Adobe CS6 無償アップグレードについて ( Adobe Store )


NAB終了直後にAdobe StoreでCS5.5のアップグレード版(CS6無償アップグレード付き)を購入しました。電話注文で15%割引され、CS6アップグレードはダウンロードとのことでした。(今考えるとCloudの方が安かったんですけどね。)
 
ようやく待望の無償アップグレードについてのご案内が届きました!
 
 アドビカスタマーサービス
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   無償アップグレードについてのご案内
   ————————————————————————

   無償アップグレード手続き完了のお知らせ

   平素は弊社製品をご愛用いただきまして、誠にありがとうございます。

   以下のクーポンコードをご利用の上、無償アップグレード対象製品のダウンロー
   ドをご利用ください。

   ダウンロード手順につきましては、下記の手順からご参照ください。

   無償アップグレードクーポンコード 1 :********
 
…後、手順が続く。
 
どうやらクーポンコードでの対応らしいです。
 
 注意)
1. 無償アップグレードクーポンコードは、アップグレードダウンロード版専用となります。
2. 無償アップグレードクーポンコードは、製品1個につき1回のみの使用となります。
3. お客様が購入した同一の製品およびプラットフォーム、同一言語をダウンロードいただけます。
※別の製品や、同一製品の別のプラットフォーム/言語をダウンロードした場合ご使用できません。
 
また、お客様がご選択した内容に間違いがありましても、クーポンコードの再発行や製品の交換はできませんので、あらかじめご注意ください。
 
うーん。これは間違わないようにやらないと…。
 
無償アップグレードのダウンロード手順について(アドビストアで購入されたお客様)
 
手順通りにやると…
 

 
適用が押せません…。えぇぇぇこのクーポンは無効ってこと?!?!
 
どうやらコピペでは入らないようです。手で打って入力する必要があるようです。
 
で、適用を押すと……………なぜかUS Storeに飛ばされました…。
 
どこに行けば…。
 
焦らずそのままJPのストアに移動します。ブラウザのCookieが覚えてくれていますのでJPのカートを見ると入っているはずです。カートからサインインして手続きを進めます。
 

FLEX版のストアを利用する

どうやらHTML版の不具合っぽいので始めからFLEX版のストアを利用した方が良さそうです。まず、AdobeStoreに行き、 右上のアドビストア取り扱い製品一覧をクリックします。
 
アドビ製品のご購入は、公式アドビストアで | Adobe
 

 
無償アップグレードの商品のアップグレード版を選択し、所有している製品とバージョン、プラットフォーム、言語、納品方法(ダウンロード)を選択し数量(1)を確認します。カートに追加するボタンでカートに追加します。
 

 
画面が自動変遷し、カートに商品が現れるのでクーポンコードを開きコードを入力します。
 

 
レジに進みAdobe IDでログインしチェックアウトを進めます。(このとき0円になっていることを確認します。)この後はAdobeの手順通りに進めます。
 

 
注文完了後、印刷用レシートのボタンを押すと前の画面に戻れなくなり、どこにダウンロードがあるか解らなくなりますが、注文状況>最近のご注文からダウンロード先、シリアル、レシートを印刷などを確認することができます。
 
Production Premiumの本体は体験版と同一で、そのままシリアルを入力することで製品版として使用できます。 (特に体験版のアンインストールは必要ないようです。)製品版パッケージ本体に加え、体験版には含まれないIllustrator CS6のフォントパッケージと、追加のPremiere ProとEncoreのコンテンツファイルをダウンロードできます。
 
ちょっとしたドキドキ感を味わうことができました。ダウンロードだけで済むのなら次のVerUPあたりではCCでもいいかなと思います。
 

 

Adobe Prelude CS6 ファーストインプレッション



 
Adobe Prelude CS6の使い方
第一の印象としてはUIが良くできています。直感的でシンプルな操作のためメディアにすぐにアクセスでき必要最低限のことを確実に出来る様になります。
 

テープレスメディアのインジェストに使用する。

現在ほとんどのカメラがテープレスメディアに移行しています。CanonのDSLRやGoPro、Arri、Redなどもテープレスで、KiProなどの外部収録もディスクメディアに記録されます。これらのカメラから編集に移行する場合、メディアからPCに取り込まなければなりません。(直接メディア内の素材を扱える場合もありますが、オリジナルを破壊しないためにコピーが必要です。) 例えば、取り込み中にProresやDNxHDといった中間コーデックにトランスコードすれば既存のワークフローを壊すこと無くPreludeを組み込むことができます。
 
1.コピー時にファイルが正常にコピーできたかをチェックする。
ファイルサイズでチェックするか、CRCのバイナリーチェックをするか選択できます。正常にコピーされているかどうかは目視だけでは不確実です。この機能は非常に重要で、今までは別のツールを使用する (もしくは無視する!) 必要がありました。
 

 
2.取り込み時に必要な部分だけを選択出来る。
取り込み時にクリップの必要な部分だけを抜き出すことができます。収録で長回しをしている場合等、クリップの前後に完全に必要でない部分が出てきます。完全に必要でないとわかっている場合、取り込み時にカットしておく方が賢明です。作業用のHDDの節約だけでなく、編集時に見る必要のない素材をサーチする時間を短縮できます。
 

 
3.デイリーを作成する
収録後直ぐにチェックしたい場合、遠隔地に収録フォーマットそのままで転送するのは現実的ではありません。取り込みと同時もしくは取り込み後に転送に必要なコーデックにトランスコードする事ができます。トランスコードエンジンはAdobe Media Encorderが使用され、CPUパワーをフルに利用する事ができます。書き出し先をFTPに行うこともできチェックを迅速に行うことができます。
 

 
4.メタデータを利用できる
一部のメディアはメタデータを記録していないので利用できませんが、XDCAM、P2、Canon XFなどMXFを利用したファイルベースの収録では内部にメタデータを保持しています。ベンダー側がサポートすることでメタデータを表示できるようになります。初期状態では数多くのデータ表示項目があり、その表示をカスタマイズするには『メタデータの表示』から表示する項目を設定する必要があります。
 

 
例えば、CanonのDSLRの場合THMファイルにサムネイルとメタデータが内包されています。THMファイルの拡張子をjpgに変えてプレビュー.appの「インスペクタを表示」で見ると多くの情報が含まれていることがわかります。ですが、これらのデータは転送できません。
 

 
Sony Japan | 高画質4KからXDCAMまで、アドビシステムズ社とプロ映像制作領域での連携強化
 
注意:メタデータはXMPファイルとして作成されますが、Quicktimeの場合はムービーファイルに直接書かれます。「メタデータを別名で保存」でXMPファイルだけを抜き出すこともできます。XMPはXMLに似た形式のテキストデータです。
 
5.HDMI、SDIなどでモニタリングが可能
BlackMagicやAJAなどのCS6に対応したプラグインを導入することで、環境設定の「再生」からデバイスを選択し、 SDI、HDMIなどでモニタリングが可能になります。
 

 
再生時の解像度は「モニター パネル」に影響され、HD解像度の場合1/4、1/2、フル画質から選択することができます。出力するボードによってはフレームレートやコーデックなどが対応していないものは出力されない場合があります。
 
インジェストのワークフロー
インジェスト画面は右上のタブ、もしくはCommand+Iで開くことができます。矢印の上下でフォルダー間を移動でき、Command+右矢印でフォルダーに入ることができます(抜けるときはCommand+左矢印でフォルダーのブラウザに戻れます)。
 

 
Shift+矢印で複数選択し、Vを押すことでインジェストするクリップを選択できます。
 
転送オプションの「クリップを保存先に転送」を選択しファイルをディスクにコピーします。ファイルの「確認」はトランスコードを選択しているときにはチェックできません。
 

 
プリセット(Prores,DNxHDなど)が無い場合はAdobe Media Encorderで作成しておく必要があります。また、トランスコードでは素材に合ったフレームレートを選択する必要があり、詳細を確認する場合はMedia Encorder側で行います。
 
インジェスト ウインドウではサムネイル表示しマウスを左右に振りスクラビングすることができます(FCPXに似ています)。また、シングルクリックしてサーチバーを表示でき、キーボードの I(IN点)とO (OUT点)で設定できます。他のクリップを選択してもIN OUTは維持されます。(FCPXではキーワードを設定しない限りIN OUTは維持されません!)G キーでIN OUTを削除できます。
 

