ASSIMILATE SCRATCH Play Proリリース
SCRATCH Playを元に新しく再設計され大幅にアップデートされました。
ASSIMILATE社 SCRATCH Play Proは16種類のカメラ専用フォーマットに対応した、低いハードウェア要件でも動作するプレーヤー/トランスコーダです。
WindowsやMacで動作し、Oculus Rift、HTC ViveなどのHMDのサポートを含むとともに、ルックメタデータマネージメントやデュアルスクリーン/ SDI出力、ProRes(OS XとWindowsの両方)と最大8KのH264、12ビットH.265のレンダリングをサポートしています。
サポートされる機能と形式は以下の通りです。
ソースメディアフォーマット
- 非圧縮メディア:DPX、TIFF、TGA、SGI(テープ、またはスキャンされたデジタルソース)
- OpenEXR非圧縮16/32ビットフォーマット
- その他の画像シーケンスフォーマット:JPEG、JPEG2000、BMP、PNG
カメラフォーマット
- Sony F65RAW / F55RAW / F5RAW、XAVC 4K、X-OCN、SONY SRFile(SStP)MXF
- Canon C200 / C500 / C700 RAW(RMF&CRM)、C100 / C300 / C500 MPEG2、XF-AVC MXF、EOS 1D / 5D / 7D
- Panasonic AVC-Intra MXF、Varicam V-RAW
- RED REDCODE RAW(R3D)Weapon、Helium、Monstro、Gemini 8K を含む
- ARRIRAW(ARIおよびMXF)
- DNxHD / HRおよびProRes
- Phantom Flex 4K .cine RAW
- Cineform RAW
- CODEX RAW
- AVCHD(MTS&M2TS)
- Kinefinity Raw(DNG&KRW)
- Cinema DNG(Blackmagic、AJA、AATON、Bolex、Kinefinity、Ikonoskop、Panasonic、Pentax、DJIを含む)
- DSLR Rawフォトフォーマット
- H.264(MP4、MOV&MXF、最大10ビット4:2:2)
- H.265 / HEVC(最大12ビット)
エンコード形式
- Apple ProRes(ProRes 4444XQ、ProRes 4444、ProRes 422 HQ、Proxy、LT)
- H.264(MP4、MOVおよび8ビットおよび10ビットのrawエッセンスストリーム)
- H.265 / HEVC(MP4、MOVおよびrawエッセンスストリームを12ビットまで)
グレードとルックス
- 基本的なCDLグレーディング
- 1Dおよび3D LUTのインポート(.lut、.xml、.txt、.3dl、.cube)
- CDL(.cdl、.cc)、CTL(.ctl)
- 1Dおよび3D LUTの書き出し
- CDLを別ファイルとしてエクスポートするか、ALEに含む
- クリップのバージョン管理
レビューと品質管理 QC
- ベクタースコープ
- ヒストグラム
- カーブ
- ウェーブフォーム
- 注釈:ショットごとに複数のカラーノート
- メタデータ管理:追加/更新を含む
- HDR – HLG、PQ、HDR10をサポート
- HDR – マスタリングレポートを生成 Max FALL / CLL
プレイヤー
- シングルビュー、デュアルビュー、スプリットビュー、A-Bビュー
- SDI出力(Blackmagic、AJA、Bluefish444)
- レンジビュー、チャンネルセレクタ
- 360/180度 エクイレクタングラーの再生
- VRヘッドセットのサポート
- オーディオモニタリングとルーティング
出力
- レンダリング:Apple ProRes、h.264(最大8K)、h.265
- パブリッシュ:SCRATCH Web / YouTube / Facebook
- レポートジェネレータ、ALEメタデータエクスポート
- SCRATHにグレードを含むタイムラインをエクスポート
VR
- 3D180 / 360度サポート
- HMDのサポート(Oculus Rift、HTC Vive、すべてのSteam VRベースのヘッドセット)
- アンビソニックオーディオのサポート
- FB / YouTube 180/360への公開
月額のサブスクリプションで$19.00、1年間のレンタルで$199.00になります。現在、フリートライアルがリクエストできます。
レビュー:
プレビューと基本的なCDLグレーディングの機能しかありませんが、さすがSCRATCH。低いハードウェア要件でもプレイしながらCDLパラメータを操作できます。(注:バージョニングの機能はありますが、エフェクトや編集機能はありません)
SDIなどの外部入力はありませんが、LUTのインポートやエクスポート、SDI出力には対応しているのでファイルベースのファーストルックの作成や、フルのSCRATHと絡めて簡単なデイリーレポートの作成などには1つの選択肢になるかもしれません。
また、WindowsでもApple ProResが書き出せることからトランスコーダとしての機能は十分にあります。
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