撮影済みのメディアをどう運ぶのかは課題があります。SDカードやCFカード、SxSなど小型のメディアの場合、付属や汎用のケースで運ぶ場合も多いと思いますが、ファイルベースになりSSDなど外部収録でドライブ自体がマスターになるケースが増えてきました。
これは一見HDCAMのケースに見えますが、なんとKiStor用のドライブケース!
KiStorはKiPro、KiPro Rackの専用ドライブです。今まで外部接続がFirewire 800だったものが、新しいKiStorではUSB3.0に変更になっています。HDDタイプのモジュールは250GB、500GB、750GBのモデルがあり、SSDタイプは120GB、300GBのタイプが存在します。
残念ながら、このケースは販売されていません。NOT FOR SALEでFOR PROMOTIONAL USE ONLYなんですよね。
このアイテム、実はMOV!のAfter InterBEEのUstream視聴者プレゼントで頂きました。まあ、KiProもKiStorも持っていないのですが…(汗。MOV!では今後、毎月情報発信をしていくようです。またプレゼントもあるかも?!
USTREAM: MOV!: 映像クリエイターに役立つ情報を配信
さて、汎用の普通の2.5インチケースを入れてみました。少し横に膨らみます。
汎用ケースは短い側に接続コネクタがあるのに対し、KiStorはコネクタがサイドにあります。KiPro、KiPro RackとはSATAで接続され、新しく発売されたKiStor Dockを利用する事でUSB3.0に加えThunderbolt接続も可能になります。
AJA Video Systems社、Ki Pro, Ki Pro Rack用の新しいストレージとドックアクセサリーを発表
もう終わってしまいますが1月末日まで、株式会社アスクにて新春キャンペーン 2013 第一弾としてKi Pro Rack 本体にKiStor Hard Drive Storage Module 250GB ×1と前記の非売品のケースがついてくるキャンペーンが行われていました。新春キャンペーン 2013 第二弾はAJA Io XT バンドルセットでAJA Io XT 本体にGlyph GT 050Q 500GBがついてくるそうです。
株式会社アスク、新春キャンペーン 2013 第二弾! – ASK DCC 株式会社アスク
一方、Blackmagic DesignのCinema CameraやHyperdeck等の製品ではSSDモジュールを裸で扱います。取り外しが容易ですが、機器にそのままの状態で刺すので、VTRケースを模したHyperDeck SSD Coversが発売されています。通常は90個パックで販売されています。
パラレルで回したり、バックアップを撮らない限り撮影済みのメディアは世の中に1つしか存在しません。マスターになるのですから、ドライブをテープケースのように扱うのも必然性があるのかもしれません。
今のところ量販店で買ったドライブやバルクのHDD等は、購入した箱自体で持ち運ぶのが最良かと思われます。(緩衝剤や静電防止も含まれているため。)ただ、かさばるんですよねー(泣。
あまりおすすめはしませんが、3.5インチのドライブは100円ショップのはがきケースがサイズ的にぴったりだそうです。他に良い管理法があれば、コメント募集いたします。
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