 
インジェストボタンを押すことで転送を開始します。転送先を複数設定した場合、プロジェクトウインドウにはプライマリー保存先のフォルダーに転送したクリップしか表示されません。
 

ロギングに使用する

ロギングとは「記録に残す」ことです。 撮影されたカットがどのシーンで使われ、どれがOKテイクなのか整理する必要があります。クリップにイン点アウト点を打ちサブクリップを作成し、使い所を抜き出します。Preludeでは、すべてのマーカーが継続時間(デュレーション)を持っています。一番使う頻度が高いのはサブクリップマーカーとコメントマーカーでしょう。
 
1. ログモードにする。
ワークスペースをログモードに切り替えます(Option+Shift+3)。プロジェクト内の素材をダプルクリックし、モニターとタイムラインに表示します。
 

 
2. クリップの操作
J(逆再生)K(停止)L(再生)でキーボード操作でき、Shift+J、Shift+Lでスロー再生が行えます。 J
もしくはLキーを複数回押すことで早送りが可能です。左右の矢印キーでコマ送りが行えます。
 
3. モニターウインドウの操作
再生画面にタイムコードを表示することができます。モニターウインドウの右上からフィールドの表示設定が選択可能です。 また、再生時の解像度と静止画の解像度をそれぞれ別にHD解像度の場合1/4、1/2、フル画質から選択することができます。
 

 
4. サブクリップを作成する。
では、サブクリップを作成してみましょう。素材がモニターに表示されているのを確認し、タイムラインを選択して「1」キーを押し、リターンキーを押します。(リターンキーを押さないとサブクリップ名を入力するモードになり、この状態でIN OUTを設定する場合はOption+I、Option+Oを押す必要があります。)
 

 
スペースまたは L キーで再生し、 I キーでイン点、O キーでアウト点を設定します。Quicktimeのmovの場合はメタデータがmovに直接書かれるため(更新日のタイムスタンプが変わります) IN OUTを設定後、他のクリップを選択すると変更を保存のダイアログが出ます。(いいえを選択するとIN OUTは記録されずサブクリップも作成されません。)ダイアログを出さないためには IN OUTを設定後 プロジェクトを⌘+Sで保存します。
 

 
確定すると、プロジェクトにサブクリップが作成されます。
 

 
サブクリップはマスタークリップに関連づけられているため、プロジェクト内でマスターを削除するとサブクリップも削除されます。一つのマスターに対し複数のサブクリップを作成することができ、その設定はマスタークリップが保持しています。
 
マーカーの名前を変更するにはマーカーインスペクタを利用します。また、マーカーリストをダブルクリックすることでIN点にカーソルが移動します。
 

ラフカットを作成する

マスタークリップやサブクリップを繋げてラフカットを作成することができます。一本化されたラフカットは素材とともにPremiere Pro プロジェクトファイルかFinal Cut Pro XMLで書き出すことができます。Final Cut Pro XMLを利用することでAutodesk SmokeやDavinci Resolveに直接読み込んだり、7toX for Final Cut Proを経由することでFinal Cut Pro Xに読み込むことができます。(アプリケーションがサポートしていないコーデックのクリップは読めません。)
 

 
1. ラフカットモードにする。
ラフカットモードに切り替えます(Option+Shift+1)。プロジェクトウィンドウの右下のボタンか、ウィンドウ内で右クリックし「ラフカットを作成」(⌘+N)します。ラフカットローカルファイル(.arcut)に名前を付けて保存します。
 

 
2. ラフカットに素材を追加
作成した初期状態ではラフカットは空です。ラフカットをダブルクリックしタイムラインに切り替え、素材をドラッグアンドドロップで繋いでいきます。プロジェクトウインドウで(⌘+クリックで順番に)複数を選択して右クリックから「ラフカットに付加」で一気に繋ぐこともできます。
 

 
カット点に素材を持ってくると表示が変わります。クリップの前後は入れ替えることができますが、上書きはできません。ラフカット内でトリムもできません。クリップを追加すると必ず尺が伸びていきます。
 

 
ラフカットで長時間作業する場合はこまめにセーブをした方が無難です。タイムラインでOption+左右の矢印でクリップを選択でき、選んだクリップを<>キーで移動させることができます。
 
3. Premiere Proに送信
上記の書き出し以外に、完成したラフクリップを「Premiere Proに送信」し、すぐに編集を開始することができます。
 

 

なぜインジェストと編集を分けるのか?

編集は専門の知識と経験を必要とし、素材の取り込み変換に編集者やディレクターが携わることは時間的コスト的にロスが発生します。 ソフトウェアや技術の習得の必要が無く、誰でも簡単にできることでコストをカットし生産性が向上します。また、編集の基本は『カットで繋ぐ』ことです。これから映像を学びたい人はPreludeを使用して、まず繋いでみることをお勧めします。なぜカットがつながらないのか、この映像に何が足りないのかが見えてくると思います。プレリュード(前奏曲)という名付けはとても良いと思います。
 

中間コーデックは必要か?

いくらAdobeがネイティブを謳っていても、1つのソフトウェアで完結できるものではありません。画質劣化が少なくインポート、エクスポートがインターチェンジできる中間フォーマットの存在が不可欠です。QuickTimeのProResとDNxHDの存在は大きいのですが、この2つにも問題があります。 ProResはWindowsで書き出しができず、DNxHDはプラグインがどこにあるか解りづらいことです。 MXFラッパーはメタデータの保存としては良いのですが、最大の問題点は「デスクトップですぐに見れない」ことにあります。デスクトップビデオの時代でどこでも誰でも編集できる時代になりました。すでに映像が映画とTVだけのものでは無くなっています。クライアントのチェックのために専用のハードウェアやソフトウェアが無くても見れる必要があります。
 

Adobe Preludeに足りないもの

CS5まであったOnLocationはCS6で無くなりました。WFMを見られるのは便利だと思います。OnLocationの失敗はFirewireしかサポートしなかったのが原因で、もし他のSDIベースのキャプチャーに対応していたらもう少し普及していたかもしれません。(少し時代が早すぎたのかもしれません。)グレーディングまではいかなくともプライマリーだけでもLookが当てられれば便利になると思います。 また、セキュリティーでFTPのポートが閉じられている場合もあるため 、FTPだけでなくWebDAVの対応も望みます。
 
Prelude CS6 は単体販売はされておらず、CS6 Production Premiumか、CS6 Master CollectionもしくはCreative Cloudで使用することが出来ます。
 
動画管理ソフト | Adobe Prelude

 

 

 

 

初代MacPro 2.1(2007)でAdobe CS6のMPEを動作させる。


 

注意:以下の内容は、推奨された動作環境ではないのでご利用の際は自己責任でお願いします。OSおよびソフトウェアが起動しなくなる場合もありますが、当方は一切の保証はいたしません。

Adobe CS6 Production PremiumのPremiere Proには一部のNvidia もしくはAMDグラフィックボードでアクセラレーションするマーキュリー プレイバック エンジン(以下MPE) が搭載されています。このMPEではクリップの再生処理及び一部のエフェクトが高速に処理できます。

Adobe CS6用グラフィックカード – Creative Suite 6 | NVIDIA

MacでのPremiere Pro CS6対応グラフィックボードは以下の通りです。

  • Nvidia GeForce GTX 285
  • Nvidia Quadro FX 4800
  • Nvidia Quadro 4000
  • AMD Radeon HD 6750M(特定のMacBook Proコンピューターのみ)
  • AMD Radeon HD 6770M(特定のMacBook Proコンピューターのみ)

Windows版と比べてかなり限定されています。この問題は、OSでサポートされていないグラフィックボードに起因していると思われます。Nvidiaの新しいドライバーをインストールすることでGeforce 5xx系のグラフィックボードが完全ではありませんが、動作可能になります。(OSが10.7.3以上)

NVIDIAグラフィックドライバー

NVIDIA DRIVERS 270.00.00f01

MacPro3,1 (2008)以上でないと通常のインストールはできません。MacPro初代ではパッケージを開くことでインストールが可能になります。起動時にOS側が対応していないグラフィックカードを装着した状態では画面がブラックアウトし先に進むことができないのでドライバーやOSのインストールは OSでサポートされているAMDのボードを搭載し作業した方が賢明です。

