロットの数を確認する
増設するには空きスロットが必要です。デスクトップPCはケースを開けて物理的に確認するか、CPU-Zの「Memory」タブで現在の使用状況を確認できます。すでにすべてのスロットが使用済みの場合は既存メモリを大容量のものに交換する必要があります。
最大搭載メモリ容量を確認する
マザーボードには搭載できるメモリの最大容量が決まっています。メモリスロットが4つあっても最大64GBという制限がある場合、各スロットに16GBずつしか搭載できません。マザーボードのスペック表で「最大メモリ容量」を確認してください。
現在搭載されているメモリ規格を確認する
現在搭載されているメモリの規格・速度・容量を確認します。CPU-Zまたは「タスクマネージャー」→「パフォーマンス」→「メモリ」タブで確認できます。増設するメモリが現在のメモリと同じ規格であることを確認してください。
デスクトップ用かノートPC用かを確認する
デスクトップ用(DIMM)とノートPC用(SO-DIMM)は形状が異なり互換性がありません。自分のPCの種類に合ったフォームファクターを選ぶことが必須です。
対応するメモリ速度を確認する
マザーボードには対応するメモリ速度(DDR4-2666・DDR4-3200など)が定められています。対応速度以上の高速メモリを搭載しても、マザーボードの上限速度で動作します。
デスクトップ用DDR4とノートPC用DDR4の違い
デスクトップ用DDR4とノートPC用DDR4の形状の違いと選び方を理解することで、誤購入を防げます。
デスクトップ用はDIMM規格
デスクトップPC向けのDDR4メモリはDIMM規格と呼ばれます。モジュールの長さは約133mmで、288ピンを持ちます。
ノートPC用はSO-DIMM規格
ノートPC向けのDDR4メモリはSO-DIMM規格と呼ばれます。DIMMより小型で長さ約68mm、260ピンを持ちます。
サイズやピン数が異なる
DIMMとSO-DIMMはサイズ・ピン数・切り欠きの位置が異なります。形状の違いにより誤った方のスロットには物理的に挿入できません。
デスクトップ用メモリをノートPCには使えない
デスクトップ用のDIMMメモリをノートPCのSO-DIMMスロットに挿入することはできません。サイズと形状が異なるため物理的に不可能です。
購入前にPCの種類に合うメモリを選ぶ
メモリを購入する際は、Amazonや価格.comなどの商品詳細ページで「DIMM」または「SO-DIMM」の記載を確認してから購入してください。
DDR4メモリの速度規格
DDR4-2666やDDR4-3200など複数の規格がある
DDR4メモリには動作速度を示す規格があります。主なものはDDR4-2133・DDR4-2400・DDR4-2666・DDR4-3000・DDR4-3200・DDR4-3600などです。
数値が大きいほど転送速度が高い
DDR4-3200はDDR4-2666より数値が大きく、転送速度が高いことを示します。ただし速度差が実際の作業でどれだけ体感できるかは用途によって異なります。
DDR4-3200はPC4-25600として表記される場合がある
メモリの速度規格は「DDR4-〇〇〇〇」という表記のほかに「PC4-〇〇〇〇〇」という表記が使われることがあります。DDR4-3200はPC4-25600と表記されます(3200×8=25600)。どちらも同じ規格を指しています。
DDR4-3600はPC4-28800として表記される場合がある
同様に、DDR4-3600はPC4-28800として表記されます。購入時は「DDR4-」と「PC4-」の両表記で同一製品であることを確認してください。
マザーボードやCPUの対応速度に合わせることが重要
注意: DDR4-3600のメモリを購入してもマザーボードがDDR4-2666までしか対応していない場合、DDR4-2666の速度で動作します。速度の高いメモリを搭載しても動作速度はマザーボードの上限に制限されます。
DDR4メモリの容量と速度はどちらを重視すべき?
