DaVinci Resolve 12 トレーニング 1

DaVinci Resolve、カラーグレーディングの話題はこちらに。
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ishicaw
記事: 57
登録日時: 2015年8月12日 12:40

DaVinci Resolve 12 トレーニング 1

投稿記事by ishicaw » 2015年8月19日 16:38

DaVinci Resolve 12の使い方、ユーザーとプロジェクトマネージャーの設定です。

アプリケーションの起動とプロジェクトマネージャー、ユーザーの作成、プロジェクトの保存までを解説します。
(ベータ版を基にしています。機能や詳細が変わる場合があります。)

ダウンロードとインストール
Blackmagicdesign サポートセンターのDaVinci Resolveのセクションからソフトウェアをダウンロードします。

ダウンロード

DaVinci Resolve 12が無償版、DaVinci Resolve 12 Studioがドングルで動作する有償版になります。DaVinci Resolve 12 Studioは登録しなくてもダウンロードできますが、無償版のDaVinci Resolve 12では登録が必要です。
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ダウンロード画面
dr12_001.jpg (38.16 KiB) 閲覧数: 23073 回
*印のある項目は必須です。

DaVinci Resolve 12とDaVinci Resolve 12 Studioの同時インストールは推奨されません。(どちらをインストールしてもDaVinci Resolveフォルダーにアプリケーションが展開されます)アンインストールはMacではUninstall Resolve.appを使用し、Windowsはコントロールパネルのプログラムと機能>プログラムのアンインストールから行います。

日本語UIの表示
日本語UIに変更するには、一度アプリケーションを起動しUntitled Projectをダブルクリックして立ち上げます。

DaVinci Resolveメニュー>Preferences(環境設定)から、System Overview(システム概要)を選択し、Language(言語)のプルダウンメニューで「Auto」もしくは「日本語」を選択します。(AutoはOSの言語設定に依存します。)
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日本語UIの表示
dr12_000.jpg (32.72 KiB) 閲覧数: 23073 回
アプリケーションの起動
アプリケーションを起動すると、プロジェクトマネージャーが起動します。プロジェクトマネージャーはプロジェクトを管理する画面です。
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プロジェクトマネージャー
dr12_002.jpg (38.34 KiB) 閲覧数: 23073 回
以前にDaVinci Resolveをインストールし、アップグレードしている場合は、マルチユーザー環境が自動的に有効になります。(マルチユーザー環境の表示はデフォルトでオフになっています。プロジェクト起動後、環境設定>システム概要>「マルチユーザーのログインウインドウを表示」にチェックを入れることで、以前の設定と同じようなログインウインドウが起動時に表示されます。

ユーザーの作成とログイン
もともとDaVinci Resolveはマルチユーザーアプリケーションとして設計されています。各ユーザーごとに環境設定、プロジェクト、パワーグレードなどが保存され、使用者ごとにカスタマイズすることが可能です。

新規ユーザーを作成する:
1 ログインウインドウの左下にある「新規追加」ボタンをクリックするか、中央にある「新規ユーザー」アイコンをダブルクリックします。
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新規ユーザーを作成
dr12_004.jpg (36 KiB) 閲覧数: 23073 回
2 「名前」を入力します。
(オプション:セキュリティを確保したい場合「パスワード」を入力します)
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ユーザー設定
dr12_005.jpg (42.67 KiB) 閲覧数: 23073 回
3 顔の表示の部分をクリックし、アイコンとして設定する画像を指定できます。
4 「ユーザーセットアップを保存」でユーザーが作成されます。

既に作成したユーザーを変更する:
1 作成したユーザーのアイコンを右クリックすると、「ユーザーを削除」および「アカウント設定」がポップアップします。
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ユーザー設定を変更
dr12_006.jpg (37.19 KiB) 閲覧数: 23073 回
2 ユーザーを削除する場合、「ユーザーを削除」を選択すると確認画面が表示されます。
3 「アカウント設定」を選択すると、パスワードの変更とサムネイルの変更ができます。
注意:ユーザーを削除すると、関連付けられたプロジェクトとパワーグレードがすべて削除されます。必要に応じ、ユーザーを削除する前に関連付けられたすべてのプロジェクトおよびデータベースをバックアップしてください。

