IBC 2012 Autodesk Flame Premium 2013 20周年記念版発表

Autodesk Flameは今年20周年を迎えます。Autodesk Flame Premium 2013 20th アニバーサリー エディションは、Autodesk Flame Premium 2013のサブスクリプションの特典として提供されます。
 
Smoke 2013 for Mac OSXで再設計されたUIを元にリデザインされています。Batchやリール等Flameに従来あった機能が統合されクリエイティブな環境が提供されています。
 
従来に比べてクリエイティブツールセットへの高速なアクセスが可能です。メディアはドラッグアンドドロップで操作でき、新しいメディアパネルはカスタマイズ可能なフォルダー構造になり、デスクトップからタイムライン、バッチへとスムーズにクリップを処理するのに役立ちます。
 
Flameは横編集に弱いとされてきましたが、再設計されたタイムラインではSmokeのエディティングツールと同様のオペレーションが可能です。望まれたエディティングとの完全な統合が果たされています。バーチカルエディティングやギャップエフェクト、BatchFX、SoftFXなどでタイムライン上から3D VFXショットが作成でき、Flameのすべてのエフェクト機能が使用できます。
 
Flameの一つの特徴がデスクトップリールです。フィルム編集のようなデスクトップリールがさらに強化されました。無制限のリールは複数のクリップをドラッグし、ダイレクトにタイムラインやバッチにアクセスできます。さらに新しいコンテキストメニューやストーリーボードビューも用意されています。
 
もう一つの特徴はバッチです。最下部のタブにBatchが用意されています。メディアパネルから直接ソースを追加できます。また、BFXクリップをバッチツリーを変換しパフォーマンスを向上させ、バージョン管理のためのバッチ・スナップショットを保存し内容を整理することができます。さらに、再設計されたGPU/ CPUの処理パイプラインがレンダリングのスピードアップと再生のパフォーマンスを提供します。
 
ACES(アカデミーカラーエンコードシステム)を新たにサポートし、デジタルシネマのための16ビットのファイル形式を扱うことができます。新しい最適化された浮動小数点カラー処理エンジンはアカデミー/ ASCカラー変換形式を使用し、ACESの基準色空間と、様々な入出力のデバイスの間の変換に必要な色変換を提供します。
 
ソニーF65 RAW ファイルフォーマットのネイティブ再生をサポートしています。
 
Sony Japan | 4K高画質コンテンツ制作環境を構築 AutodeskがF65ワークフローに対応
 
Flame PremiumのみですがカラーグレーディングコントロールとしてTangent Elementがサポートされます。
 
Flame Premium 2013 20th Anniversary Edition 詳細
 
 
 
IBC2012では Autodesk Areaにてストリーミングが公開され、実際にAutodesk Flame Premium 2013 20th アニバーサリー エディションのデモを見ることが出来ます。
 
AREA | IBC 2012
 
 
 
 

コメントを残す