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名古屋発、東京外苑前に総合スタジオ GZ TOKYO オープン

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東京外苑前に7月25日にオープンしたGZ(ジーゼット) TOKYO スタジオを訪問しました。東京メトロ銀座線 外苑前駅より徒歩2分、神宮球場へ向かう途中のビルの6Fにあります。

GZ TOKYO 1Fにある喫茶店が目印
1Fにある喫茶店が目印。中に入るとフロアの広さがイメージできます。

名古屋のポストプロダクションZaxx(旧:デジタルタンク)と撮影技術会社のグランが共同で運営し、撮影からグレーディング、編集、VFX、音効、MAまで一貫したサービスを提供しています。

「Zaxxとグランは、名古屋で初めてREDを導入した時から一緒にワークフローを構築してきました。丁度グランでグレーディングマシンの導入が検討されているタイミングだったので、その時のチームをそのまま東京で展開しようという事になったんです。」と 舘 英広 代表取締役。

 GZ TOKYO 舘 英広 代表取締役
舘 英広 代表取締役

撮影からグレーディングはグランが担当

グランではRED EPIC-X(ドラゴンセンサーアップグレード予定)、REDONE-MX、Sony HDW-F900Rを所持しており、東京にDITが2名常駐しています。 グレーディングはグランのDITが担当します。

グラン DIT 長谷川 伸 氏「東京の事務所ができて4年になりますが、現場でDITとして撮影業務や技術に携わる中、複雑化するワークフローの改善が課題になっています。そこでグレーディングルームの導入を提案したところ、zaxxさんと共同で運営するという運びになりました。GZ TOKYOではREDでの撮影を含めワンストップで作業できる環境を提供していますが、グレーディングルーム単体でも貸し出しているので、外部のDITやカラリストの方々にも利用していただければと思います。」

DaVinci Resolve グレーディングルーム
DaVinci Resolve グレーディングルーム

Flame Premium 2013

名古屋、東京ともに最新のHP Z820で動作するFlame Premium 2013が導入され、サーフェースコントローラーにTangent Deviceが採用されています。

Flame Premium 2013 プラグインはSapphire、Primatte、Tinder、Monster GT、Lens Flare Pro
Flame Premium 2013 プラグインはSapphire、Primatte、Tinder、Monster GT、Lens Flare Pro

名古屋とはセキュアなVPNで接続されており、100GBのファイル転送を約1時間で転送する事が可能です。(スタジオ内部は8Gbファイバーでネットワーク化)

Flame Artist 佐藤 和彦 氏は、「VPNで接続しているので、東京のFlameを直接名古屋で見る事ができ、重い作業の場合は素材を名古屋に投げることも可能です。むこうには30人程のスタッフがおり、Flameの他にAfter EffectやCGのチームもあるので非圧縮のデータを送って作業する事もできます。見た目はFlame1台ですが、実は裏で2台動いているといったこともできるんです。」と述べています。

GZ TOKYO編集スタッフ(右:佐藤 和彦 氏)
GZ TOKYO編集スタッフ(右:佐藤 和彦 氏)

オーディオ スイート

ProToolsが導入されています。名古屋のbeBlue Studioと提携し、国内最高クラスの50万曲以上のサウンドライブラリーを利用する事ができます。(音源はVPNで転送)2人同時収録が可能な ナレーションブースも併設されています。

ミキシングコンソールはC|24を採用。名古屋には5.1chサラウンド対応のMAルームもある。
ミキシングコンソールはC|24を採用。名古屋には5.1chサラウンド対応のMAルームもある。

2人並列で同時収録可能なナレーションブースも完備。
2人並列で同時収録可能なナレーションブースも完備。

beBlue Studio 青木 信之 代表取締役
beBlue Studio 青木 信之 代表取締役

AVID Symphony/Final Cut Pro7

Avid SymphonyとMac ProベースのFinal Cut Pro7の編集室です。 SymphonyにはSappireを装備しているほか、サブのPCでAdobe CS6やMocha Proを使用し同時作業も可能。マシンルームのTerranex 3Dでリアルタイムのフォーマット変換にも対応しています。

Avid Symphony/Final Cut Pro7 写真には写っていないがクライアントスペースも確保
Avid Symphony/Final Cut Pro7 写真には写っていないがクライアントスペースも確保

「名古屋と東京の文化の違いはあると思います。東京ではミキサーと音効はそれぞれ別々で、ミキシングで入った場合どうしても音源が足りず音効を別に頼むケースがよくあります。ポストプロダクションで音源を持っているところはそれほど多くなく、GZ TOKYOではbeBlue Studioと提携し50万曲以上のサウンドライブラリーを使用する事ができます。」

「一方、地方ではAVIDで全てをカンパケてしまうケースもよくあります。昔に比べ画質も良くなっているので、OAに十分な品質が確保できます。これらをコストエフェクティブに利用していただければと思っています。」 と 舘 氏。

サテライトオフィスとして必要十分な機能を完備

1フロアにコンパクトにまとまったスタジオは撮影から編集、VFX、MA完パケまでをスタジオ間を移動することなくワンストップで作業できる環境が構築されている印象でした。また、名古屋のZaxxではISO27001を取得しており、情報セキュリティやコンプライアンスの問題もクリアしています。

名古屋にはAfeter EffectやCGチームがあり、映画『忍たま乱太郎 夏休み宿題大作戦! の段』では、ほぼ100%のVFXがZaxxで制作されています。詳しくは、CGWORLD 2013年8月号 vol.180のVFXアナトミーに掲載されています。そのほか、東映ツークン研究所とタッグを組み「非公認戦隊アキバレンジャー」のVFX、CGも制作しています。

映画『忍たま乱太郎 夏休み宿題大作戦!の段』 | REGULAR | CGWORLD.jp

GZ TOKYOのVTR設備はHD CAM SR、HDCAM、DVC Pro HD、DVCAM、HDVですが、名古屋には多くの機材があり、必要な場合ネットワークで転送することができます。

 

GZ-TOKYO

有限会社グラン

名古屋のMAスタジオ beBlue(ビーブルー)

株式会社Zaxx

 

 

CG WORLD (シージー ワールド) 2013年 08月号には分冊付録としてCGプロダクション年鑑2013がついてきます。(超分厚い!)
 
Motionworks.JPでは編集、CG、エフェクト等のスタジオをご紹介をします。ご希望の場合には、お問い合わせよりメッセージをご送信ください。
 

 

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2 Comments

  1. 石河 慎一 (@ishicaw)

    【ブログ】 名古屋発、東京外苑前に総合スタジオ GZ TOKYO オープン http://t.co/50ttV26k6P

  2. @macwatanabe

    名古屋発、東京外苑前に総合スタジオ GZ TOKYO オープン http://t.co/4jn6NhSn87 @ishicawさんから イーストのド真ん前かぁ

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