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Autodesk Smoke 2012 for Mac OSX Ext.1 がリリース

Autodesk Smoke 2012 for Mac OSX エクステンション1(以下 Ext1)がリリースされています。サブスクリプションアドバンテージパックと題され、サブスクリプション(年間保守契約)ユーザーのみがダウンロード、使用可能になっています。

サブスクリプションに加入していないユーザーはSP3(サービスパック)が利用でき、SP3は主にバグフィックスが中心のアップデートになっています。

Ext1(のみ)では様々な機能が追加されユーザーに利便性を供給しています。

主な機能としては

1.ファイルフォーマットのサポート

Apple Quicktime Proresファミリーのエクスポート
MXF OP-1aのエクスポート(DVCPRO DVCPRO50 DVCPROHD AVC-INTRA50 AVC-INTRA100 DNxHD)
AVCHDのインポート(MTS M2TS)、DNxHDのインポート
GoProHDのインポート(H264,mp4)
RED 4.1 (R3D およびHDRx)のインポート

2.Actionモジュール

リライトエフェクト、「ブルーミング」の追加。
ブルーミングはライトに接続しハイライトエリアにグローのような効果を追加します。パーティクルパターンのテクスチャーを追加することで光線やきらめきなどの効果を追加することも可能になります。その他レンズフレア、およびレイオブジェクトも改善されています。

パースペクティブグリッド
4コーナーピンを使うことでオブジェクトに対しパースを持ったグリッドを配置することができ、カメラに追随させることができるようになりました。

Photoshopブレンドモードの改善。
メディアリストの改善。
オリジナルファイルにリンクされたFBXシーンの読み込み。
GPUを使用したディスプレースメントマッピング
ディフューズマップにシングルフレームの外部テクスチャーを適用可能。
サーフェースに対するオブジェクトのスナップ。
アウトプット時のデフォルトの命名規則をセットすることが可能に。

アンビエントオクルージョンによるのレンダリング
アンビエントオクルージョン(環境閉塞)によるレンダリングが可能になっています。

3.FlameFX2

新しくFlameFX2が追加されています。

モーションブラー
フロント+マット+モーションベクター(モーションアナリシスで作成)でモーションブラーを再現することができるようになりました。

リカーシブエフェクト
再帰エフェクトでエコーのような効果を出すことができます。

スタイライズ
ペイントスケッチのようなスタイル効果です。

モチーフ
万華鏡のような効果です。

マッチボックス
マッチボックスは一般的なOpenGLシェーダー言語(GLSL)のシェーダーコードを利用した新しいツールで、GPU対応のフラグメントシェーダーにアクセスすることで、Z-デプスを使用した3Dエフェクト等をシミュレーションするようなカスタムエフェクトを作成することができるようになります。プリセットとして、ヴィネット、ファブリック、クロスハッチング、NaNリプレイス、リップル、トワール、ワープ、ポスタライズ、Zーグロー、Zーレイ、メディアンフィルターが含まれます。作成されたカスタムエフェクトはGLSLシェーダーコードとともにXMLを作成することでUIからのパラメーター制御も可能になります。

モーションアナリシス
モーションアナリシスは動きを検出し色によって表現されたイメージに置き換えます。 生成された画像はフォワード、バックワードのモーションベクターを16bitフローティングポイントでアウトプットすることが可能です。モーションデータはタイムワープやピクセルスプレッド、モーションブラーなどに利用することができます。

その他以前のFlameFXの一部が改善されています。

4.新しいステレオスコピックワークフロー

Gridモードの追加
ビューポートのディスプレイメニューに新しくGridが追加されています。Gridモードではチェッカーボードのパターンで右目用、左目用に生成されます。グリッドサイズはShift+Tドラッグで変更することができます。このオプションはプレイヤーでは機能しません。

ステレオの命名設定
ステレオスプリットやバッチエクスポートノードでのアウトプットで右目用、左目用それぞれにプリセットの命名規則をセットすることが可能になりました。

テープからのサイドバイサイドのキャプチャー
クリップを入力する際にデュアルイメージを選択することで、フルレゾリューションにリサイズされたステレオトラックを持つシングルクリップを生成することができるようになりました。

2クリップを使用したサイドバイサイドのアウトプットはリアルタイムデリベラブルを使用するためSmoke for Mac OS Xでは使用することはできません。(1本化されたクリップのアウトプットは通常通り行えます。)

5.エディットデスク

サブクリップオプション
サブクリップ作成のボタンに 新しい名前のサブクリップを生成、 同じ名前のサブクリップを生成、シングルフレームを生成 の3つのオプションが追加されました。それぞれホットキーが当てられており、Ctrl+F、Ctrl+Alt+F、Alt+Fでアクセスすることができます。Src / Rec View以外での シングルフレームを生成はAlt+F+dragで行えます。

ロックされたトラックおよびレイヤーを選択することが可能になりました。

ダイナミックセーブネーム
セーブを選択するボタンで(Save ClioやSave Src Areaなど)1つ以上のアイテムが選択されている場合、最後に使用した名前が表示されるようになりました。

クリップの名前にインクリメントを使用することができるようになりました。

6.AJA Kona 3Gを使った場合のHDMIアウトプット

AJA Kona 3Gを使用している場合HDMIからアウトプットをすることができますが、DVIとの間にわずかなディレイが生じる場合があります。また、一般的なHDMI出力に対応しますが、ステレオスコピック、PsF、1080@60p(50p)には対応していません。

サブスクリプションユーザーはサブスクリプションセンターでダウンロードすることが可能です。

http://subscription.autodesk.com/

その他、アップデートの詳しい内容については下記をご覧ください。

smoke2012x1_whats_new.pdf (pdf)

 

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