また、Nvidiaのドライバーの製品サポートリストにない製品で起動した場合、起動時のスプラッシュスクリーンは表示されません。(Optionを使った起動パーティションの変更などはできなくなります。)Quadro系は64bitが必須なのでMacPro初代で起動することはできません。

NVIDIA CUDAドライバー

MPEを動作させる場合には別途、NvidiaのCUDAドライバーが必要になります。最新のドライバーはNvidiaのディベロッパーゾーンでダウンロードすることが可能です。

CUDA Downloads | NVIDIA Developer Zone

MacPro3,1以降であれば上記のドライバーでNvidiaグラフィックカードを使用しAdobe Premiere Pro CS6 を高速に動作させることが可能になります。(Adobe CS6 Production Premiumの設定は後述)

注意:10.7.3から10.7.4にそのままアップグレードすると、この””MAGIC”ドライバーはブレイクします。OSインストール途中に再インストールするか、パッケージから手動でインストールしなければなりません。(インストール後だと画面がブラックアウトしてしまうので注意が必要です。)

さて、問題はこれからです…。

初代のMacProはカーネルが32bitでしか起動できません。 CPU自体は64bit対応なので64bitアプリケーションは動作可能ですが、カーネルが64bitでない場合アプリケーションでCUDAが無効化されます。 そのためブートプロセスのハックが必要になり、マルチブートローダーのChameleonを使用する事で64bitでの起動が可能になります。

準備が必要です。OSX起動用ディスク、Bootcamp起動用ディスク、Chameleon起動用ディスクの3つが必要です。(兼用できるかもしれませんが分けました。)あと、緊急時に起動できる回復用USBLion起動ディスクです。(販売されているUSB版Lionはそのまま使用できます。)グラフィックボードにはAMDを使用します。(1台目にグラフィックドライバーを入れた素の状態のOSXを入れておくことを推奨します。)

USB起動ディスクの作成

OSX10.7 Lionが起動できる状態でAppStoreからOSXLionをダウンロードします。アプリケーションフォルダ内に作成された「Mac OS X Lion インストール.app 」を右クリックで「パッケージの内容を表示」を選び、「InstallESD.dmg」をダブルクリックしてマウントします。 USBドライブを接続し、ディスクユーティリティで「Mac OS 拡張(ジャーナリング)」でフォーマット後マウントされたディスクを復元します。

Intel MacではブートプロセスにEFIを使用しています。一般的なWindowsのMBRマスターブートレコーダーを持つHDDから起動することはできません。 今回、ChameleonではMBRブートプロセスを使用します。BootCampを経由することでMBRブートプロセスからの起動を可能にします。一度設定をしてしまえばBootCampを迂回する必要はなくなり、PRAMをリセットすればクリアな32bit環境に戻ります。

ディスクのフォーマット

OSXのディスク、BootCampのディスクはそれぞれGUIDパーティションのMacOS拡張(ジャーナリング)でフォーマットします。Chameleonの起動ディスクはMBRパーティションのMacOS拡張(ジャーナリング)でフォーマットします。

Chameleonの起動ディスクはパーティションを2つにわけ起動部分(Boot)を1GB程度確保します。残りのパーティションはデータ交換用にexFatでフォーマットしました。

OSXのインストール

USBから起動し、OSX起動用ディスクにOSX10.7 Lionをインストールし、再起動後、上記Nvidiaドライバーをインストールしておきます。

Bootcampのインストール

OSX10.7 LionではBootcamp4.0はWindows7のみサポートされます。ここでは製品版のWindows7 64bitをインストールします。Bootcampアシスタントを使ってWindowsサポートソフトウェアをダウンロードしておきます。ドライバーソフトウェアがない場合正常に動作しないだけでなく、OSX環境に戻れない場合があります。インストール時にいくつか問題点にぶつかりました。

問題点1:Windows7 の64bit版からインストールしようとした場合、「Select CD-ROM Boot Type」と表示されインストールできない。

A.Windows7 用の Windows 自動インストール キット (AIK) をダウンロードし、DVD に書き込み、DVD から Windows AIK をインストールする必要があります。

Windows® 7 用の Windows® 自動インストール キット (AIK)

問題点2:複数のドライブがある場合ディスクをフォーマットしてもインストールできない。

A.ディスクを1台にする必要があります。MacOSXのディスクを取り外しWindowsをインストールするディスクのみを接続し再起動します。インストール後にディスクを戻します。EFI領域はそのまま残しBootcamp領域にインストールします。

インストール終了後、ダウンロードしておいたWindowsサポートソフトウェアをインストールし、BootcampコントロールパネルでOSXを起動します。

Chameleonのインストール

osx86.net からChameleonのパッケージをダウンロードします。(ダウンロードには登録が必要です。) Chameleon自体は単にブートローダーです。ごにょごにょ するために使われているようですが、ここでは詳しく述べません。

今回はChameleon-2.RCr873.pkgを使用します。最新版は頻繁に更新されているようです。

注意:Chameleonを絶対に直接OSX起動ディスクにインストールしないでください。OSXが正常に動作しなくなります。また、OSXをApple社製のハードウェア以外にインストールし、使用することはライセンスで禁じられています。

パッケージをダブルクリックし、インストール先を変更しBootディスクを選択します。パッケージにはkextが含まれているので、FakeSMC以外を選択します。余計なものは動かなくなる可能性があるので必要最低限なものだけ導入するようにした方が無難です。

インストール後いくつかのフォルダーとファイルが生成されますが、重要なのはExtraフォルダーとusr/standalone/i386の中のbootファイルです。

Extensionsフォルダー
起動に必要なkext(カーネルエクステンション)ファイルが格納されます。OSでは/System/Library/Extensions にkextが格納されていますがそれの補完をします。
Themesフォルダー
Chameleonのテーマファイルです。
org.chameleon.Boot.plist
OSでは/Library/Preferences/SystemConfiguration/com.apple.Boot.plistにあり、ブートオプションを指定します。
smbios.plist
smbios.plistでマシンの設定を行います。iMacもしくはMacPro 3.1以上に偽装することで64bit動作が可能になります。

Xcodeもしくは、Chameleon Wizardを用いることで、com.apple.Boot.plist(org.chameleon.Boot.plist)編集が行えます。

MBRにブートレコードが記録されているので、Macから直接起動することはできません。BootcampでWindowsを立ち上げ、BootcampコントロールパネルでChamereonのブートディスクを指定し、起動します。

Chameleonを使用し、64bitでカーネルが起動することを確認できてからGTX 580に換装します。64bitかどうかはターミナルで以下のコマンドで確認することができます。

ioreg -l -p IODeviceTree | grep firmware-abi

初代MacProを上記方法で64bit起動した場合、SATAポート5、6番が使用できなくなる、オンボードのオーディオが使用できなくなる、スリープから回復しなくなるなどの症状が現れます。

GTX 580を換装する

GTX 680の登場でGTX 580の値ごろ感が出てきました。CUDAコアプロセッサーが512基、グラフィッククロック772MHzプロセッサークロック1544MHz、1536 MB GDDR5メモリーを搭載しています。

初代Mac Proの場合、PCIレーンに大きな問題があります。16xレーンは最下段のみ、かつPCI Express1(2.0ではない)のため2.5Gbps動作になります。また、GTX 580には補助電源コネクターが6pin x1、8pin x1あります。初代MacProにはグラフィックボード用の電源がPCIスロット付近に6pinが2基あります。6pinが2基>8pin、4pin2基>6pinに変換します。4pinx2はDVDマルチドライブを捨てて、光学ドライブスロットから引っ張っています。

GTX 680はCUDAが 1536コア、GTX 690ではなんと 3072コア!!が搭載されています。

Adobe Premiere Pro CS6での設定

Premiere ProでのMPEの設定はメニューのプロジェクト>プロジェクト設定>一般から行います。

Adobeの動作環境にないためGTX 580に換装してもマーキュリー プレイバック エンジンはグレーアウトしたままです。

GTX 580を有効化するためにアプリケーションのAdobe Premire Pro CS6.appを右クリックしパッケージの内容を表示します。

Contentsの中にcuda_supprted_card.txtがあり、このテキストにGeForce GTX 580を追加します。

Adobe Premiere Proを起動し、プロジェクト設定でMercury Playback Engine GPUアクセラレーション(CUDA)が選択できることがわかります。

