アーカイブ for 2011年 11月


RED Scarlet-Xを発表


CanonのC300発表と時を同じくしてREDのScarlet-Xが発表されています。

RED Scarlet-Xは2/3センサーの14 メガピクセルの MYSTERIUM-Xを搭載しています。アルミニウム合金で構成され、Canon EFマウント(PLマウントはオプション)で$9,750(USD)で販売されます。 メディアはSSDの1.8”REDMAGをサイドモジュールに挿入する形で使用します。
scarlet
REDCODE RAWで
5kフルフレーム 1-12fps
4k HD 1-30fps
3k HD 1-48fps
1080p 1-60fps
1k 1-120fps

での撮影が可能です。
また、HDRxの場合5kで6fps、4k HDで12fpsでの撮影が可能です。

REDはCanonと全く逆のアプローチをしています。Canonがフォト スチールカメラからムービーカメラを目指しているのに対し、REDはScarletで写真を時系連続的に切り取るといったアプローチをしています。バーストモードを使用すると10から30fpsでの4Kキャプチャと同時にフル5K解像度で最大12fpsの撮影が可能になります。ムービーにも写真にも使える設計思想です。

単にスチールカメラとしては高額ですが、ムービーカメラとしてみると4kカメラとしてはどのカメラよりも安い設定です。かつ、HDRxで幅広いダイナミックレンジを有しており、グレーディングでの調整が可能です。かつ、いままでRED ONEやEPICで行ってきたワークフローと同一の環境で使用できます。

価格:
SCARLET-X W/ Al CANON MOUNT / SIDE SSD $9,750(USD)
SCARLET-X W/ Ti PL MOUNT / SIDE SSD $11,250(USD)
SCARLET-X W/ Ti CANON MOUNT / SIDE SSD $11,250(USD)
SCARLET-X Al CANON MOUNT PACKAGE $14,015(USD)

RED SCARLET-X
RED PRESS 「SCARLET. ALL GROWN UP」

 

 

 

米国キヤノン シネマEOSカメラ C300とC300 PLを発表


2011年11月3日 (日本時間 4日 7:00)米国キヤノンはEFマウントおよびPLマウントの2タイプの4kのCMOSセンサーを持つスーパー35mmカメラを発表しました。

詳細:

  • DIGIC DV IIIプロセッサを搭載した単一の8.3メガピクセル2160 × 3840スーパー- 35のCMOSセンサー(4K解像度)
  • 記録は既存のキヤノンXFフォーマットを使用して2つのコンパクトフラッシュカードに記録され、最大50Mbpsの4:2:2のMPEG2コーデック(8bit)になります 。
  • 1080の24p 25p 30p 720の60pで記録可能。
  • キヤノンLogガンマ、10bit 4:2:2 SDIシングルリンク、HDMI、Genlock、TC、キヤノンXFシリーズに似たコンパクトなボディ、カスタムプリセットとメニュー。
  • WFT – E6ワイヤレスファイルトランスミッターを追加することでフォーカス、アイリス、REC/PAUSE、セットアップをラップトップ、タブレットコンピュータやスマートフォンから本機のWebブラウザから制御することができます。Webインタフェースでは、メタデータの入力が可能になります。また、 タイムコードの読み出しおよび主要なカメラの設定に加え、ライブビュー476 × 268のビデオディスプレイモニタを含むカメラの状態表示ウインドウもあります。
  • 露出とフォーカス制御は完全に手動。 AE、AFはいずれのカメラにもありません。
  • 4”液晶モニター、XLRオーディオユニット、サイドグリップ、トップハンドル、バット、充電器を含むシステムとして販売。

出荷:2012年1月予定 価格:20000ドル(USD)(C300)

新しく4kレゾリューション用のプライムレンズがアナウンスされています。
(EFマウントのみ)

  • Canon Prime Lens CTZ-029 (24mm)
  • 推定価格 $6,800(USD)2012年7月下旬出荷予定
  • Canon Prime Lens CTZ-030 (50mm)
  • 推定価格 $6,800(USD)2012年7月下旬出荷予定
  • Canon Prime Lens CTZ-031 (85mm)
  • 推定価格 $6,800(USD)2012年8月下旬出荷予定

NABで発表されていたハイエンドシネマズーム

  • Canon Zoom Lens CN-E14.5-60mm T2.6 L S (ワイドズーム, EFマウント)
  • Canon Zoom Lens CN-E14.5-60mm T2.6 L SP (ワイドズーム, PLマウント)
  • それぞれ推定価格 $45,000(USD)2012年1月下旬出荷予定
  • Canon Zoom Lens CN-E30-300mm T2.95-3.7 L S (テレフォトズーム, EFマウント)
  • Canon Zoom Lens CN-E30-300mm T2.95-3.7 L SP (テレフォトズーム, PLマウント)
  • それぞれ推定価格 $47,000(USD)2012年3月下旬出荷予定

