DaVinci Resolve 16 新機能 Fusion GPUによる高速化
DaVinci Resolve 16のFusionページは、パフォーマンスが大幅に向上。既存の機能が改善され高速で安定しています。
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Fusion GPUによる高速化
最もよく使われるノードがGPUで高速化されました。これはFusionページだけでなく、カット、編集、カラーページのFusionエフェクトの高速再生やデリバーページのエフェクトの高速レンダリングにつながります。
以下の特定のエフェクトが高速化されます。
- 平面トラッカー
- カメラトラッカー(より正確)
- すべての3Dノードを含むFusion 3Dエンジン
- デプスの変更(新しい誤差拡散が追加)
- すべてのノードのベクトルモーションブラー(GPU)
- コーナーピンとパースペクティブピン
- すべてのマスクノード
- Bスプラインとビットマップマスク (GPU)
- カラーオペレーター
- ディゾルブ(GPU)
- タイムスピード、タイムストレッチ(GPU)
- ステレオのスプリッタとコンバイナ(GPU)
キャッシュの改善
スマート/ユーザーキャッシュ使用時にFusion エフェクトキャッシュの速度と信頼性が向上しています。
3Dレンダーノードのパフォーマンスとマルチサンプリングの向上
3D操作が大幅に高速化。
Renderer 3Dノードの「OpenGL Renderer」のアンチエイリアスコントロールにマルチサンプリングが追加されました。
LowQとHiQにそれぞれ1、2、4、8レベルのマルチサンプリング数のオプションがありカスタマイズできます。
Fusionコンポジションの名前変更
FusionページのサムネイルタイムラインでFusionコンポジションの名前を変更できます。任意のコンポジションサムネールを右クリックして「名前の変更」を選択し入力します。
メディアプールで作成したりドラッグしたFusionコンポジション名をアイコンビューやリストビューで編集可能です。
Wacomタブレットの応答性の向上
Wacomタブレット使用時に、ビューアー画面上のコントロールの応答性が向上しています。
メモリ管理の最適化
大規模なFusionコンポジションで、より優れたメモリ管理を行います。あらゆる種類の時間処理を使うFusionコンポジションのGPUメモリ使用率が向上。
トラッカーの改善
平面トラッカーがより速く、カメラトラッカーはより正確になり、レンズの歪みをサポートしています。
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