シーケンスのタイムラインが赤から黄色に変わりリアルタイムに再生することが可能になります。

Adobe After Effects CS6 での設定

After Effects CS6ではGPUの使い方が以前と少し変わっています。 主にAfter EffectsはOpenGLでアクセラレーションされ、今回CS6ではCUDAを利用したレイトレーシング3Dレンダラーが新たに追加されました。

アクセラレーションは3つの段階があるみたいです。

1.特定のカードのCUDAを利用したレイトレーシング3Dレンダラー
2.OpenGLを使用した、高速ドラフトモード、ハードウェアブリットパイプ、カートゥーンエフェクトのGPUアクセラレーション
3.OpenGLスワップバッファー

また、今バージョンからOpenGLでのレンダリングはなくなりました

現在GPUアクセラレーションによるレイトレーシング3Dレンダラーでケプラークラスのグラフィックスカード(例えば、GTX 680などWindowsも含む)は使用することができません。(開発中だそうです。)

GPU (CUDA, OpenGL) features in After Effects CS6 « After Effects region of interest

Premiereと同様にGTX580のCUDAを有効化するためにはAdobe After Effects CS6.appを右クリックしパッケージの内容を表示します。Contents内のraytoacer_supported_cards.txtにGeForce GTX 580の記述を入れます。

設定はAfterEffects>環境設定>プレビューから行います。

GPUのCUDAを利用したアクセラレーションは64bitカーネルから起動した場合しか使用できません。互換性のないドライバーと表示され、CUDA情報はグレーアウトします。64bitで起動している場合はレイトレースからGPU、CPUの選択が可能になります。

新しいレイトレースを使用する場合はコンポジションの設定を変えなければなりません。(新しいレイトレースを使用しないと3Dテキストや湾曲などは使えません。)新規コンポジション作成時、もしくはコンポジション設定の『高度』からレンダラーをクラシック3Dからレイトレース3Dに変えます。レイトレース3Dでコンポジションを作成すると、警告が表示されます。

この辺はまだ検証していません。現状では高速ドラフトでは表示されますが、最終画質では何も表示されません。(レンダリングも真黒です。)…でもファンは高速で回転しています。認定されていないグラフフィックカードなので仕方ないかもしれません。

※BootcampでのWindows7 64bitでは最終画質でも正常に表示されます。GPUに切り替えた時点でかなりファンが高速で回転します!騒音と、夏場の使用にはご注意ください。

AEではCUDAによってはでアクセラレートされるプラグインが数多く存在します。これらプラグインを使用する場合、Nvidiaのグラフィックカードは非常に有用です。また、グラフィックの表示にはOpenGLに最適化されたQuadroのほうが効果を発揮しそうです。

Adobe Photoshop CS6 での設定

Adobe Photoshop CS6のアクセラレーションはOpenCLで行われます。今回のテストでインストールしたドライバーではOpenCLが有効化されていません。(ドライバーの改変が必要になります。)純正のMac対応のNvidiaのカードもしくはAMDのRadeonを使用する必要があります。

グラフィックカードの設定は、メニューのPhotoshopの環境設定>パフォーマンスから行います。

グラフィックプロセッサーの設定で「グラフィックプロセッサーを使用」にチェックを入れ、詳細設定を行います。

OpenCLに対応していないのでチェックできません。

NVIDIA MERCURY TRANSMIT PLUGIN

また、NVIDIA MERCURY TRANSMIT PLUGINでNvidiaのQuadro SDI Output cardが Adobe Premiere Pro, Encore および Prelude CS6で利用できます。(Windows7 64bitのみ)

NVIDIA MERCURY TRANSMIT PLUGIN DRIVERS 1.0.0.0

NVIDIA Quadro SDIの出力データフォーマットは常にYCrCbAの4444デュアルリンクです。エンベデッドオーディオ、外部ハウスシンクの同期、ステレオはサポートされていません。

総論

CS6のパフォーマンスを最大限に活用するには、高速のCPUと高速のNvidiaグラフィックボードが必要になります。 現行発売されているMacでグラフィックボードが換装できるのはMacProのみになり、OSでサポートされているグラフィックドライバーがほぼAMDです。MacProのCPUは一世代前になり、MacのアドバンテージであるThunderboltポートも存在しません。現状ではWindows7 64bitマシンか、MacPro+Quadro4000のいずれかがベストな選択肢になると思われます。

Apple OS X Lion v10.7.4 アップデートを公開


OS X Lion v10.7.4 クライアントおよびサーバーアップデートが公開されています。

OS X Lion v10.7.4 クライアントアップデート

About the OS X Lion v10.7.4 Update
 
OS X Lion v10.7.4アップデートはすべての OS X Lion ユーザーに推奨され、Macの安定性、互換性、およびセキュリティを向上させるオペレーティングシステムの全般的な修正が含まれています。
 
インストール前にTime Machineを使用してシステムをバックアップする必要があります。
 
最新のアップルソフトウェアを確認するためにアップル ()メニューから[ ソフトウェアアップデート]を選択します。もしくは、Apple – Support – Downloadsから手動でアップデートをダウンロードすることができます。
 
OS X Lion v10.7.4 クライアントアップデートは、以下の修正が含まれています。
 

  • 「再ログイン時にウインドウを再度開く」設定が常に有効になっている問題を解決します。
  • 特定のサードパーティ製(英国)のUSBキーボードとの互換性を向上させます。
  • ホームディレクトリ上の情報インスペクタで、”内包している項目に適用する…” を使用した場合発生するアクセス許可の問題を解決しました。
  • PPPoE接続のインターネット共有を改善しています。
  • プロキシ自動構成(PAC)ファイルの使用を改善しています。
  • ファイルがSMBサーバに保存されないことがある問題を解決します。
  • SMBプリントキューへの印刷を改善します。
  • WebDAVサーバーへの接続時にパフォーマンスを向上させています。
  • NISアカウントの自動ログインを有効にします。
  • 追加のデジタルカメラのRAWイメージの互換性が含まれます 。
  • Active Directoryアカウントのバインドとログの信頼性を向上しています。

 
OS X Lion v10.7.4 アップデートには、その他安定性の改善とセキュリティーアップデート、Safari5.1.6が含まれています。
 
OS X Lion v10.7.4では以下のカメラRAWがサポートされています。
 
Canon EOS 5D Mark III
Canon PowerShot G1 X
Nikon D4
Nikon D800
Panasonic LUMIX DMC-GX1
Panasonic LUMIX DMC-FZ35
Panasonic LUMIX DMC-FZ38
Samsung NX200
Sony Alpha NEX-7
Sony NEX-VG20
 

OS X Lion v10.7.4 サーバーアップデート

About the Lion Server v10.7.4 Update
 
OS X Lion v10.7サーバーがインストールされている場合、自動的にサーバーアップデートに切り替わります。このソフトウェアはすべてのLion Serverのユーザーにお勧めします。
 
インストール前にTime Machineを使用してシステムをバックアップする必要があります。
 
Lion Serverをアップデートするには、3つの方法があります。
 
ソフトウェアアップデートによるインストール
最新のアップルソフトウェアを確認するためにアップル ()メニューから[ ソフトウェアアップデート]を選択します。
 
スタンドアロンインストーラー
Apple – Support – Downloadsから手動でアップデートをダウンロードすることができます。
 
リモートインストール
リモートサーバ上にアップデートをインストールする必要がある場合は、Server Adminアプリケーションまたはコマンドラインツールを使用して行うことができます。

 

OS X Lion v10.7.4 サーバーアップデートは、以下の修正が含まれています。
下記の修正以外にOS X Lion v10.7.1、10.7.2、10.7.3のアップデート項目を含みます。
 
ファイル共有

  • ファイル共有ポイントのカスタム名の定義
  • ファイルと Finder 情報を SMB 経由でコピー
  • SMBのファイルサービスの一般的な信頼性向上
  • サードパーティ製のiOSクライアントでのWebDAVの使用
  • AppleFileServiceError.logで “TCP Listener returned error on accept”として報告された問題の修正とAFPサービスの信頼性。