2種類のカメラはレンズマウント以外は内部は同等品です。

ただしこれは本当の4kのカメラではありません。4kの撮影が出来るスペックを持つカメラで、データの出力はHDの枠を出ないばかりか、内部メディアで記録した場合圧縮の掛かったHD解像度であることには変わりありません。ただ、log撮影が出来るようになったことは大きく進歩したと感じます。本物はまだもう少し時間がかかりそうです。

初めて見た印象ではマガジンなしのArriflexかと思いました。たぶんフィルムで言うと5D 7Dクラスが16mm程度、F-3、C300が35mm程度なのかと感じます。

4K動画撮影機能を持つ新しいデジタル一眼レフカメラ(開発中)

Canonでは35mmフルフレームのCMOSセンサーを搭載し、4Kビデオ(24Pのフレームレートで、モーションJPEG圧縮)の撮影を可能にする次世代のデジタル一眼レフカメラを現在開発中でです。製品名、仕様、公開のスケジュールの詳細についてはまだ決定されていません。4Kで記録するときはAPS-H相当サイズ(35ミリのフルフレームセンサーの垂直方向および水平方向に約80%を測定する寸法)にトリミングされます。こちらが本命かもしれません。

キヤノン ニュースリリース

Cinema EOS オフィシャルページ(英語)

Engadget Liveblog

Canon USA Announces Cinema EOS C300 and EOS C300 PL Cameras

 

 

 

AVIDが Media Composer v.6.0 を発表。


2011年11月3日 AVIDはMedia ComposerおよびSymphony 6, NewsCutter10を発表しています。

64ビットネイティブ:

Media Composer 6は64ビットネイティブで動作します。十分なパフォーマンスを得るためにOSも64ビットである必要があります。

Open I/O:

今回のバージョンアップの最大のニュースはOpen I/Oアーキテクチャです。今までAVID の一番の制限は、AVIDブランドのI/Oに依存しているため高価なハードウェアが必要でした。5.5バージョンで一部モニタリングとI/Oがオープンになりました。
今回のOpen I/O ではサードパーティーがハードウェアのインジェストと出力をMedia Composerと連携し作業できるようになっています。ベンダーの提供するプラグインおよびドライバーをインストールする必要があります。

このリリースではAvid編集アプリケーションのすべての機能をサポートするわけではありません。以下をサポートしません。

•アンシラリー(補助)データ
•LTC入力と出力(RS-422でのTCはサポート)
•フルフレームのステレオスコピックのキャプチャとアウトプット
•オーディオパンチイン
•ハードウェアコーデックのエンコード、デコード
•ユニバーサルマスタリング
•縦長ピクセルタイムラインモード

このことから、フル機能のAVIDのHD I/Oおよびモニタリングを必要とする場合、Nitris DXが必要になることが解ります。さらにNitris DXではDNxHDやAVC-Intraエンコーディング・チップを内蔵することで高品位のビデオデータを高速に処理することが可能になります。

動作可能ハードウェア

AJA:Kona LHi、 Kona LHe+、 Kona 3、 Kona 3G、Io Express
Blackmagic:UltraStudio 3D、DeckLink、Multibridge、 Intensity、H.264 Pro Recorder
MOTU:HDX – SDI、HD Express
Bluefish444:Create|HD、Create|3D、Create|3D Ultra
Matrox:MXO2ファミリー、モヒートMAX

AVIDマーケットプレイス:

メニューにAvid Marketplaceが追加され、プラグイン、メディアライブラリー、サポート、トレーニングなどを購入することが出来ます。

ユーザーインターフェースの変更:

ウインドウがタブ表示になります。タブを自由に配置したり、メディアをタブ間でドラッグアンドドロップで移動できるようになっています。

Artist Color:

AVID Artist Colorを使用しカラーコレクションをハンズオンで出来るようになりました。AVID Artist ColorはDaVinci ResolveやSmoke For Mac OSXなどでも使用することが出来ます。

Symphony 6:

Symphony 6はソフトウェアのみで起動可能になり、Nitris DXに接続していなくても動作可能になりました。そのため、ノートPCでも運用可能になります。

USのNewsによると、2011年11月15日より出荷予定で、NewsCutterはMedia Composerと同価格で購入でき、Nitris DXはハードウェアオプションになります。

Media Composer 6.0 は$2499 からでアップグレードは $299 から。
NewsCutter 10 は $2499 からでアップグレードは $499 から。
Symphony 6.0 は $5,999 からでアップグレードは $499 から。
Nitris DX は $5,499 からになります。
Final Cut Pro(Final Cut Pro Xを除く)のユーザーは、$1499 でMedia Composer と移行を支援する無料のオンライントレーニングを購入することができます。

AVID Media-Composer

What’s New for Avid MediaComposer v6.0(英語 PDF)