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Adobe After Effects 20周年

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初めてAfter Effectsに触れたのはもう何年前のことでしょうか…。

 

初めて所有したMacはQuadra 800というマシンでした。Quadra 900と並ぶ、今で言うMacProの原型となるタワー型のモデルです。CPUは68040というPowerPC以前の化石のようなものでした。それでも拡張性は高く、Nubusという拡張スロットを3基搭載していました。そんなマシンに惚れ込んだんです。

 

当時触れたMacは、ドキドキと感動を与えてくれました。漢字Talkで動くハイパーカード(今で言うFlashやWebのようなもの)は別次元でした。それと同時にQuickTimeも開発されていきます。(ウィンドウズはしばらく遅れてVideo For Windowsを開発して行きます。これが現在のAVIフォーマットの流れです。)

 

当時はまだHDも、DVすらも存在しておらず、映像はSDのコンポジット信号しか扱えませんでした。

 

そのコンポジットの映像すら取り込んで編集する事は大変で、業務用の高価なビデオキャプチャのボードとレイドシステムが必要でした。

 

そんな中、一つのボードに出会います。SuperMacのDigitalFilmというボードです。当時、RadiusのVideoVisionが全盛期だったように記憶しています。(SuperMacはRadiusに吸収されます。その後Edit DVなどで花を咲かせたRadius自体も無くなりますが…)他のボードと違い、JPEG圧縮で高画質でした。中古でボードを買い、そのボードにCoSA AfterEffectsがバンドルされていたんです。フロッピーディスクが何枚か入っていました。

 

これがAfterEffectsとの最初の出会いです。(それからずっとバージョンアップを繰り返し…)

 

そしてノンリニア編集に興味が加速していき、QuantelからFlameへと導かれる事になります。当時、ノンリニア編集ではすでにAVIDがありました。単純に編集系ではなく、エフェクト系に行こうと思ったのも、AfterEffectsとの出会いがあったからかもしれません。

 

初期のAfterEffectsでは、マシンのスピードが追いつかなく、レンダリングに物凄く時間がかかりました。(まあ、今でも大変ですが…)ただ、基本的な開発コンセプトが今と変わっていないのが凄い所です。コンポジションを作り、レイヤーを重ねる…。これは何ら変わっていません。

 

できることが増えても、映像を作るということは今でもなんら変わらないんです。

 

悲しいかな、この後AppleはPowerPCを採用し、互換マシンを容認し、Appleにジョブズが返り咲くまで、暗黒の時代を迎えるんですよね…。

 

 

 

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