新年明けましておめでとうございます。
2013年になり1/1でAutodesk Smoke 2013のプレリリース版の試用期間が終了しました。
体験版をインストールしさらに一ヶ月試用することができます。オンラインでも販売されており期間限定で20%割引のキャンペーンも行われています。
さて、今回はバックバーナーのお話です。
Autodesk Smoke2013ではBackburnerでバックグラウンドレンダリングの処理を行います。Backburnerが動作していないとExportから書き出しを行う事ができません。サービスモニターを立ち上げるとBackburner ServerとBackburner Managerが動作しているのがわかります。
SmokeのMedia HUBのJobsタブから確認する事もできますが、ジョブの管理などはWebブラウザからもアクセスできます。(Backburner モニター)しかしWebサーバーが動作していない場合、ローカルからアクセスする事ができません。MacOSX版のBackburner モニターはFlashで作成されているため、残念ながらiOSデバイスからはアクセスできません。
OSX10.8でのWeb共有
MacOSX10.8 Mountain Lionからシステム環境設定>共有からWeb共有のタブが削除されています。Mountain LionにはApache2が含まれていますので、コマンドラインから起動する事ができます。
sudo apachectl start
また、Web Sharing.prefPaneを導入する事でシステム環境設定からアクセスできるようになります。
Web Sharing in OS X Mountain Lion
OSXサーバーをインストールするとドキュメントルートの位置が変わりアクセスできなくなります。
Autodesk Smokeをインストールしている場合、http://localhostでアクセスすると、Autodesk Toolsのページが表示されます。Backburnerに初めてアクセスする場合、ユーザー名とパスワードを要求されます。(IDパスワード共にbackburnerです。)
トラブルシューティング:
Backburner Serverが赤く点灯している場合
ネットワーク接続に問題があります。特にHosts(/etc/hosts)ファイルに記述があり、IPアドレスとホスト名が一致していない場合が多くあります。特にHostsを記入してある場合にモバイル等でIPアドレスが頻繁に変更されるとき等に注意が必要です。
Macのhosts編集はHostsが良さげ【Mac】 | Sou-Lablog
IPv6でネットワーク接続されている場合
IPv6を参照した環境でのBackburner Managerの起動が行えません。システム環境設定のネットワークから接続されているネットワークの「詳細」を選択し、TCP/IPのIPv6の構成をリンクローカルのみに変更します。
Backburner Managerが点滅している場合
Backburner Managerが起動すると/usr/discreet/backburner/Networkの下にbackburner.xmlが自動生成されます。
ネットワーク接続時に<ManagerMAC>0000000000000000</ManagerMAC>になってしまう場合があるので、システム環境設定のネットワークから接続されているネットワークの「詳細」を選択し、ハードウェアからMACアドレスをコピーし<ManagerMAC></ManagerMAC>の間に記述します。(:はのぞく)
ImportでCache Source Mediaを選択しJobがwaitingのままの場合
接続されていないメディアストレージがあり、コンフィグに記述が残っている場合、正常に動作しない場合があります。Smoke SetupのMedia StrageからManual Editで該当するパーティションの項目をコメントアウトします。
【2013/02/1 4更新】:Services & SupportのKnowledge Baseに詳しく書いてあるそうです。
「エクスポートジョブの失敗またはSmokeのバック グラウンド タスク ウィンドウに表示されません。」
コメント
@NARUNAX で。http://t.co/IpdDLJoa これですね。もっと詳しいのはhttp://t.co/p5THAFR7 これ日本語にも変換できますよ