CanonのC300発表と時を同じくしてREDのScarlet-Xが発表されています。
RED Scarlet-Xは2/3センサーの14 メガピクセルの MYSTERIUM-Xを搭載しています。アルミニウム合金で構成され、Canon EFマウント(PLマウントはオプション)で$9,750(USD)で販売されます。 メディアはSSDの1.8”REDMAGをサイドモジュールに挿入する形で使用します。
REDCODE RAWで
5kフルフレーム 1-12fps
4k HD 1-30fps
3k HD 1-48fps
1080p 1-60fps
1k 1-120fps
での撮影が可能です。
また、HDRxの場合5kで6fps、4k HDで12fpsでの撮影が可能です。
REDはCanonと全く逆のアプローチをしています。Canonがフォト スチールカメラからムービーカメラを目指しているのに対し、REDはScarletで写真を時系連続的に切り取るといったアプローチをしています。バーストモードを使用すると10から30fpsでの4Kキャプチャと同時にフル5K解像度で最大12fpsの撮影が可能になります。ムービーにも写真にも使える設計思想です。
単にスチールカメラとしては高額ですが、ムービーカメラとしてみると4kカメラとしてはどのカメラよりも安い設定です。かつ、HDRxで幅広いダイナミックレンジを有しており、グレーディングでの調整が可能です。かつ、いままでRED ONEやEPICで行ってきたワークフローと同一の環境で使用できます。
価格:
SCARLET-X W/ Al CANON MOUNT / SIDE SSD $9,750(USD)
SCARLET-X W/ Ti PL MOUNT / SIDE SSD $11,250(USD)
SCARLET-X W/ Ti CANON MOUNT / SIDE SSD $11,250(USD)
SCARLET-X Al CANON MOUNT PACKAGE $14,015(USD)
RED SCARLET-X
RED PRESS 「SCARLET. ALL GROWN UP」