「管理者」と「ゲスト」ユーザーはシステムの運用に必要なため、変更することはできません。特に「管理者」はシステム構成のプリセットを設定するための特別な権限を持っています。

ログインする
ユーザーアイコンをダブルクリックするか、アイコンを選択した状態で「ログイン」をクリックするとログインできます。(パスワードが設定されている場合はパスワードの入力が必要です)

ログオフする
プロジェクトマネージャの右上のポップアップメニューから「ログオフ」を選択するとログインウインドウに戻ることができます。

データベースの選択
作成したユーザやプロジェクトを管理するために、データベースが使用されます。DaVinci Resolve 12ではデフォルトではディスク·データベースを使用します。使用するOSシステム上の特定のディレクトリに保存されますが、複数のワークステーションを設定する場合、データベースサーバを使用し、異なる種類のデータベースを作成することもできます。(1台で運用している場合には、特にデータベースを意識する必要はありません)データベースの切り替えはプロジェクトマネージャーから行います。
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データベースマネージャー
dr12_013.jpg (36.66 KiB) 閲覧数: 23073 回
プロジェクトマネージャーを使用する
プロジェクトマネージャは、すべてのプロジェクトを管理する場所です。シングルユーザーモードを使用している場合は起動後、最初に表示されます。現在ログインしているユーザのすべてのプロジェクトが表示され、その名前がウィンドウの右上隅に表示されます。(シングルユーザーモードの場合、ログイン名は表示されません)
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プロジェクトマネージャー
dr12_002.jpg (38.34 KiB) 閲覧数: 23073 回
すでにプロジェクトを開いている場合は右下のホームボタンからもアクセスすることができます。
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左がプロジェクトマネージャー、右がプロジェクト設定
dr12_007.jpg (25.68 KiB) 閲覧数: 23073 回
プロジェクトの管理
プロジェクトマネージャでプロジェクトの作成、名前の変更、および削除ができ、その設定は現在のユーザーアカウントに保存されます。プロジェクトマネージャで使用できる多くコマンドはプロジェクトマネージャ画面内を右クリックすることからアクセスできます。

プロジェクトを作成する:
新しくプロジェクトを作成するには、デフォルトプロジェクトをダブルクリックするか、プロジェクトマネージャの右下にある「新規プロジェクト」ボタンをクリックします。(注:デフォルトプロジェクトから作成した場合は、保存時に名称を変更する必要があります)
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プロジェクトマネージャ右下の「新規プロジェクト」ボタン
dr12_008.jpg (30.53 KiB) 閲覧数: 23073 回
プロジェクトをロードする:
以前に作成したプロジェクトをロードするには、プロジェクトアイコンまたは項目をダブルクリックするか、プロジェクトアイコンを選択し「開く」ボタンをクリックします。読み込み専用モードでプロジェクトをロードするには、プロジェクトアイコンまたは項目を右クリックし、「読み出しのみモードで開く」を選択します。(注:読み込み専用モードで開いた場合、保存時に名称を変更する必要があります)
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プロジェクトマネージャのコンテキストメニュー
dr12_009.jpg (50.55 KiB) 閲覧数: 23073 回
プロジェクトの名称変更:
プロジェクトアイコンまたは項目を右クリックし、[名前を変更]を選択します。新しい名前を入力し、プロジェクトの名前を変更します。

現在開いているプロジェクトに別のプロジェクトの設定をロードする:
現在開いているプロジェクトと別のプロジェクトを選択し、右クリックから「構成を現在のプロジェクトにロードする」を選びます。「現在のプロジェクトの構成を選択した項目に置き換える」アラート画面が表示されます。

プロジェクトを削除する:
プロジェクトアイコンまたは項目を右クリックし、[削除]を選択します。確認を求めるダイアログが表示されます。
(注:現在読み込まれているプロジェクトは削除や移動をすることはできません。)

プロジェクトのインポートとエクスポート

プロジェクトをエクスポートする:
プロジェクトのアイコンを右クリックし表示される「書き出し」を選択し、.drpファイルを書き出します。プロジェクトを開いている場合はファイル>プロジェクトの書き出しで書き出すことができます。

プロジェクトをインポートする:
プロジェクトマネージャの空の部分で右クリックし表示される「読み込み」を選択し、.drpファイルを読み込みます。プロジェクトを開いている場合はファイル>プロジェクトの読み込みで読み込むことができます。

