IBC 2012 Blackmagic Design 新製品情報

IBC(オランダ アムステルダム)にて2012年9月7日発表された新製品情報です。

PC用のThunderboltビデオ·ソリューションとして認定を取得

Blackmagic Designは同社のThunderboltベースのビデオソリューションがWindows上で動作するビデオのキャプチャと再生における最初のThunderbolt製品としてインテル社により認証されたことを発表しました。Intensity Shuttle for ThunderboltとIntensity ExtremeはWindowsで現在認定されているThunderboltハードウェアと組み合わせ使用​​することができます。
 
デスクトップビデオ9.6.4ソフトウェアアップデートは、Blackmagic Designのウェブサイトから9月に無料でダウンロードし利用可能になります。PCでデバイスが正しく動作するには、このソフトウェアアップデート使用する必要があります。
 

HyperDeck StudioとHyperDeck ShuttleにexFATディスクの互換性を追加

HyperDeckソフトウェアアップデート3.5では業界標準のexFATファイルシステムのサポートが追加され、サードパーティ製のソフトウェアを使用せずにWindowsとMac OS Xの両方に接続することができます。機能の設定が特にあるわけではないのでexFATのサポートは透過的にされユーザーは意識する必要がありません。HyperDeckではディスクフォーマットの設定を変更せずに自動的に検出し記録再生を行うことができ、これらのディスクは混在させることができます。
 
HyperDeckソフトウェアアップデート3.5は、2012年9月にHyperDeck Shuttle
、HyperDeck Studio、HyperDeck Studio Proのすべてのユーザーが無料で利用できます。
 

4Kワークフローのために設計された2つの新しいミニコンバーターを発表

低コストで4Kスタジオが構築できるように設計された2つの新しいモデルのミニコンバータを発表しました。
 
Mini Converter SDI to HDMI 4Kは、1本のHDMI接続でHDの4倍の解像度をサポートし、クアッドリンクのHD-SDI接続からHDMIの4Kに変換します。また、UltraStudio 4K や DeckLink 4K Extremeで新しくサポートされた2本のデュアルリンク3Gb/s SDIによる4K接続でも動作します。
 

 
Mini Converter SDI Multiplexは、デュアルリンク4K 3Gb/s SDI接続とクアッドリンク4K 1.5Gb/s SDI接続を相互に変換できます。ミニ·スイッチで希望の変換を選択可能です。このモデルは4:4:4処理に対応しています。
 

 
これら2つのミニコンバーターはBlackmagic Designのリセラーから11月に495ドルで販売される予定です。
 

Videohubマスターコントロールを発表

ルータのすべてのソースとディスティネーションをスピンノブで制御する新しいスタイルのコントロールパネルを発表しました。また、任意のルータのクロスポイントを直接ボタンに入力することができます。
 

 
新しいVideohubのマスターコントロールは、Videohubルーターの最大288×288のすべてのクロスポイントにフルアクセスができ、そのラベルを表示するためのLCDが搭載されています。Power over EthernetによりEthernet接続で電源供給が可能です。
 
Videohubのマスターコントロールは1Uのラックサイズで、すべてのVideohubのモデルで動作し、695ドルで9月に発売される予定です。
 

DeckLink 4K Extremeを発表

DeckLink HD Extreme 3Dカードのすべての機能に加え4Kの再生を追加する新しいキャプチャカードを発表しました。DeckLink 4K Extremeは高速なPCI Express Gen 2に接続します。4Kの再生にはデュアルリンク3Gb/s SDI2本で接続し、HDMIでは1080p60と3Dのフレームパッキングがサポートされています。また、高品質のハードウェアアップ、ダウン、クロス変換が含まれ、4KからHDへのダウンコンバージョンも可能です。
 

 
DeckLinkの4K Extremeは1295ドルで11月に発売される予定です。
(注:入力は4Kをサポートしていません)
 

UltraStudioミニモニターおよびUltraStudioミニレコーダーを発表

3 Gb/s SDIおよびHDMI接続に加え、高速なサンダーボルト技術を搭載した二つの新しいキャプチャと再生のソリューションを発表しました。サンダーボルトを搭載した小型のポケットサイズの製品で可搬性があり、バスパワーで動作します。
 

 

 
低価格で10ビットSD / HD画質で非圧縮と圧縮ビデオのキャプチャもしくは再生が実現できます。1080p60までの一般的なSD / HDフォーマットをサポートし、145ドルで11月に販売される予定です。
 

マイクロフォーサーズマウントのBlackmagic シネマカメラを発表

マイクロフォーサーズレンズ(MFT)のマウントを備えたBlackmagic シネマカメラのセカンドモデルを発表しました。新しいBlackmagic シネマカメラのMFTモデルは、マニュアルアイリス、フォーカスを持つマイクロフォーサーズ規格をサポートし、サードパーティのアダプタを介して簡単にPLマウントのような他のレンズマウントに適合できます。オリジナルのBlackmagic シネマカメラとの違いは電子接点があるかどうかです。(MFTはマニュアルになります。)
 

 
BlackmagicのシネマカメラMFTはBlackmagic Designのリセラーから2995ドルで2012年12月発売予定です。2つのモデルを区別できるように、EF互換レンズマウントモデルはBlackmagicシネマカメラ EFとリネームされます。両方のモデルの価格は同じで、レンズマウントに応じてそれぞれのモデルを注文することができます。
 
 
 

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