 
プロファイルマネージャ

  • iOSとOS Xクライアントのペイロードとマネジメント設定の強化:
    1. OS XのSpotlightとiCloudの環境設定パネル
    2. iOSのロック画面でSiriへのアクセス
    3. OS X上でのモバイルアカウントの同期間隔
    4. OS X上でディスクへのアクセス
  • エンタープライズ iOS アプリケーションのインストール
  • サーバホスト名の変更後のデバイス登録の信頼性
  • VPN 管理設定の構成
  • プロファイルを使用した 802.1x ネットワークへの接続

 
モバイルアカウントと管理された環境設定

  • ネストされたActive Directoryグループのメンバーに管理された環境設定を適用
  • モバイルアカウントを持つActive Directoryユーザーのホームディレクトリの同期
  • 有効期限が切れたときにモバイルアカウントを削除

 
サーバー管理

  • サーバアプリケーションの安定性
  • ホスト名変更時にDNS設定を再構成
  • Snow Leopardのサーバで作成されたオープンディレクトリのアーカイブを復元
  • アップグレードおよび移行時にローカルアカウントを保持

 
メールサーバ

  • SMTPサービスの信頼性向上
  • 手動で構成したグレイリストメールサーバの上書きの防止

 
ウェブサーバー

  • URLリダイレクトとエイリアスにマッチした文字列の処理を改善

 
Xsan

  • Xsanファイルシステムの安定性向上
  • Xsanデータボリュームの拡張

 
その他、安定性の改善とセキュリティーアップデート、OS X Lion v10.7.4 クライアントアップデートの内容を含みます。

 

 

 

NAB 2012: Adobe Prelude CS6


インジェストとロギングのインターフェースを提供し、ファイルベースのワークフローに最適化されています。ストレージに素材をコピーとトランスコードをしながら、すぐにロギングを開始し、検索可能なマーカーと一時的なメタデータを追加することができます。ラフカットを作成し、Adobe Premiere Pro CS6に流し込み、最終的な編集をします。 単体販売はされておらず、Adobe CS6 Production PremiumかAdobe CS6 Master Collectionに同梱され、Adobe Creative Cloudでも使用することが出来ます。

インジェスト

アドビ プレリュード CS6では、ファイルの取り込みを使用してプロジェクトをジャンプスタートすることができます。ビデオを撮影後、カメラから映像ファイルを取得し、ログに記録しポストプロダクションへ移行するための準備をする必要があります。映像を完全に取り込んだり、またその一部だけを取り込むことができ、好みのファイル形式に変換するオプションがあります。
 
完全な取り込み
完全な取り込みはハードドライブにビデオファイル全体を転送します。 インジェストパネルを開き、ファイルに移動し、ファイルの取り込みを選択し取り込みボタンをクリックします。
 
部分的な取り込み
クリップをプレビューし、その一部分だけを取り込むことが出来ます。インジェストパネルを開き、ファイルに移動し、ビデオのサムネイルをクリックします。ビデオを見ながら、再生ヘッドをドラッグし、インポイントを設定する” I ”キーを押します。再生ヘッドをアウトポイントにドラッグして、” O ”キーを押します。トランスコードオプションをクリックし、[取り込み]ボタンをクリックします。
 
取り込み時にトランスコード
取り込みと同時に編集形式に合ったトランスコードが選択可能です。トランスコードパネルのオプションでファイルの形式とプリセットが選択できます。トランスコードのエンジンはAdobe Media Encoder CS6で、バックグラウンド処理を行います。
 

キーボード操作によるロギング

直感的なキーボードによる操作でロギングができます。すべてのコントロールはキーボードからアクセスできるので、映像から目を離すことなく、メタデータを挿入したりコメントを追加しサブクリップを作成することができます。JKLキーを使って、ビデオプレーヤーのフルコントロールができ、キーボードショートカットはカスタマイズが可能です。
 

検索可能なマーカーとメタデータ

プレリュードを使用する一番大きな利点は、時間軸を持つマーカーを挿入できる点です。メタデータは、タイムコード精度で記録され、キーワード検索が可能なので、情報の整理とフッテージの迅速な検索が可能になります。検索フィールドは、タイムラインとプロジェクトパネルの両方で利用できます。
 
コメントマーカー
各コメントマーカーはビデオに追随して移動します。マーカーは検索が可能なので簡単に目的の映像を見つけることができます。
 
簡単にコメントマーカーを追加できます。ビデオを再生して、開始する場所に移動し、” I ”キーを押します。コメントマーカーを挿入するには” 2 “を押し、コメントを入力後、 [ファイル ] > [保存] で保存します。アウトポイントを” O “キーを押し設定します。
 
サブクリップマーカー
サブクリップマーカーを設定することで、重要な部分をマーキングすることできます。サブクリップはマーカーやコメントで指定されているだけなので、個別のファイルを作成する必要がありません。全てのサブクリップは元のビデオの一部で、特定のセクションを参照しているだけなので、ファイルを少なくすることができストレージを軽減します。サブクリップはラフカットを作成する場合に使用します。
 
簡単にサブクリップマーカーを追加できます。ビデオを開きサブクリップを開始する場所に移動し、” I ”キーを押します。次にサブクリップのマーカーを挿入するために” 1 “キーを押します。新しい名前を入力し、終了する場所に移動し、” O ”キーを押します。 [ファイル ] > [保存]することで サブクリップがプロジェクトパネルに表示されます。
 
インスペクタパネルでサブクリップマーカーの設定を変更することができます。また、サブクリップのマーカーのいずれかの端にあるハンドルをドラッグし、イン点とアウト点を変更することができます。
 
ラフカットをAdobe Premiere Pro CS6で開く
ラフカットでは、再生するクリップを順番に並べることで、素早く編集を開始できます。 ラフカットはストーリーボードのような役割を果たします。 トランジションやエフェクトなどは無く、マーカーとメタデータのみが表示されます。新しいラフカットを作成するには [ファイル] > [ラフカットを作成]を選択します。プロジェクトパネルのラフカットをダブルクリックし、始めは空なので、タイムライン上にサブクリップをドラッグして配置していきます。ラフカットは[エクスポート]でソースファイルと共に書き出すことができます。( Premiere Pro および Final Cut Pro 7)また、[ファイル] > [Premiere Proに送信]で直接Adobe Premiere Pro CS6へ送信できます。他のノンリニア編集システムへラフカットを送信する場合、メタデータは転送できません。
 

サムネイルスクラブ

サムネイルのスクラブを使用すると、すばやくビデオを確認することができます。インジェストパネルでは、ビデオのサムネイルをスクラブ(またはスキム)することができ、マウスをサムネイルの上に置き移動することで、ビデオが前後に移動します。
 

書き込みの確認

インジェストパネルの検証(ベリファイ)オプションでは、「ファイルサイズ」か「ファイルの内容」で書き込みをチェックできます。これらのオプションは、ハードドライブやリムーバブルメディア等から、ファイルの転送が成功したかを確認することができます。
 
ファイルサイズ
ファイルサイズはコピーされた各ファイルサイズを比較します。非常に簡単なチェックです。
 
ファイルの内容
より詳しくチェックします。コピーした後にソースとコピー先のファイルのバイナリ値を比較し、値が一致しない場合はエラーが表示されます。
 

スピーチ分析

Adobe Premiere Pro CS6とAdobe Audition CS6では、オーディオファイルやビデオファイルから音声を分析し、テキストに変換することができます。話し言葉で音声認識のマーカーを作成し、開始時刻と持続時間が割り当てられます。これらのマーカーは、プレリュードCS6で作成したマーカーと同じように、クリップのメタデータに追加されます。音声認識のマーカーが含まれているクリップをプレリュードにインポートすると、スピーチマーカーが表示されます。プレリュードCS6にもマーカータイプパネルに音声認識マーカーがあります。手動でAdobe Premiere Pro CS6または Audition CS6によって抽出されていない単語を挿入する場合、このマーカーを使用することができます。
 