プロジェクトのアーカイブと復元
プロジェクトと共にプロジェクトで使用されるすべてのメディアファイルをアーカイブする機能を備えています。

プロジェクトのアーカイブ:
1 プロジェクトマネージャでアーカイブしたいプロジェクトを右クリックし、[アーカイブ]を選択します。

2 アーカイブを保存する場所を選択します。
(メディアをコピーするため十分な容量を確保します)

3 「保存」をクリックするとプロセスを開始します。
(オフラインメディアがある場合はエラーが表示されます)

アーカイブファイルは.dra拡張子がついたフォルダに保存されます。.draフォルダにはプロジェクトで使用されるメディアのコピーとプロジェクトファイルが記録されます。メディアはフルパスで記録されるので、元のファイルの正確な場所が分かります。

アーカイブの復元:
1 プロジェクトマネージャで任意の場所を右クリックし、コンテキストメニューから「復元」を選択します。

2 復元したい.draフォルダを指定し開きます。

3 復元するプロジェクトの名前を設定します。

.draフォルダ内のメディアにリンクしています。
メディアを移動する場合はファイル>メディア管理ツールを使用します。

ダイナミックプロジェクトスイッチング
プロジェクトマネージャのコンテキストメニューからアクセスできる「ダイナミックプロジェクトスイッチング」ではRAMに複数のプロジェクトを読み込むことができます。RAMの容量に依存し、大規模なプロジェクトを開く場合はパフォーマンスが低下する場合があります。
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ダイナミックプロジェクトスイッチング
dr12_010.jpg (32.68 KiB) 閲覧数: 23073 回
ダイナミックプロジェクトスイッチングを有効にする:
プロジェクトマネージャ内の任意の場所を右クリックして、「ダイナミックプロジェクトスイッチング」を選択します。オフにするまで、有効な状態です。

複数のプロジェクトをRAMに展開する:
プロジェクトマネージャから他のプロジェクトを開きます。開かれたすべてのプロジェクトは、使用可能なRAMに保持されます。

プロジェクトを切り替える:
ファイル>「プロジェクトを切り替え」メニューで切り替えたいプロジェクトを選択します。また、UIの上部中央にあるプロジェクト名のポップアップメニューからRAMに展開されている他のプロジェクトを選択することができます。

プロジェクトを閉じる:
ファイル>「プロジェクトを閉じる」メニューで閉じたいプロジェクトを選択します。プロジェクトを閉じる際に保存を求められる場合があります。

他のすべての開いているプロジェクトを閉じる:
プロジェクトマネージャを開き、プロジェクトマネージャ内の任意の場所を右クリックし「メモリーのプロジェクトを閉じる」を選択します。現在開かれているプロジェクトを除く、メモリー上に展開されている他のプロジェクトを一度に閉じることができます。開かれているプロジェクトは左上隅にチェックマークが表示され、現在開かれているプロジェクトにはオレンジ色のコーナーマークが付いています。

ダイナミックプロジェクトスイッチングでは以下の操作が可能です。

他のプロジェクトのメディアプールから、クリップとタイムラインのコピー&ペースト
(他のプロジェクトからタイムラインを貼り付けた場合、タイムラインで使用されるすべてのクリップがペーストされます。)
プロジェクト内のタイムラインから他のタイムラインにクリップをコピー&ペースト
プロジェクトからノード設定をコピーし、別のプロジェクトのノードにペースト。

他の方法でもプロジェクト間でクリップ、タイムライン、ノードのコピーペーストは可能ですが、ダイナミックプロジェクトスイッチングを使うことでより迅速に作業することができます。

ユーザーポップアップメニュー
プロジェクトマネージャの右上側のユーザーポップアップメニューからアカウント設定(マルチユーザが有効の場合)、データベース、ログオフ、終了を選択できます。
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ユーザーポップアップメニュー
dr12_011.jpg (40.88 KiB) 閲覧数: 23073 回
  • アカウント設定:アカウント設定でパスワードの変更とサムネイルの変更ができます。
  • データベース:データベース マネージャーを開きます。
  • ログオフ:(マルチユーザが有効な場合)ログインウインドウに戻ります。
  • 終了:アプリケーションを終了します。
プロジェクトビュー
右上の4つのボタンでプロジェクトマネージャの表示を制御できます。
アイコンビューの場合、左のバーでアイコンの表示サイズを変更できます。
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プロジェクトビューのアイコン
dr12_012.jpg (30.17 KiB) 閲覧数: 23073 回
>ソート順ポップアップ:(アイコンビュー選択時に表示)アイコンビューでプロジェクトのソート順を選択できます。

