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対談: DaVinci Resolve 8 マニュアル日本語翻訳者 高信氏

DaVinci Resolve 8.1 のマニュアルの日本語版がlindocで無償公開されています。
 
DaVinci Resolve 8.1 日本語マニュアル | Lindoc
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今回、技術交流会繋がりで白組の鈴木氏のご紹介により、翻訳者のターミガンデザインズ 高信 行秀さんと お話しする機会を設けて頂きました。同席者はインターセプターの田巻さんです。いろいろとお伺いました。(敬称は略させて頂きます。)
 

対談

 
一同:はじめまして、よろしくお願いします。
 
鈴木:元々、自分達も去年の7月の技術交流会で「ファイルベースになって問題があるよね」ってことで集まったのがきっかけで、まだ会って1年くらいなんですよ。
 
高信:へぇー
 
鈴木:なんかずっと前から話してるような雰囲気もあるんですけど…(笑
 
鈴木:今はまだ都内でしか集まってないですが、色々な所の人達と話し合ったら面白いと思ってるんです。情報公開する場所って今まであまり無かったじゃないですか。いろんな人と話して公開できる情報は共有して、どうしたら解決できるのかを議論しているんですよ。
 
石河:その辺の問題って、ポスプロみたいな最終行程に来るじゃないですか。撮影の段階からどうにかしたいっていうのがあったんですよね。
 
鈴木:みんなが周知の事実として知ってたらいいよねって。細かいトラブルで時間を失うのはもったいないし。
 
田巻:最近なんですけど、「ProResって新しいMacにどうやっていれれば良いの」とか電話がかかってきたり…もう何年もFCP使ってきてる人なんですけど。ああ、知らないんだなとか。
 
鈴木:そんな部分ではProResって巧いですよね。半ば強引ですけど。まあ、こういう時代なんで情報共有しながら新製品の検証とかやっていて。
 
高信:なるほど。
 
鈴木:実は知らなかったんですが、田巻さんと大阪でマニュアルの話を聞いて、「エー、そんなのがあるんだ」って。一回連絡とってみようって話になったんです。だって、あの物量をさらっと…
 
高信:いや、サラッとじゃないですよ。半年はかかってますね。
 
石河:あれだけありますもんね。凄く大変だと思いましたよ、感動しました!
 
田巻:最初自分でやろうかなと思ったんですけど、あまりもの分量に「もう、無理…」って。最初の数ページで諦めちゃって(笑
 
鈴木:特にResolve 8ってファイルの読み込む所からみんな躓くじゃないですか。
 
高信:たしかにResolve 9になるとその辺がフレンドリーですよね。実際そんなには変わらないんですけど。
 
田巻:基本的な構造は全く変わってないんで。
 
高信:セッションの所も結局セッションを作らないといけないじゃ無いですか。
 
田巻:Resolve 9でセッションじゃなくなってタイムラインに名前が変わったんですよね。名前変えただけじゃんって。(笑
 
鈴木:みんなが助け合わないと前に進まない時代って思いますよね。
 
石河:移り変わりが速いので、一人だと追いつくのが大変ですよ。
 
高信:DaVinciはしばらく落ち着くのかなとは思ったんですけど。9が発表されて…あれはちょっと予想外でした。
 
鈴木:こうやって共有するのって楽しいし、デメリットになる人って少ないじゃないですか。
 
高信:DaVinci 8のマニュアルを無償で公開したのは、タイミングでVer.9が出る予想があったのと、皆さんが無償でいろんな情報を出しているのに対して僕もその恩恵を得ているんで。その積み重ねの量が大きいから、そこをフラットにしたいなという部分がありましたね。
 
田巻:僕も昔ビデオアルファに書いてるのをまとめて200円か300円で売ろうと思ったんです。(笑
 
高信:DaVinciのマニュアルについてもブラックマジックに聞いたんです。そうしたら、「日本独自で、かつ、BMDとは関係ないって形で出してください。」ってそれでああいう但し書きがあるんですけど。
 
鈴木:BMDもちゃんと交渉できる人がいるのがいいですね。こういう時代になって、せっかく日本語で出来るんだから情報公開や交換したら面白いのにって思うんですよ。もっとそれを都内だけじゃなく広げて行ったらおもしろいし。BMDのアフターNABで大阪行った時なんか、セミナーが始まる前にすでにセミナーになってましたからね。(笑
 
田巻:BMDのセミナーで大阪に行って、Resolveちゃんとやるデモンストレーターが自分しかいなかったんで、準備が終わってお客さんが入って来た途端にガンガン質問が始まって。「そろそろ始めたいんですけど…」みたいな。(笑
 
鈴木:それくらいみんなが情報を欲しがってるって事じゃないですか。その後に「マニュアルが…」っていう話になって高信さんに連絡取ってみようってことに。
 
田巻:丁度その前にyamaqさんのlindocでの公開があって、僕はそれ読んでたんですけど。
 

DaVinci Resolve Liteクイックスタートガイド | Lindoc

 
鈴木:しかもLindocっていうのがやるなーって思いましたね。
 
高信:大阪は反響あったんですか?
 
田巻:2回とも満席でしたね。大阪で吃驚したのは名古屋からとかも来てたんですよ。人数とかスケジュー ルの問題もあったんでしょうけど。
 
鈴木:東京も凄かったですよ。朝から。今回本当にたまたまブラックマジックさんからお話をもらって、「田巻さんを大阪に連れて行きたいんです」って逆オファーをして。(笑
 
高信:交流会はどのくらい集まるんです?
 
鈴木:最初17-18人くらいから次にやった時20人くらいでしたね。今では全部で50人弱くらいです。富士ソフトさんが場所の協力とかしてくれてるんですよ。人数のキャパもあるし。あそこシアタールームとかも あってDCPかけれたりするんですよね。
 
石河:全部あるんですよね。あんまり知られてないんですけど…。(笑
 
田巻:クラリティーのプロジェクターとか、とてつもなく奇麗でしたよ。
 
高信:結構秋葉原でセミナーとか多いですよね。
 
鈴木:すっかり秋葉原でセミナーっていう。
 
高信:しかも映像系多いですよね。面白い拠点になると思うんですけど。
 
鈴木:みんなで話し合って色々解決したりとか、もっともっとその輪を広げられたら面白いのかなと。しかもお金は掛けずに行こうみたいな。有料とかにしちゃうと、まずそこで壁が出来ちゃうし、本当にやらなきゃいけないのは自分のとこの仕事の受注だったりするし。なんだかんだで内輪で仕事をお願いしちゃったりするし。うちのスタッフが「スタジオ空いてなくて」ってなると、「あっ」てなるし、WINK2も渋谷だし 「聞いてみるかな」とか。
 
田巻:うちもHD-CAMしかないからWINK2さんにSRを「立ち上げてください~」とかあるんで。
 
鈴木:結構、連携して仕事ができるようになったのが面白いですよね。
 

 

 
この後、FCPやEdiusやCS6、Nvidia、NASやSANの話、○○や○○の話で盛り上がり、あっという間の2時間でした。まだまだお聞きしたい事はいっぱいありましたが、皆様、貴重なお時間をありがとうございます。
 

 

ターミガンデザインズ 高信 行秀氏
http://www.ptarmigandesigns.jp
 
白組 鈴木 勝氏
http://www.shirogumi.com
 
インターセプター 田巻 源太氏
http://www.interceptor-inc.com
 

 

 

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