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DaVinci Resolve 19 パブリックベータ 5 リリース

DaVinci Resolve 19

2024年7月17日: DaVinci Resolve Studio 19 Public Beta 5がリリースされました。このリリースは、Blackmagicdesignのサポートウェブサイトから無償で利用できます。

DaVinci Resolve19の新機能 まとめ

DaVinci Resolve19の新機能のまとめ一覧はこちら

インストールに関する注意事項

Nvidia RTX VideoエフェクトとH.265エンコードを利用するには、Windows 11と対応するNvidiaグラフィックカードのStudio 550.58ドライバ以降が必要です。

サポートされていないシステムでは、Nvidia RTXエフェクトは動作せず、ビューアのオーバーレイが表示されます。

DaVinci Resolve パブリックベータ 5 の新機能

  • サポートされているIntel WindowsシステムでAIのパフォーマンスが最大3倍高速化
  • カットページのマルチビューレイアウトが、ビューアの幅に適応するようになりました
  • カットページのタイムラインコンテキストメニューからトランジションタイプ、デュレーション、アライメントを設定
  • カットページの編集オプションメニューに新しいトランジションアクションを追加
  • カットページのリプレイメニューからオプティカルフローを有効にするアクション
  • カットページのタイムラインにレンダーキャッシュのアクティビティが表示されるようになりました
  • リプレイ編集時に、カットページのタイムラインオプションでオーディオチャンネルを選択するオプション
  • リプレイワークフローでオーディオモニタリングチャンネルを選択する機能
  • メディアプールビンを再同期して、元のフォルダに新しいメディアを含めるアクション
  • MacでATEM Miniをリプレイ入力用のキャプチャデバイスとして設定する機能
  • タイムラインをネストされたクリップとして書き写す機能をサポート
  • Windows での Resolve FX Nvidia RTX Video HDR を使った SDR から HDR への新しい自動トーンマッピング
  • WindowsでNvidia RTX Videoを使用した新しい2倍と4倍のスーパースケールオプション
  • Resolve FX Lens Reflectionsの反射中心の移動に対応しました
  • 書き出された字幕ファイルは、タイムライン名と字幕トラック名で命名されるようになりました。
  • Resolve FX Film Look Creator のコアルックオプションが新しくなり、さまざまなストックをエミュレートできるようになりました
  • 特定のテクスチャサーフェスに対応する UltraNR 機能が向上しました
  • Open FX Renderer プラグインで、静止画からタイムライングレードを適用できるようになりました
  • プロジェクトマネージャー情報タブに、クラウドプロジェクトのメンバー組織グループが表示されるようになりました
  • オーディオファイルとビデオファイルの同期時に、ビデオクリップのメタデータを保持できるようになりました
  • FairlightページでタイムコードとMIDIタイムコードチェイスをサポート
  • 左右に分かれたトラック上のオーディオクリップが、外部プロセス経由で通過できるようになりました
  • メディアプールクリップのプロキシステータスのためのスマートビンフィルタ
  • インスペクタの速度変更がキーフレームを認識するようになりました
  • カスタム配信プリセットがアルファベット順に並び替えられるようになりました
  • グラフオブジェクトを使ってカラーノードを有効/無効にできるスクリプトAPIをサポートしました
  • プロジェクト設定からクラウドプロジェクトのメディアロケーションを取得、設定するスクリプトAPIに対応しました
  • タイムライン上で Dolby Vision 解析を呼び出すスクリプティング API に対応しました
  • お気に入りのエフェクトがレイアウトによってリセットされる問題に対応しました
  • アップグレードされたプロジェクトの HDR Vivid 解析に関する問題に対応しました
  • ColorSlice のフォーカスインジケータの欠落に対応しました
  • 編集ページの再生ヘッドを固定したトリム編集のマウス感度に対応しました
  • ギャップのある転写を挿入する際に発生する、複数の取り消しアクションに対応しました
  • 編集ページ再生中にaltまたはoptionをクリックすると選択される問題に対処した
  • タイムコードのないオーディオクリップを含む XML タイムラインをインポートする際のオフラインの問題に対処しました
  • Resolve FX のぼかし、スタイライズ、またはドロップシャドウで、アルファを含む一部のクリップにアーティファクトが発生する問題に対応しました
  • ステレオスコピック 3D プロジェクトを再読み込みする際に、カラーマットが切断される可能性に対処しました
  • クリップ EQ がローパスピークを誤って表示する問題に対応しました
  • Fairlight のいくつかの VST3 プラグインのスケーリングの問題に対処しました
  • パネル表示キー・ショートカットで Fusion パネルの表示を切り替える際の問題に対処しました
  • Fusion の小さなブロブパーティクルのパーティクルレンダリングのアーティファクトに対処しました
  • シンプルな式を持つ Fusion ツールのレンダリングパフォーマンスを改善しました
  • 非ANSIファイル名でスクリプトを起動する際の問題に対処しました
  • IMF の補足レンダリングが、タイムライン開始時に一部のフレームに不正に影響する問題に対応しました
  • DPP パッケージタイプの Apple ProRes IMF レンダリングの問題に対処しました
  • 一般的なパフォーマンスと安定性の向上

DeepL.com(無料版)で翻訳しました。

新機能の詳細

カットページのリプレイ機能に関するアップデートが多く含まれています。

カットページのマルチビューレイアウトがビューアの幅に適応

マルチビューのレイアウトがビューアの幅に応じて変化するようになったようです。

マルチビューレイアウトがビューアの幅に適応

これって前からできたっけ?