>インフォメーション:(アイコンビュー選択時に表示)各サムネイルの下のプロジェクト情報を表示/非表示にすることができます

>アイコンビュー:各プロジェクトはアイコンで表示され、各プロジェクトのサムネイルはホバースクラブすることができます。

>リストビュー:各プロジェクトはリスト項目として表示されます。任意の列見出しをクリックし、ソートできます。

プロジェクトの検索
プロジェクトマネージャの右上の虫眼鏡ボタンをクリックし、検索オプションを表示します。ポップアップメニューからフィルタリング可能で、選択したメタデータに基づき、検索フィールドに入れたテキストを動的に検索します。

フォルダの作成
プロジェクトが大量にある場合は、それらを整理するためにフォルダを作成することができます。

>フォルダを作成する:
プロジェクトマネージャの右下にある「新規フォルダ」をクリックするか、任意の領域を右クリックで表示される「新規フォルダ」でフォルダが作成できます。

>フォルダを削除する:
フォルダを選択し、右クリックで表示される「削除」でフォルダを削除できます。(フォルダ内のプロジェクトも削除されます)

>フォルダの名称変更:
フォルダを選択し、右クリックで表示される「名前を変更」で名称変更できます。

>フォルダを開く:
フォルダをダブルクリックします。プロジェクトマネージャの左下にあるフォルダパスビューは現在のフォルダの位置を表示します。

>フォルダを閉じる:
閉じるコマンドは無く、フォルダパスビューを使用します。ホームに戻りたい場合は「ホーム」をクリックします。

>フォルダにプロジェクトを移動する:
プロジェクトまたはフォルダーをフォルダー内に移動する場合は、1つまたは複数のファイルを選びドラッグアンドドロップします。

>フォルダ内からプロジェクトを移動する:
フォルダを開き、1つまたは複数のファイルを選択して右クリックから「カット」を選択し、移動先に右クリックで「ペースト」します。

グループプロジェクトブラウザ
マルチユーザー環境の場合プロジェクトマネージャの左上隅にあるボタンを押すと、グループプロジェクトブラウザが開きます。このブラウザでは、現在ログイン中のユーザーのプロジェクトマネージャに、他のユーザーのプロジェクトをインポートすることができます。
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グループプロジェクトブラウザ
dr12_014.jpg (33.75 KiB) 閲覧数: 23073 回
複数のデータベースを使用している場合は、上部にあるポップアップメニューを使用し別のデータベースを開きユーザーとプロジェクトを参照することができます。

ループプロジェクトブラウザは常にリストビューに表示です。ユーザー名をダブルクリックするか、開閉用の三角ボタンをクリックしコピーしたいプロジェクトを選択します。右クリックで「読み込み」を選び現在のユーザーのプロジェクトマネージャにコピーします。

プロジェクトの保存
  • ファイル>「プロジェクトを保存」を選択します。
  • コントロールサーフェスの「SAVE」ボタンを押します。
  • ファイル>「プロジェクトを別名で保存」で別名で保存します。
自動保存を有効にする
プロジェクトを開いている場合は、右下の歯車のアイコンをクリックしプロジェクト設定ウィンドウを表示します。
左側にある「自動保存」をクリックします。
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自動保存
dr12_015.jpg (36.91 KiB) 閲覧数: 23073 回
オプションが3つあります。

off:デフォルトです。自動保存は無効です。
on:指定している時間ごとに現在のプロジェクトを上書きします。
プロジェクトをバックアップ:指定している時間ごとに、バックアップリストに自動的に新しいプロジェクトを保存します。保存するファイル数「X」バージョンでバックアップするバージョン数を指定します。常にバージョンの数だけ保存され、古いデバージョンから破棄されて順次新しく更新されていきます。
バックアップをリストに表示:自動的に保存されたバックアップリストを表示します。ロードで選択したプロジェクトのバージョンのコピーを読み込むことができます。
「保存」を押しプロジェクト設定に自動保存を適用します。

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