DaVinci Resolve 16 新機能 ResolveFX 色順応

DaVinci Resolve 16 新機能

DaVinci Resolve 16 新機能 ResolveFX 色順応

このプラグインは特定の色温度の条件で処理された画像を正確に別の色温度に変換します。

この機能はスタジオ版のみ利用できます。

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色順応(Chromatic Adaptation)

色順応はResolveFXの「カラー」カテゴリにあります。

記録された光源の状態かディスプレイの色温度かに関わらず人の知覚で認識される画像内の全ての色を変換します。

カラーマネジメントの一部としての色温度変換やクリエイティブなグレードとして正確な色温度調整が必要な場合に役立ちます。

ポップアップメニューで、光源タイプ(カメラで設定した色温度)と画像の変換先のターゲットの光源タイプを指定して変換します。

 

ResolveFX 色順応

 

どちらのコントロールも「標準光源」「色温度」「CIE 1931 xy座標値」を選択可能。

現在のカラースペースとガンマも考慮に入れ、デフォルトは現在の「タイムラインカラースペース」です。

このプラグインはタイムラインのカラースペースを「XYZ」に変換し、次に人の目の錐体細胞の反応をモデル化する「LMS」(ロング、ミディアム、ショート)カラースペースに合わせてさまざまな光源を変換します。

「方法」(Method)のデフォルトは「CAT02」

それぞれの変換方法では異なる測定データセットを使い変換のガイドとなる個々のCAT行列を作成します。その結果として、それぞれの方法で精度が異なります。

例えば、「CAT02」は、他の方法の弱点となる極度に飽和した青が紫になる傾向を補う非線形の成分があります。他のデータセットに比べ最良の結果を得ることができ、放射性の光源(ディスプレイ)や暗い表示環境に最適です。

「Bradford Linear」も一般的によく使われる方法ですが、飽和した青が紫になる傾向があります。暗い環境での放射源と反射源(シアタースクリーン)でうまく機能します。

「Von Kries」は最もよく使われる方法の1つですが、飽和した青が紫になる傾向があります。他の画像処理アプリケーションの作業と一致させる必要がある場合に使用します。

注:これらのすべての方法で中間色は完全に一致します。彩度の高い色の変換が異なるだけです。

 

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