DaVinci Resolve 16 新機能 スマートビンの自動作成機能
スマートビンはユーザーが選択した情報からデータを抽出してビンを作る機能です。Ver 16ではこの機能が大きく改善。必要なデータから自動的にビンを作成します。
DaVinci Reaolve 16の情報をマガジンで公開中!
スマートビンの自動作成
例えば、撮影時や撮影後にシーンやショットのメタデータを入力していれば自動的にビンを作成。
以下のメタデータで自動的にビンを作成します。
- クリップキーワード
- マーカーキーワード
- 人物キーワード(人物検出で追加)
- シーンメタデータ
- ショットメタデータ
「環境設定」>「ユーザー」>「編集」>「自動スマートビン」で自動的に作成するメタデータを選択します。
カテゴリは階層で表示され三角ボタンで開きます。
カテゴリの一番上を選択すると、中にある全てのクリップを表示。個々のビンを選ぶとその中のクリップだけが表示されます。
スマートビンの階層構造
自動作成されたスマートビン内には作成できませんが、通常のスマートビンにフォルダを追加して整理できます。
スマートビンのエリアを右クリックし「フォルダの追加」でフォルダを作成。
フォルダを選択すると、中にあるすべての内容をメディアプールで表示し、個々のスマートビンを選ぶとその中のクリップだけが表示されます。
フォルダは右クリックで名前変更、削除、並べ替え、新しいウィンドウとして開くことができます。
さらに作成したスマートビンは右クリックで「複製」し、複雑なルールで作ったスマートビンの異なるバージョンを作成できます。
新しく追加されたキーワード
一部のメタデータでは「%」を入力すると自動的に表示されるキーワードを利用できます。
英語と略称のみですが、制作、ポストプロダクション、ビデオフォーマットなどの業界標準の用語が追加されました。
このキーワードは「ワークスペース」>「キーワードディクショナリ」から参照できます。
保存されていないメタデータのアラート
複数のクリップを選択してメタデータエディタでメタデータを一度に変更する際に「保存」ボタンを押さずに他の場所をクリックするとアラートが表示されます。
「Apply」で変更するか「Discard」で破棄します。
顔検出で人物キーワードの抽出はこちら。
コメント