DaVinci Resolve 16 新機能 デリバー 一般的な改善
デリバーページの一般的な改善点です。
DCPやIMFエクスポートの改善やH264、H265出力の改善など様々な機能強化が含まれます。
DaVinci Reaolve 16の情報をマガジンで公開中！
レンダー中にビューアの更新を無効にする機能
ビューアのオプションの「レンダー中の更新」で、レンダリング中のビューアの更新を有効/無効化/最小化できます。
無効や最小化を選択すると遅いマシンではレンダリングが高速になります。
すべてのタイムライントラックをレンダリングする機能
「単一のクリップ」でタイムラインの各オーディオトラックを、出力メディアの個々のトラックとしてレンダリングできます。
マルチチャンネルのトラックあるクリップは、出力するメディアに同じ数のチャンネルを含むオーディオトラックが含まれます。
「レンダー設定」>「オーディオ」パネルの出力トラックポップアップで「すべてのタイムライントラック」を選択します。
これを選択すると、自動的に各オーディオトラックを組み合わせて出力し、同じマッピングを反映し「チャンネルごとに1トラックをレンダリングする」を選択する必要がなくなります。
大きいレンダリング解像度の警告
レンダリングの際に、プロジェクトやタイムラインの解像度よりも大きい解像度を選択するたびに警告が表示されます。
グラスバレーフォーマットの改良
グラスバレーフォーマットのレンダリングで「量子スケール」（QuantScale）と「最大フレームサイズ（パーセント）」（MaxFrameSizeInPercent）の調整項目が追加されました。
DCPとIMFの改善
ネイティブDCPとIMFのエクスポートにさまざまな改善点があります。
一般的な改善点
- FOXのIMFデリバー用のプリセットのサポート
- IMF / DCPのレンダリングでフォルダ拡張子を削除。
- ネイティブDCPとIMFレンダリングのネーミングの改善。
Kakaduで選択可能なDCP量子化レベル
Kakadu JPEG 2000エンコーダーの使用時に自動や手動で指定されたDCP量子化レベルを選択する「QStep」ラジオボタンが利用可能になりました。
IMFのコンポジション設定の改善
レンダリング設定リストのコンポジション設定グループのコントロールが改善。ネイティブアセットの名前を変更する機能が追加されました。
ST.2098とドルビーオーディオのIMF出力
ST.2098とドルビーイマーシブオーディオを使用するIMFパッケージのエクスポートをサポート。
H.264とH.265出力の改善
H.264とH.265レンダリングで多くの改良点があります。
macOSの改善
- macOSでH.265 8/10ビットの表示オプション。
- macOSでH.264エンコード時に、エントロピーモードのポップアップメニューが利用可能。
- macOS上でH.264ハードウェア/ソフトウェアエンコーダを選択可能。
HDRエンコーディングの改善
H.264とH.265レンダリング時のHDRメタデータエンコーディングの改善
Nvidiaのレンダリングパラメータの改善
NVIDIA H.264とH.265レンダリングパラメータの改善。
QuickSyncのサポート
H.264とHEVCのQuickSyncハードウェアエンコーディングを新たにサポート。
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