コンピューターやスマートフォンを使っていると、「この画面をそのまま保存したい!」と思う瞬間は多いものです。そんな時に役立つのがプリントスクリーン機能です。
本記事では、プリントスクリーンの基本的な使い方から、より便利に活用するための応用方法、さらにトラブル時の対処法まで、分かりやすく解説します。
プリントスクリーンとは?
プリントスクリーン(Print Screen)とは、現在表示している画面を画像として保存する機能のことです。元々はキーボード上の「PrtSc」キーに割り当てられ、パソコン画面全体をコピーして他のソフト(例:Wordや画像編集ソフト)に貼り付けることができます。
主な用途は以下の通りです。
- エラーメッセージやバグの画面を記録してサポートに送る
- プレゼンやマニュアル作成用の画像として利用
- ゲームや動画の一瞬を記録
- オンライン取引や購入画面の記録
Windowsでのプリントスクリーンの使い方
全画面キャプチャ
- キーボードのPrtScキーを押す
- クリップボードに画像がコピーされる
- ペイントやWordなどで貼り付け(Ctrl + V)して保存
アクティブウィンドウのみキャプチャ
- キャプチャしたいウィンドウを選択
- Alt + PrtScを押す
- 貼り付けして保存
一発で保存する方法(Windows 8以降)
Windowsキー + PrtScで全画面を直接「ピクチャ」フォルダに保存できます。
詳しいWindowsでの操作方法は、Dell公式ガイドでも確認できます。
Macでのプリントスクリーン
Macでは「プリントスクリーン」という名前は使われませんが、同様のスクリーンショット機能があります。
- 全画面:Command + Shift + 3
- 範囲指定:Command + Shift + 4
- ウィンドウ単位:Command + Shift + 4 → スペースキー
撮影した画像はデスクトップに自動保存されます。
スマホでのプリントスクリーン
iPhone
- Face IDモデル:サイドボタン + 音量アップ
- Touch IDモデル:ホームボタン + サイド(または上)ボタン
Android
- 多くの機種:電源ボタン + 音量ダウン
- 機種によってはスワイプやジェスチャーで可能
プリントスクリーンをもっと便利に使う
プリントスクリーンは単なる全画面キャプチャだけでなく、部分的な記録や編集も可能です。
おすすめツール
- Snipping Tool / Snip & Sketch(Windows):範囲指定や注釈追加が簡単
- Monosnap / Lightshot:クラウド共有や直接アップロードが可能
- Mac標準プレビュー:撮影後すぐに編集可能
トラブル時のチェックポイント
プリントスクリーンができない!という時は以下を確認しましょう。
- ノートPCの場合、Fnキーとの組み合わせが必要な場合がある
- キーボードドライバの不具合や設定変更の影響
- 保存先やクリップボードがいっぱいになっている可能性
プリントスクリーンの活用事例
- 仕事:資料作成、トレーニングマニュアル、報告書
- プライベート:レシピ、イベント告知、SNSシェア用画像
- 学習:オンライン講義の板書保存、英語字幕の記録
ワンポイントアドバイス
プリントスクリーンをSNSに投稿する場合は、個人情報や機密情報が写り込んでいないかを必ず確認しましょう。