Adobe Creative Cloudビデオ製品の次期アップデート

NAB 2016開催前に発表されたAdobe Creative Cloudビデオ製品の次期アップデートの抜粋です。 2016.04.15 公開のAdobe Creative Cloud 道場 #123 NAB2016直前スペシャル!次期ビデオ製品最速レポートで詳しく解説されています。

 

 

Premiere Pro CCの新機能

プロキシワークフロー

新しいPremiere Pro CCでは最大8KサイズのRed Weponカメラファイルフォーマットに対応しています。

ほとんどのファイルはネイティブで扱うことができますが、ノートパソコンなどで高解像度の映像を扱う場合は一度低解像度のプロキシファイルを生成した方が効率が良い場合があります。

プロキシの保存先をCreative Cloudライブラリに設定することで、どこからでもアクセスできるように設定することも可能です。

 

 

 

 

インジェスト中に編集

新しいPremiere Pro CCではPreludeなどを使うことなく直接インジェストし、コピーやトランスコードと同時にプロキシを生成できます。 高解像度とプロキシを編集中にワンクリックで切り替えて使用することができ、AppleのMetalやH.264のハードウェアデコード(Windows Intel Irisのみ)を使い最大限のパフォーマンスを得ることができます。

 

強化されたLumetri カラーパネル

新しくHSLセカンダリが追加されました。カラーパネルから離れることなく、特定の色を抜き出し変更することができます。Tangent Elements、Wave、Rippleのようなコントロールサーフェスもサポートされ、強化されたLumetriスコープはRec2020カラースペースに対応しています。

 

 

さらに、Premiere Proではスティッチされたメディアのビューモードを含む、VRビデオに新しく対応しています。

What’s Coming Next in Adobe Premiere Pro CC and Media Encoder CC(英語)

 

After Effects CCの新機能

パフォーマンスの向上

After Effects CCではオーディオとビデオのプレビューアーキテクチャが新しくなり、キャッシュされたフレームをスムーズに再生します。GPUアクセラレーションでエフェクトとレンダリング結果が共に高速になり、全体的な効率が向上します。

 

Cinema 4D Exporterの改善

After Effects CCとMaxon Cinema 4Dのラウンドトリップがより容易になります。アニメーション3DテキストとシェイプレイヤーはダイレクトにCinema 4Dファイルフォーマットに保存することができ、Cinema 4Dでテキストやシェイプを変更したり奥行きを変えると自動的にAfter Effects CCに反映されます。(Cinema 4D LiteはAfter Effectsに含まれます)

 

 

See What’s Coming Next in Adobe After Effects CC(英語)

 

より簡単で効率的なキャラクターアニメーター

新しいタグベースのリギングシステムが含まれ、キャラクターアニメーター内部でパペットを組み上げることができます。単にキャラクターの一部を選択し、タグ付けするだけで、もはや特別なキーワードを覚えておく必要はありません。また、Adobe Media Encoderとのダイナミックリンクでイメージシーケンスをムービーとして書き出すことができます。 プレビュー4ではOSXのSyphonをサポートし、リアルタイムでキャラクターの動作と連携できるようになります。

Sneak Peek: What’s Coming Next in Character Animator(英語)  

最新情報などはAdobe Creative Station のビデオカテゴリをご覧ください。    

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