体感改善を重視するなら容量を優先しやすい
DaVinci ResolveやAfter Effectsを使う映像制作環境で動作が重い場合、多くのケースでは速度より容量不足が原因になっています。DDR4-2666と3200の速度差より、8GBから16GBへの容量増加の方が体感できる改善につながりやすいです。
容量不足の解消は動作改善につながりやすい
メモリが不足すると仮想メモリが使われ、ストレージへのアクセスが頻発して動作が遅くなります。容量を増やすことでこの仮想メモリの使用を減らし、快適な動作環境を取り戻せるケースが多くあります。
速度差は用途によって体感しにくい場合がある
DDR4-2666とDDR4-3200の速度差は、日常的なWeb閲覧・動画視聴・文書作成では体感しにくいことがほとんどです。速度の違いが効果を発揮するのは、メモリ帯域幅を集中して使う特定の高負荷処理においてです。
2GB・4GBから8GB・16GBへの増設は効果を感じやすい
搭載メモリが4GB以下の環境でDaVinci Resolveを使用しようとすると、アプリが起動しない・頻繁にクラッシュするといった問題が起きやすくなります。8GB→16GBへの増設でも明確な改善を感じられるケースが多くあります。
用途に合わせて必要容量を決める
まず自分の用途に必要な最低限の容量を確保し、予算に余裕があれば速度の高いモデルを選ぶという優先順位が実用的です。
用途別に見るDDR4メモリ容量の目安
Web閲覧・メール・Office作業向け
8GB以上を目安にする
日常的なWeb閲覧・メール・WordやExcelを使った文書作成であれば8GBが快適な動作の目安になります。8GB未満の環境では複数タブを開いたブラウザ使用中に動作が重くなることがあります。
一般的な家庭用PC向け
8GBから16GBを検討する
動画視聴・写真管理・軽い写真編集を含む一般的な家庭用途では8〜16GBが適切です。複数のアプリを同時に使うことが多い場合は16GBを選ぶと余裕を持って使用できます。
ゲーミングPC向け
16GB以上を目安にする
現代のゲームタイトルは16GBを推奨するものが増えています。ゲームと配信ソフトを同時に使用する場合や、複数のアプリを並行して起動する場合は32GBも選択肢になります。
動画編集・画像編集向け
16GBから32GB以上を検討する
DaVinci Resolveは4K編集時に16GB以上を推奨しており、Fusionページやノイズリダクションを多用する場合は32GB以上が安定した動作につながります。After Effectsと並行して使用する場合や6K以上の映像を扱う場合は32〜64GBの搭載を検討してください。
複数アプリを同時に使う作業向け
余裕のある容量を選ぶ
DaVinci Resolve・After Effects・Photoshop・ブラウザを同時に使用するような作業では、個々の推奨容量の合計を考慮した上で余裕のある容量を選ぶことを推奨します。
デュアルチャネル構成とは?
同じ容量のメモリを2枚組み合わせて使う構成
デュアルチャネルとは、同じ規格・容量のメモリを2枚搭載することで、メモリの転送帯域幅を2倍にする仕組みです。CPU(とGPU)とメモリ間のデータ転送が効率化されます。
1枚挿しより効率よくデータ転送しやすい
シングルチャネル(1枚挿し)と比べてデュアルチャネル構成の方が、同じ容量でもメモリ帯域幅が向上します。特にCPU内蔵グラフィックスを使用する環境やメモリ帯域幅が重要なAI処理・映像処理で差が出ることがあります。
16GB 1枚より8GB 2枚が有利になる場合がある
合計16GBの搭載容量であれば、16GBを1枚搭載するよりも8GBを2枚搭載するデュアルチャネル構成の方がメモリ転送速度の面で有利になることがあります。ただし将来的な増設の余地がなくなる点も考慮してください。
マザーボードの推奨スロット位置を確認する
デュアルチャネルを有効にするには、マザーボードが指定する特定のスロットにメモリを挿す必要があります。マザーボードのマニュアルまたは公式サイトで推奨するスロットの組み合わせを確認してください。一般的に4スロットの場合は「A1とB1」または「A2とB2」のように交互のスロットに挿します。
同じ規格・容量・速度のメモリを選ぶと安定しやすい
デュアルチャネル構成では、同じメーカー・同じモデル・同じ容量・同じ速度のメモリを2枚揃えることが最も安定した動作につながります。異なるメーカーや速度の混在はデュアルチャネルが有効にならない・動作が不安定になるといった問題の原因になることがあります。
DDR4メモリ増設時の注意点