Prelude CS6の連携とカスタマイズ †

プレリュード CS6を組織の既存のメディア資産管理システムへ統合することができます。プレリュードCS6は、XMPベースのオープンプラットフォームでデザインされ、サードパーティ製のテクノロジーで管理システムとの連携が可能になります。プレリュードCS6 SDK(アドビのテクノロジーパートナーが提供するSDK)では、メタデータのインポートをカスタマイズし、独自のカスタムマーカーの種類を作成し、メディアアセットマネージャーをプロジェクトパネルに表示、変更することができます。
 
カスタマイズ可能なマーカー
プレリュードCS6 SDKを使用して、 マーカータイプパネルにカスタムマーカーを追加することができます。プレリュードCS6が起動されると、これらのカスタムマーカーが自動的にマーカータイプパネルに追加されます。
 
カスタマイズ可能なメタデータのインポート
ビデオをインジェストする時には、特有の方法で特定のフィールドに情報を挿入する必要がある場合があります。この情報は静的なメタデータで、インジェストされたクリップに書き込まれます。プレリュードCS6の拡張機能(プレリュードSDK )では、インジェストボタンをクリックしたときにダイアログボックス内に表示されるカスタムフォームを作成することが可能になります。
 
プロジェクトパネルの置き換えと拡張性
メディアアセットマネージャー(MAM)の内容を表示するFlashアプリケーションを作成することによって、MAMとプレリュードを接続します。このFlashアプリケーションは、プレリュードにロードされ、プロジェクトパネルを置き換えます。ライブラリのAPIは、(プレリュードSDKから入手可能)プレリュードCS6と通信し、プレリュードとMAMの間でメタデータの交換を行います。
 
カスタムコンテンツパネルと拡張性
プレリュードCS6(およびAdobe Premiere Pro CS6)で、独自のFlashアプリケーションとして表示されるパネルを作成することができます。これらのカスタムパネルはAPIを呼び出すか簡単なユーザーのための追加情報が表示できます。
 

 
† Prelude CS6の連携とカスタマイズは、アドビのテクノロジーパートナーが提供するSDKを使用することで可能になります。
 

雑感

FCPXのスキミングやキーワード検索、キーボード操作など良い部分が採用されています。逆にFCPXのイン点やアウト点が記憶できなかったり、トランスコードがProres一択だったりする部分が改善されているように思えます。バグが無く、スピードに問題が無ければ映像制作のキラーアプリケーションになるのではないでしょうか? 個人的には、外部モニターやオーバーラップ、音声同期などのサポートがあれば…なんて思います。(そうしたら Premiere Proと差が無くなるという話もありますが…)あと、今後カメラメーカーがCS製品にどう対応してくるかも、ちょっとおもしろいかも知れません。

 
動画管理ソフト | Adobe Prelude
 
Adobe TV | Adobe Prelude
 

 

NAB 2012: Adobe SpeedGrade CS6


SpeedGradeは2011年秋にAdobeによって買収されたIRIDAS社のカラーグレーディングソフトウェアツールです。ファイルベースのワークフロー向けに設計されたツールで、LumetriディープカラーエンジンとGPUアクセラレーションで動作するネイティブの64ビットアプリケーションです。RAW、HDR、および立体コンテンツを含む、幅広いフォーマットのサポートをサポートし、ARRI AlexaとREDなどのデジタルシネマカメラからの映像や、一般的なQuickTime、DPX、OpenEXRなどのポストプロダクション·インターチェンジ フォーマットが動作します。リアルタイムのパフォーマンスを得るにはアドビ認定グラフィックスカードが必要で、外部モニタリング環境をSDIで行う場合NvidiaのQuadro SDIが必要になります。Adobe CS6 Production PremiumかAdobe CS6 Master Collectionに同梱され、Adobe Creative Cloudでも使用することが出来ます。また、単体製品として131,250円で販売されます。
 

Lumetriディープカラーエンジン

Lumetriディープカラーエンジンは、スピードグレードCS6の心臓部である32ビット浮動小数点画像処理技術です。他のほとんどのグレーディングツールは、ポストプロダクション作業のためにRAWファイルをRGB形式にレンダリングする必要とするのに対し、最高のラティチュードを提供するRAWファイルを直接操作することができます。さらに、リニアとログの両方のカラースペースをサポートし、非破壊的に動作するのでいつでもオリジナルに戻ることが出来ます。
 

合理化されたユーザー·エクスペリエンス

デスクトップには強力な検索とフィルタツールがあり、別のプロジェクトを管理する複数のデスクトップを設定できます。 クリップ、シーケンス、またはEDLを探し、それらのサムネイルをダブルクリックすることでタイムラインに追加します。クリップがタイムライン上に読み込まれたら、デスクトップを隠し、モニターと切り替えることができます。コンテンツがロードされ、ルックタブをクリックしプライマリとセカンダリを適用しグレーディングを開始します。
 
典型的なワークフローは、黒と白のバランス、ガンマを調整するなどの基本的な色補正作業から始まります。これは単一のプライマリ色補正レイヤーで行い、より細かく制御するために新しいレイヤーを追加します。最初にプライマリレイヤー上で全体的な調整を行い、シャドウ、ミッドトーン、ハイライトの調整のために別のレイヤーを追加し、さらにセカンダリ用に追加のレイヤーを使用する場合があります。ショットのカラーバランスがマッチングしたらクリエイティブな色の作業に移行します。
 

強力なレイヤーベースのカラーグレーディング

スピードグレードCS6では、色補正、マスク、フィルタをレイヤーとして適用できます。追加、削除、結合、グレードやエフェクトの再配置や不透明度スライダを使用して各レイヤーの調整をすることができます。グレードの情報は、全てのレイヤーとセッティングを含む .Look ファイルとしてセーブでき、別のショットやプロジェクトで再利用や変更することができます。 ショットには多くの調整やエフェクトが適用され、複雑なグレードの処理は自動的にLumetriディープカラーエンジンで1つの処理にまとめられます。
 
グレーディング トラック
タイムライン上のトラックにマスク、グレーディングトランジションなどの要素や .Looksをグレーディングトラックとして適用することが出来ます。これにより、クリップ固有の色補正と並行して、シーンまたはプロジェクト全体ににわたって視覚的な連続性を提供します。
 
マスク
マスクはレイヤーの一部で、他のレイヤーと同じように簡単に配置でき、外側や内側に色補正が適用できます。フェザリングマスクのフォールオフは無限で、ストーリーを強調するようなビネットを適用することができます。
 

GPUアクセラレーション性能

64ビットLumetriディープカラーエンジンは、最適なグラフィックス性能のためにGPUの処理能力を利用します。解像度やフレームサイズ にかかわらず、映像をグレーディングしながらリアルタイムにフィードバックされます。ショットのサイズを変更したり、パンとスキャンなどはすべてリアルタイムで表示します。
リアルタイムのパフォーマンスを得るにはVRAM1GB以上のNVIDIA Quadro4000、5000、または6000等のアドビ認定グラフィックスカードが必要です。最新のシステムの仕様については、www.adobe.comを参照してください。
 

プロフェッショナルデザインのルックス、フィルタ、エフェクト

スピードグレードCS6は、 強力なカラー調整ツールに大きな加えてルックス、フィルムスタイルフィルタ、エフェクトが含まれています。 .Lookのプリセットは高度なカラーグレーディングに素早いエントリを提供します。プロジェクト全体またはショットにプリセットを適用すると、すべてのレイヤーがレイヤースタックに表示されます。 .Lookの構造がわかり、微調整することが出来ます。
 
フィルムスタイルフィルタ
伝統的なフィルムストックに使用されるケミカルプロセスのエミュレーションです。これらは、ブリーチバイパス、デイフォーナイト、テクニカラー2ストリップ、テクニカラー3ストリップなどが含まれています。
エフェクト
映像の外観を変更することができます。シャープ、ブラー、グローなどのエフェクトが含まれます。
LUT
ディスプレイのキャリブレーションや色空間の変換などの目的に使用します。フィルムストックをエミュレートするような目的のためにLUTを使用することもできます。
 

.Looksファイル

フィルタ、エフェクト、LUTをプライマリとセカンダリのカラーコレクションとマスクを組み合わせて、.Looksを作成することができます。.Looksは、タイムライン上のグレーディングトラックやクリップに適用することができます。ルックファイルの一部は、他のツールで使用するためのLUTとしてエクスポートすることができます。
 

