この記事では、値貼り付け ショートカットの方法と活用例をわかりやすく解説します。
値貼り付けとは?
Excelでは、コピーしたセルには値・数式・書式などの情報が含まれます。通常の貼り付け(Ctrl+V)はこれらをすべて貼り付けますが、値貼り付けでは計算結果や文字列などの値だけを貼り付けます。
値貼り付けのショートカット・Windows / Mac
Windows
- コピー:Ctrl + C
- 値貼り付け:
- Alt → E → S → V → Enter(古いメニュー形式)
- または Ctrl + Alt + V → V → Enter
Windows版での詳細なキー操作はExcelCampのショートカット解説で図解されています。
Mac
- コピー:Command + C
- 値貼り付け:
- Control + Command + V → V → Enter
クイックアクセスツールバーに追加する方法
- 右上のクイックアクセスツールバーのカスタマイズ・ボタンをクリック
- その他のコマンド→貼り付け・値を追加
- アイコンをクリックするだけで値貼り付け可能に
「形式を選択して貼り付け」ダイアログを呼び出すショートカットはパソコン工房NEXMAGの記事でも詳しく解説されています。
値貼り付けの活用シーン
- 計算結果だけを残す:関数の負荷を軽減し、ファイルを軽くする
- 外部データの固定:リンク切れを防ぐために数値だけ残す
- 書式や条件付き書式を消す:不要な装飾を削除してデータをクリーンにする
値貼り付けと書式なし貼り付けの違い
- 値貼り付け:セルの値だけを貼る。書式は貼られない
- 書式なし貼り付け:値と数式を含むが書式は貼られない
用途に応じて使い分けが必要です。
まとめ
値貼り付け ショートカットを覚えると、Excel作業のスピードが大幅に向上します。特に関数やリンクが多いファイルでは、計算負荷軽減やデータ保護のために役立ちます。日常的にExcelを使うなら、ショートカットとクイックアクセスツールバーへの登録をぜひ習慣化しましょう。