DDR4メモリ増設時の注意点と事前確認の重要性を把握することで、トラブルのない増設が実現します。
対応していない規格のメモリは使えない
DDR4に対応していないマザーボードにDDR4メモリを搭載しても動作しません。DDR3とDDR4・DDR4とDDR5のように規格の異なるメモリには互換性がないため、対応規格の確認が最優先事項です。
速度が高くてもマザーボード側の上限で動作する場合がある
DDR4-3600のメモリを搭載してもマザーボードがDDR4-2666までの対応であれば、DDR4-2666として動作します。高速メモリの購入費用が無駄になる可能性があるため、事前にマザーボードの対応速度を確認することを推奨します。
異なる容量や速度のメモリを混在させると相性問題が起きる場合がある
8GBと16GB・DDR4-2666とDDR4-3200を混在して搭載すると、デュアルチャネルが有効にならない・動作が不安定になる・片方のメモリが認識されないといった問題が起きることがあります。
ノートPCではメモリ交換できないモデルもある
近年のノートPCの多くは薄型化のためにメモリをマザーボードに直接ハンダ付けしている(オンボード)モデルがあります。この場合はメモリの増設・交換ができません。購入前に仕様書で「メモリ増設可否」を確認してください。
作業前には電源を切り静電気対策を行う
メモリの増設作業は必ずPCの電源を切り、電源ケーブルを抜いた状態で行ってください。静電気対策として、PC本体の金属部分に触れてアースを取るか、静電気防止リストバンドを使用してください。通電中の作業はパーツを破損させるリスクがあります。
DDR4からDDR5への移行は必要?
DDR5はDDR4より新しいメモリ規格
DDR5は2021年から登場した最新世代のメモリ規格で、DDR4よりも高い転送速度・より低い電圧(1.1V)・高い容量が特徴です。最新のIntel Core 12世代以降・AMD Ryzen 7000シリーズ以降の一部のプラットフォームで採用されています。
DDR4とDDR5にも互換性はない
DDR4とDDR5も互換性がありません。DDR5はDDR4と異なるピン数(288ピンですがノッチ位置が異なる)を持ち、物理的に挿し間違えを防ぐ設計になっています。
DDR5を使うには対応マザーボードとCPUが必要
DDR5を使用するにはDDR5対応のマザーボードと対応CPUが必要です。現在DDR4環境を使用している場合、DDR5に移行するにはマザーボード・CPU・メモリをまとめて変更する必要があります。
現在のPCがDDR4対応ならDDR4増設が現実的な場合が多い
DDR4対応のPCを使用中で動作改善が目的であれば、DDR4メモリの増設が最もコストパフォーマンスの高い選択肢です。DDR5対応環境への移行は大規模な投資が必要になるため、現在の用途で十分なら無理に移行する必要はありません。
PC買い替え時はDDR5対応モデルも検討する
PC本体を買い替える場合は、将来的な拡張性を考慮してDDR5対応モデルも選択肢に入れることを推奨します。長期使用を前提にするなら、最新規格への対応が後々の投資を減らすことにつながります。
DDR4メモリが向いている人
DDR4対応PCのメモリを増設したい人
現在DDR4対応のPCを使用しており、メモリ容量の不足を感じている場合はDDR4メモリの増設が直接的な解決策になります。規格を確認した上で適切なモジュールを選んでください。
PCの動作が重く容量不足を感じている人
タスクマネージャーでメモリ使用率が常に80〜90%以上を示している場合は、容量不足が動作の重さの原因になっている可能性があります。DDR4メモリの増設で改善できるケースが多くあります。
ゲーミングPCや動画編集PCの快適性を高めたい人
16GBで動画編集をしている・32GBでDaVinci Resolveのノイズリダクションがストレスになっているといった場合、DDR4メモリの増設で快適性が向上します。
DDR3搭載PCから新しいPCへの買い替えを検討している人
DDR3搭載の古いPCからDDR4対応の新しいPCに乗り換えることで、メモリ規格の世代アップとともに全体的なシステム性能の向上が期待できます。
コストを抑えてPC性能を改善したい人
CPUやGPUの交換・PC本体の買い替えと比べてメモリ増設はコストが低く、効果を実感しやすいアップグレードのひとつです。また、MotionWorks.JPでは映像制作環境のメモリ管理とPC最適化に関する実務的な情報も発信しています。
DDR4メモリに関するよくある質問
DDR4とは何ですか?
