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DaVinci Resolve 16 デリバーページ レンダリングプリセット

DaVinci Resolve 16 デリバー ページ デリバーページの使い方

デリバーページ レンダリングプリセット

よく使うと思われるいくつかのプリセットが用意されていて、それらを使い素早く出力を設定できます。もちろんカスタマイズして出力することも可能です。

プリセットの概要

レンダリング設定の一番上にプリセットがあります。

独自の設定は「カスタム」を選択。

「YouTube」「Vimeo」はほとんど同じ設定ですが直接アップロードできます。「ProRes」はmacOSのみ使用可能です。

「H.264」はQuickTimeのH264を出力。オプションでハードウェアエンコーダが使用できます。

「Final Cut Pro 7 X XML」「Premiere XML」「AVID AAF」はラウンドトリップ用の設定です。

「Pro Tools」はオーディオDAW用のAAFとオーディオクリップの書き出し。「音声のみ」は音声だけを書き出します。

「IMF」はNetflix、20th Century Foxなどの出力設定。Studio版のみ利用可能です。

「カスタム」で独自のプリセットを作成できます。

プリセットの詳細

カスタム

手動でオプションを選択します。

レンダー設定 カスタム

YouTube

720p/1080p/2160pの3つの解像度から選択。アップロードに適したQuickTime H.264でエクスポートします。直接アップロードできます。

レンダー設定 YouTube

デフォルトは「単一のクリップ」「QuickTime H.264 10,000 Kb /秒」 「AAC 320 Kb /秒」です。

Vimeo

720p/1080p/2160pの3つの解像度から選択。アップロードに適したQuickTime H.264でエクスポートします。直接アップロードできます。

レンダー設定 Vimeo

デフォルトは「単一のクリップ」「QuickTime H.264 10,000 Kb /秒」「AAC 320 Kb /秒」です。

ProResマスター

ProResファイルの出力です。

デフォルトは「単一のクリップ」「QuickTime Apple ProRes 422 HQ」「リニアPCM 16bit」。

H.264マスター

H.264ファイルの出力です。

レンダー設定 H264

デフォルトは「単一クリップ」「QuickTime H.264」で「品質」「プロファイル」「キーフレーム」は「自動」。「リニアPCM 16bit」です。

IMF

Studio版のみ利用可能。「Generic」「20th Century Fox」「Netflix」のプリセットがあり、IMFファイルのデジタルデリバーで使用します。

レンダー設定 IMF

IMF Kakadu JPEG2000(easyDCPも使用可)に設定。オプションをコンテンツの内容に応じ設定します。

Final Cut Pro 7、X XML

2つの異なるXML形式を選択できます。

Final Cut Pro 7やX のプロジェクト読み込み作業した内容をFinal Cut Proに戻すためのプリセットです。

レンダー設定 Final Cut Pro

macOSでは「Apple ProRes 422(HQ)」「タイムライン解像度」「個別のクリップ」で固有のファイル名がオン。メディアとXMLがエクスポートされます。

Premiere XML

Premiere Pro のプロジェクト読み込み作業した内容をPremiere Proに戻すためのプリセットです。

レンダー設定 Premiere XML

macOSでは「Apple ProRes 422(HQ)」「タイムライン解像度」「個々のクリップ」で固有のファイル名がオン。メディアとXMLがエクスポートされます。

AVID AAF

Avid Media Composerのプロジェクト読み込み作業した内容をMedia Composerに戻すためのプリセットです。

レンダー設定 AVID AAF

デフォルトでは「DNxHR 1080 p 12ビット」「タイムライン解像度」で固有のファイル名がオンです。メディアとAAFがエクスポートされます。

Pro Tools

タイムラインのオーディオクリップやチャンネルをエクスポートします。ミュートされたチャンネルは除外。

レンダー設定 ProTools

メディアと共にAAFがエクスポートされます。

各オーディオトラックは、Pro Toolsで使用するためにカスタム名を使用できます。

DaVinci Resolve 16では、オートメーションとキーフレームを含むトラックとクリップのボリューム情報をエクスポートできます。

フォーマットで「QuickTime」や「MP4」を選択すると、AAFにリンクしたBroadcast Waveファイルを出力可能。 MXF OP-Atomを選択した場合は、MXFオーディオファイルがエクスポートされます。

音声のみ

音声のみを出力します。

デフォルトでは「単一のクリップ」「リニアPCM 16bit」「メイントラック」です。

プリセットの作成

プリセットを作成して保存できます。「レンダー設定」の全ての項目を使用するには「カスタム」プリセットを選択します。

「ビデオ」「オーディオ」「ファイル」で各項目を調整します。

「レンダー設定」オプションの「新規プリセットとして保存」で保存するとプリセットパネルに表示。プリセットを選ぶと「レンダー設定」に反映されます。

レンダー設定 カスタムプリセット

「現在のプリセットを更新」で再調整して更新。「現在のプリセットを削除」でプリセットを削除します。作成したプリセットはクイックエクスポートに割り当てできます。

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