カットページのタイムラインオプションメニュー

カットページのタイムラインオプションに多くの機能が追加されています。

カットページのタイムラインオプション
  • Clear Transition from All Edits
    すべての編集からトランジションをクリア
  • Add Dissolve to All Edits
    すべての編集にディゾルブを追加
  • Add Transition to All Edits
    すべての編集にトランジションを追加
  • Set Default Transition
    デフォルトのトランジションを設定
デフォルトのトランジションを設定
デフォルトのトランジションを設定

Set Default Transitionではウインドウが表示され、デフォルトのタイプを設定できるようです。

あと、編集にどのオーディオを使用するかを選択できるようになると思われます。

カットページのタイムラインを右クリックでトランジションの変更

タイムラインのトランジションの部分を右クリックして設定を変更できるようになりました。

タイムラインを右クリックでトランジションの変更
タイムラインを右クリックでトランジションの変更
  • Change Transition Type
    トランジション タイプの変更
  • Change Transition Duration
    トランジション長さの変更
  • Set as Default Transition
    デフォルトのトランジションに設定
  • Start on Edit
    クリップの先頭に適用
  • Center on Edit
    編集点に適用
  • End on Edit
    クリップの末尾に適用

リプレイメニューでオプティカルフローを有効化

カットページのリプレイメニューでオプチカルフローを有効化できます。

リプレイメニューでオプティカルフローを有効化
リプレイメニューでオプチカルフローを有効化
  • Enable Optical Flow
    オプティカルフローを有効にする

リプレイのアウトプットの音声も選択できる模様。

  • Replay Outputs All
    すべての再生出力
  • Replay Outputs Ch 1&2
    再生出力 Ch 1 と Ch 2
  • Replay Outputs Ch 3&4
    再生出力 Ch 3 と Ch 4
  • Replay Outputs Ch 5&6
    再生出力 Ch 5 と Ch 6
  • Replay Outputs Ch 7&8
    再生出力 Ch 7 と Ch 8

その他の項目は以前のアップデートで導入されています。

カットページのタイムラインにレンダーキャッシュのアクティビティを表示

レンダーキャッシュを有効にしている場合、カットページでプロセスが表示されるようになりました。

レンダーキャッシュのアクティビティを表示

タイムラインをネストされたクリップとして書き写す機能

タイムラインをネストとして扱い、別のタイムラインに乗せた後に右クリックで「Decompose」(デコンポーズ)すると、現在のタイムラインの状態で開くことができます。

注:開かれた後は、複合クリップと同じようにリンクの情報は失われます。

タイムラインのデコンポーズ

Resolve FX Nvidia RTX Video HDR

WindowsでNVIDIA RTXを使用している場合、Resolve FXに Nvidia RTX Video HDRが追加されています。これは今年6月に発表された新しい「NVIDIA RTX Video SDK」を使用した技術と思われます。「SDR から HDR への新しい自動トーンマッピング」とありますが、動きについては要検証。

Nvidia RTX Video HDR
Nvidia RTX Video HDR

Nvidia RTX Videoで新しい2倍と4倍のスーパースケールオプション

WindowsでNVIDIA RTXを使用している場合、スーパースケールにNVIDIA RTX VIDEOの2倍と4倍のオプションが追加されました。

NVIDIA RTX VIDEOの2倍と4倍のオプション
NVIDIA RTX VIDEOの2倍と4倍のオプション
NVIDIA RTX VIDEOのクオリティレベル
NVIDIA RTX VIDEOのクオリティレベル

先のレンダーキャッシュのスピードから見ると、結構現実的なレベルでプロセスしているように見えます。

Resolve FX Film Look Creator のコアルックオプション

Resolve FXのフィルムルッククリエーターに新しいコアルックオプションが追加されました。

フィルムルッククリエーターの新しいコアルックオプション
フィルムルッククリエーターの新しいコアルックオプション

FairlightでタイムコードとMIDIタイムコードチェイスをサポート

FairlightページでFairlightメニューから「Synchronization Settings」で同期設定のウインドウを開くことができます。

Synchronization Settings
Synchronization Settings
タイムコードとMIDIタイムコードチェイスをサポート
タイムコードとMIDIタイムコードチェイスをサポート

タイムコードに加え、MIDIタイムコードによる外部同期できるようになったようです。

これで公言していた「ベータ中に対応予定の新機能」が揃ったので、そろそろ本リリースが近いと思われます。

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