アドビのワークフローの統合

Adobe Photoshop、After Effects、Premiere Pro CS6と連携したワークフローで機能を拡張します。
 
Adobe Premiere Pro
編集を完了し、[ファイル] > [スピードグレードに送信]を選択します。このコマンドはシーケンス内の各クリップを10ビットDPXシーケンスでレンダリングし、タイムラインとオプションデータを含む .ircpファイルを作成します。SpeedGrade CS6でプロジェクトを開きグレーディングおよびフィニッシングが可能です。また、Adobe Premiere Proでオフラインをするためのプロキシを作成するためにスピードグレードCS6を使用することができます。この場合、編集の終了後にEDLを読み込みコンフォームします。
 
After EffectsおよびPhotoshop
スピードグレードCS6の .LookファイルはAfter EffectsとPhotoshopのLUTとして適用することができます。これは、カラーコレクションとクリエイティブなルックが動画、静止画同時に行えることを意味します。
 

幅広いファイルフォーマットのサポート

DPX、QuickTime、TARGA、TIFF、およびOpenEXRのようなポストプロダクションで一般的に使用されるファイル形式、およびALEXA、RED、ファントム、およびWeisscam含むRAW形式をサポートしています。XDCAMおよびAVCHDなどの放送形式を含む他のフォーマットは、Adobe Premiere Proを使用することで完成したシーケンスを送信することができます。
 

デイリーの作成

強力なカメラのサポートとメタデータのサポートが含まれており、クライアントやチームとのレビュー中に迅速にかつ効率的にデイリーを作成することができます。 簡単に .Looks を適用することで、誰もがプロセスの早い段階でそれを確認することができます。
 

ショットのマッチング

異なるソースの不揃いなガンマやカラーシフトをマッチングさせる必要があります。QuickTime出力では自動カラーキャリブレーションが提供されていて、オフラインやデイリーなどで有効です。 さらに、テストショットのマクベスカラーチャートをマッチングすることにより、自動的に異なるカメラで撮影した映像のカラースペースを一致させることができます。
 

立体視のツールセット

立体的なコンテンツを扱うための強力なツールが含まれています。ショット間のトランジションをスムーズにするために、深度を調整することができます。
 
簡単にステレオ3Dフレーム·シーケンスをロード
自動的にペアのステレオシーケンスをロードし、素材のフリップ、フロップが行えます。立体視のプロジェクトで時間を節約することができます。
 
複数の表示オプション
右眼と左眼のオフセットを補正するためにフレーム番号やタイムコードを並べて再生ができます。また、違いを発見するための差分マットや、比較のためのスプリットスクリーンの表示も可能です。
 
オートマチックジオメトリーとカラリメトリックコレクション
ステレオスコピックのカメラのずれ等の不具合を自動的に検出し修正します。また自動的に左右の色の違いを検出しマッチさせます。
 
ディスプレイサポート
ステレオスコピックの再生は、 アクティブシャッターやラインバイラインの偏光システムによるホームシアターシステムを含む、単一モニターかデュアルディスプレイで再生可能です。
 

グレーディングパネルをサポート

スピードグレードCS6は、一般的なマウスやトラックボールでも操作できますが、タンジェントWAVEやCP-200シリーズといったサーフェースコントロールを使用することが出来ます。
 

自動シーン検出とパン&スキャン

オートマチックシーンディテクション(自動シーン検出)で、アーカイブされたプロジェクトから自動的に編集点を検出することができます。パン&スキャンツールでリフレーミングが可能になります。タイムラインのトラックにパン&スキャンを追加し、キーフレームアニメーションやトランジションを含むフレームの再構成やリサイズを対話的に行うことが出来ます。

 
カラー補正、カラーグレーディング | Adobe SpeedGrade CS6
 
Adobe TV | SpeedGrade
 
IRIDAS – The Art of Moving Pictures

 
追記:Premiere Proからの送信の場合DPXですが、SpeedGrade CS6から書き出した場合、様々なフォーマットが利用可能なようです。
 
Adobe TV | Rendering With SpeedGrade CS6
 

 

NAB 2012: Adobe After Effects CS6


Adobe After Effects CS6の新機能

グローバルパフォーマンスキャッシュでパフォーマンスを最大化し高速に動作します。新しい3Dカメラトラッカーとローリングシャッター修正ツール、マスクフェザリングや高精細化したフィルターとともに、強力な3Dエンジンでより高品質な映像を作成できます。 Adobe Illustratorからインポートされたベクターグラフィックか内部で作成したシェイプやテキストを簡単に押し出すことが可能になりました。
 

グローバルパフォーマンスキャッシュ

グローバル パフォーマンス キャッシュは、コンピュータのハードウェアのパワーをフルに活用することにより、高速に動作することが可能になります。 グローバルRAMキャッシュ、持続的ディスクキャッシュ、新しいグラフィックスパイプラインなど、いくつかのテクノロジーで構成されます。
 

グローバルRAMキャッシュ

Adobe After Effects CS6ではフレームキャッシングシステムが大幅に改善されています。以前は何か変更を加えた場合、全てを再計算しなければなりませんでした。 グローバルRAMキャッシュは、以前にレンダリングされたメモリー内にキャッシュされたフレームを再レンダリングする必要はありません。 気に入らない場合はそれを取り消すことができ、 新しいアイデアを試みることが出来ます。アンドゥ/リドゥ後、キャッシュされたフレームは復元されます。キャッシュされたフレームはコンポジションかレイヤーが以前の状態に戻った時に復元されます。
 

持続的ディスクキャッシュ

After Effects CS6では、以前にレンダーされたキャッシュがある場合、レンダリングしすぐにプレビューすることが出来、素早くプロジェクトを再開できます。 RAMにキャッシュされたフレームを再レンダリングするよりも、ディスクから取得する時間がかからないと判断した場合、ユーザ定義のディスクキャッシュにコピーされます。特に、一日や一週間で複数のプロジェクトで切り替えて作業する必要がある場合など有効です。 どれくらいのスペースをキャッシュのために予約するかユーザーが制御することが出来ます。
 

新しいグラフィックス·パイプライン

画面にイメージを描画する時にビデオカードのOpen-GLを有効的に使用します。 結果、素早いインタラクティビティ、高い応答性、スムーズなユーザーエクスペリエンスを提供します。メモリにキャッシュされたフレームの再生能力が向上し、大規模なサイズコンポジション、レイヤーおよびフッテージビューアのでの作業中にパフォーマンスが改善されます。具体的なメリットは、バウンディングボックスのハンドル、マスク、モーショントラッカーのポイントやモーションパスなどの高速なレイヤーの操作や、ガイドやグリッドのようなグラフィカルオーバーレイ、 ブラシサイズの調整などが含まれます。
 

3Dカメラトラッカー

新しい3Dカメラトラッカーは自動的に2D映像の動きを分析し、位置、向き、およびカメラのリアルなFOVを計算し、新しい3Dカメラを作成します。2Dに3Dのトラックポイントをオーバーレイし、元の映像に新しい3Dレイヤーを作成できます。新しい3Dレイヤーは、映像の表面にリアルな影を落とすことができるような “シャドウキャッチャー”を作成するのに役立ちます。3Dカメラトラッカーは、映像を自動的に分析するか、正確な結果を得るために元のショットに関するデータを入力することができ、この分析はバックグラウンドで行われます。
 

完全なレイトレース、押し出しテキストや図形

After EffectsはCS6では新しいレイトレーシング3Dレンダリングエンジンを導入し、テキストとシェイプレイヤーを3Dに変換します。強化された3D機能は次のとおりです。
 
•テキストとシェイプレイヤーはベベルと押し出しでデプスを追加。
•曲げられたコンポジションレイヤーとフッテージは平面なコンテンツとは異なるライティング効果。
•環境マップをサポート。コンポジション内のレイヤーに写実的な反射を追加。
•反射、透明度、ガラス等半透明なマテリアルを光が通過する屈折率を含むマテリアルオプションが追加。
 
