Davinci resolve用 Nobe Color Remap OFX プラグイン
どうやら最近はカラーリマップが流行りのようです。False Color プラグインの作者によるDaVinci Resolve用のスポットグレーディングのプラグインがリリースされました。
False Color はこちら。
Nobe Color RemapはOpenFXプラグインでDaVinci Resolve(バージョン14以降)で動作するように設計されています。他のOFXホスト(Nuke、Vegas Pro、Scratch)やEdius、Adobe Premiere Pro、FCPX用のプラグインはリリース後に提供される予定だそうです。
DaVinci Resolveには元々「Hue vs Hue」や「Hue vs. Sat」「Hue vs Lum」などがあり、スポットでカラーコレクションをするのには十分の機能がありますが、それほど直感的ではありません。
Nobe Color Remapプラグインは従来の「Hue vs Hue」を大幅に拡張し、最新のユーザーインターフェイスでカラーピッカーを使い直感的に目的のカラーにリマップします。
LiteバージョンとProバージョンがあり、Pro版にはLite版の全ての機能を含みます。システム要求は以下のとおりです。
- Windows 7以降
- macOS El Capitan以降
- CUDAまたはOpenCL対応グラフィックスカード
インタフェースはResolveのビューアにプラグインのユーザーインターフェイスが表示される「オーバーレイモード」とグリッドコントロールとイメージプレビューが表示される「ウィンドウモード」があります。
「オーバーレイモード」ではビューアで色を直接ドラッグし、色相、彩度、輝度を調整でき、アドバンスドカラーピッカーで調整前と後の色を表示します。また、すべての調整を外部モニタに表示したり、ODTとIDTをプレビュー画像に適用できます。オーバーレイモードはProバージョンのみ使用できます。
「ウィンドウモード」は調整のためのウィンドウモードが別に表示されます。調整中は外部モニターには表示されず、適用するまではResolveに表示されません。ですが、色に関する操作は同じように行えます。
色相グリッド
円形と長方形の2つのグリッドのパターンがあり、グリッド上のコントロールポイントをドラッグすると、その方向に色相(Hue)と彩度(Sat)をリマップします。
輝度グリッド
同様に輝度グリッドでは輝度(Lum)と彩度(Sat)のリマップができます。
Nobe Color RemapプラグインはWindowsとmacOSで動作し、グラフィックスカードで高速化されます。
通常価格は、Lite版 85 ユーロ(macOS + Windows:99 ユーロ)、Pro版 170 ユーロ(macOS + Windows:199 ユーロ)で販売されています。
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