DDR4はパソコンの主記憶装置(RAM)として使用されるメモリの規格のひとつです。DDR3の後継規格として2014年頃から普及し、高い転送速度・省電力性・大容量に対応しています。現在も多くのデスクトップPC・ノートPCに搭載されているメモリ規格です。
DDR4とDDR3は併用できますか?
できません。DDR4とDDR3はピン数・形状・動作電圧が異なるため、物理的に互換性がありません。同一のマザーボード上でDDR3とDDR4を混在させることは不可能です。DDR4とDDR3の互換性と違いの詳細も参考になります。
DDR4メモリはどのPCにも使えますか?
使えません。DDR4メモリはDDR4対応のマザーボードを搭載したPCにのみ使用できます。DDR3対応のPCには物理的に挿入できず、DDR5対応PCとも互換性がありません。まず自分のPCのメモリ規格を確認することが必須です。
DDR4-2666とDDR4-3200はどちらを選ぶべき?
まずマザーボードが対応する最大速度を確認してください。DDR4-3200に対応するなら、同価格帯であればDDR4-3200を選ぶ方が若干高い転送速度を活かせます。ただし速度より容量の不足を解消することを優先し、予算の範囲内で最大容量を選ぶことを推奨します。
メモリは容量と速度のどちらを優先すべき?
多くの場合、速度より容量を優先することを推奨します。メモリ不足による仮想メモリの使用はPCの動作を大きく低下させますが、DDR4-2666とDDR4-3200の速度差は日常使用では体感しにくいことがほとんどです。DDR4メモリ増設前の詳細な確認ポイントも参考になります。
デスクトップ用DDR4とノート用DDR4は同じですか?
異なります。デスクトップ用はDIMM規格(288ピン・約133mm)、ノートPC用はSO-DIMM規格(260ピン・約68mm)で、サイズ・ピン数・ノッチ位置がすべて異なります。互換性はなく、デスクトップ用をノートPCに、またはその逆の使用はできません。
DDR4とはPCの快適性を支える重要なメモリ規格
DDR4はDDR3より新しい世代のメモリ規格
DDR4はDDR3より後に登場した規格で、転送速度・省電力性・搭載可能容量のすべてが向上しています。2014年以降のPCの多くがDDR4を採用しており、現在でも主流のメモリ規格として使われ続けています。
DDR3とは互換性がないため対応確認が必須
DDR4とDDR3はピン数と形状が異なるため、物理的に互換性がありません。メモリを購入する前に、自分のPCのマザーボードがどのメモリ規格に対応しているかを確認することがトラブル回避の第一歩です。
メモリ増設では容量・規格・スロット数を確認する
メモリ増設を計画する際は、マザーボードの対応規格・空きスロット数・最大搭載容量・対応速度の4点を事前に確認してください。デスクトップ用・ノートPC用の形状の違いも購入前に必ず把握してください。
体感改善を狙うなら速度より容量を優先して選ぶことが大切
映像制作やゲームでの動作改善を目的とするなら、高速なメモリより十分な容量のメモリを選ぶことが効果的です。8GBから16GBへ・16GBから32GBへの容量増加は体感できる改善につながりやすく、コストパフォーマンスの高いアップグレード方法です。

