DaVinci Resolve 16 新機能 エディットページ インスペクタのスタビライザー
スタビライザーは画像にあるカメラの動きを制止したり、なめらかにする手ブレ補正の効果です。
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インスペクタのスタビライザー
DaVinci Resolve 16ではエディットページやカットページからスタビライザーを適用できるようになりました。カラーページに移動せずに画像の安定化ができます。
このスタビライザーはカラーページのスタビライザーと同じです。
エディットページではトラッカーのグラフはありませんが処理が終わったクリップはカラーページで見るとグラフが表示されます。
オプションはスタビライズボタンを押す前に設定します。別のオプションを選ぶと再分析が必要です。
モード
モードを選択します。「Perspective」(遠近)がデフォルトです。
- Perspective (遠近)
パースペクティブ、パン、チルト、ズーム、回転で分析して結果を適用します。
- Similarity(遠近なし)
パースを含まずパン、チルト、ズーム、回転で分析して結果を適用します。
- Translation(縦横のみ)
パン、チルトの縦横の動きのみで分析して結果を適用します。
カメラロック
カメラの動きを完全に固定する場合にオンにします。動きが大きいと切り取られる範囲も大きくなります。
ズーム
デフォルトは「オン」で、処理済みのデータを拡大して黒枠が出ないようにします。
クロップ率
デフォルトは「0.5」です。「1.0」は全くスタビライズは適用されません。下げるほど安定化しますが黒枠の出る範囲が大きくなります。
スムーズ
デフォルトは「0.25」です。不均等な揺れをスムーズにします。大きくするほどスムーズさが上がります。
強度
デフォルトは「1.0」で完全に動きの無い状態にします。動きを残すには強度とスムーズで調整します。マイナス値も指定でき、より激しいカメラシェイクを与えることもできます。
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