レイトレーシングを使用して、改善されたソフトシャドウと被写界深度ブラーに加えて、ビデオプロジェクションや透過光など物理的に正確に再現できます。
 

バリアブル マスク フェザリング

After Effectsでマスクにソフトエッジを追加する機能は以前からありましたが、そのボケ幅は同じでした 。新しいマスクフェザーツールは閉じたマスクに沿って事実上無限の数のポイントを置くことができ、各ポイントでボケの幅を決定できます。二つのフォールオフのオプション(スムース、リニア)が利用可能です。 以前でもRevisionFXのプラグインPV Featherでもフェザリングマスクがありましたが、CS6で内部に実装されました。
 

Adobe Illustrator CS6の統合

Adobe Illustratorは、複雑なテキストレイアウト、ロゴ、およびその他のグラフィック要素を作成するために長年使われてきました。 After Effects CS6ではベクターレイヤーからシェイプを作成コマンドでIllustratorのベクターベースの アートワーク(AIおよびEPSファイル)をAfter Effectsのシェイプレイヤーに変換します。その結果、After Effectsから離れることなく、塗りつぶしとストロークの色調整や、シェイプの頂点を編集することができます。After Effects内のシェイプオペレーターも使用でき、ウィグルパスやウィグルトランスフォームを使った自己アニメーションを適用することもできます。
 
シェイプレイヤーは、押し出しとレイトレースで、平面のアートワークから立体ロゴのアニメーションを作成することができます。
 

ローリングシャッターの修復

ローリングシャッターとは、CMOSセンサーの走査線間のタイムラグのために、同じ時間に記録されているにも関わらずフレームの下の部分が波打ったり、カメラや被写体が動いている場合、建物が傾いたり、画像が傾いたりといった歪みを引き起こす可能性があります。このような歪んだイメージに、3Dレイヤーやテキストなどのコンポジットを行うのは頭の痛い問題です。問題のある映像を修正するために、ユーザーが選択可能な2つの異なるアルゴリズムのローリングシャッターの修復エフェクトが含まれています。
 

強化されたエフェクト

After Effects CS6は新規および更新された80以上のプラグインのエフェクトがあり、プロジェクトの生産価値を高めることができます。一番の目玉はCycoreFX HD Suiteのバンドルです。以前は8bit/チャンネルのCycoreFXがバンドルされていましたが、73のすべてのHDプラグインが16bit/チャンネルの色をサポートし、 35個は最大のダイナミックレンジの32ビットの浮動小数点をサポートしています。色深度が増加した利点はバンディングや画像劣化の削減で、色補正の場合に特に顕著になります。
 
CycoreFX HD Suiteには以前に含まれていない効果、クロスブラー、カラーニュートラライザー、カーネル、スレッド、環境、降雨、降雪、ブロックロード、プラスチック、ラインスイープ、ワーポマチック、オーバーブライト等があります。
 
さらに、Adobeのエフェクトも 32ビット浮動小数点カラーをサポートするために書き直されています。 (ドロップシャドウ、スピルサプレッション、タイムワープ、変形、マット、フォトフィルタ、フィル等のエフェクトやリニア、アイリス、ラジアルワイプなどのトランジションを含む)
 
浮動小数点のカラーはARRIRAWのような高ダイナミックレンジ映像ファイル などで、ハイライトやシャドウを扱う場合不可欠で、新たにAfter Effects CS6に加わりました。
 

Pro Import After Effects

Automatic Duckの単独製品として販売されていた、Pro Import After Effects が同梱されるようになりました。簡単にAvid Media ComposerとSymphony AAF / OMFファイルや、Apple Final Cut Pro7またはそれ以前のバージョンからのXMLファイルをインポートすることができます。位置、スケール、回転、キーフレーム、合成モード、タイトル、速度の変化、等の多くの効果とパラメータがAfter Effectsに変換されます。
 

改良された mocha AE ワークフロー

プロフェッショナル2.5D平面トラッキングとロトスコーピングツールであるmocha AEがImagineer Systemsから今回も提供されています。このツールは、アドビシステムズ社独自の3Dカメラトラッカー、ワープスタビライザー、従来の2Dポイントトラッカーと組み合わせることで、完全なトラッキング スイートを構成します。さらに、After Effects CS6ではAfter Effects内から直接mocha AEを起動することができ、mocha AEメニューのコマンドでトラッキングできます。mocha AEメニューのコマンドでは、トラックが含まれているので、mocha shapeのようなmocha AEのマスキングツールだけでなく、フェザリングマスクを利用しすぐに作業を開始することができます。
 

その他の拡張

After Effects CS6では多くの新しい機能だけでなく、既存機能の改良が導入されています。
 
ドラフトレンダリングをリアルタイムにするためにOpenGLを使用するように再設計。
 
コンポジションオブジェクトの新しいバウンディングボックスでの詳細コントロール。
 
バリアブルマスクフェザリングのサポートを含む、多数のスクリプト言語の追加と改善
 
アリフレックスD-21またはAlexaデジタルカメラからARRIRAWのインポート
 
Adobe SpeedGradeのネイティブサポート。.Lookファイル、cineSpace、.cspファイル、およびオーバレンジIRIDAS .cubeファイル。

 

 

 

Adobe Creative Cloud 発表


Adobe Creative Cloud が発表されました。

アドビストアより2012年5月11日(金)から販売され、販売店からは2012年6月中に販売開始されます。フルメンバーシップの場合1年間契約で¥5,000/月で契約でき、学生・教職員個人版は、¥4,000/月で契約できます。(年間プランのサブスクリプションは、1年間の継続利用と月々の支払いが条件となり、12か月の有効期間が終了する前にメンバーシップを取り消す場合は、残りの期間について利用料金の50%を支払う必要があります。)月契約の場合は¥8,000/月になります…。契約の際には、Adobe IDが必要になり、クレジットカード決済による毎月の支払いもしくはプリペイド・キーカード形式での販売になります。Master Collectionの全製品に加えAdobe MuseEdge Previewと、Device and PC syncサービス、Cloud storageサービス、Business CatalystTypekitの利用が可能になります。アドビストアでの予約は本日より開始されます。
 
プリペイド・キーカードの販売は全国の販売店を通して提供され、12ヶ月版が市場想定価格で63,000円(税込)、3ヶ月版が市場想定価格で15,750円(税込)で、2012年6月中の販売開始が予定されています。販売店各社から購入される場合には購入後にお申込むキャッシュバックキャンペーンが実施される予定で、1年間の差額分、24,000円がキャッシュバックされます。キャンペーンは、12ヶ月版のみが対象で、2012年8月31日まで行われます。
 

Adobe Creative Cloud 発売記念版

Adobe Creative Cloud 発売記念版として、CS3以降のいずれかの単体製品もしくはSuite製品を所持している場合、2012年8月31日までに年間プランの購入で1年間¥3,000で利用可能になります。
 
Adobe Creative Cloud 発売記念版

 

一部のコンポーネントは、特定の言語でのみ提供されます。
 
• Adobe Muse:オランダ語、英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、スウェーデン語

• Adobe Edge Preview:英語、日本語

• Adobe Typekit:英語のみ

• Adobe Business Catalyst:英語、フランス語、ドイツ語、日本語

• Adobe Story Plus:英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語
• Creative Cloud Connectionデスクトップアプリ:英語、フランス語、ドイツ語、日本語
 
インターネットへの常時接続は必要ありませんが、ソフトウェアのインストール時、ライセンス認証時、およびその後30日ごとに1度は、インターネットに接続する必要があります。
 
Creative Cloudで提供されているデスクトップアプリケーションは、Mac、Window問わず、最大2台のコンピューターにインストールできます。1台をメインのマシンに、2台目をバックアップとしてインストールし、ただし、2台同時に起動して使うことはできません。
 
Creative Cloudメンバーシップは、ご購入日から30日以内であれば返品可能で、アドビストアコールセンターに連絡することで支払った代金全額が払い戻しされます。
 
2012年下半期には、Creative Cloud グループ版への申し込みが可能になる予定で、オンラインストレージの容量を増量し、コラボレーションツール、ライセンス管理機能、展開機能など、より充実したサービスが提供される予定です。Creative Cloudのグループ版は、年間契約で月額US$69.99(日本では税別7,500円)が予定されています。

 

Adobe Creative Cloud – FAQ

Adobe Creative Cloud製品ページ

プレスリリース

Creative Cloud発表イベント

2012年4月24日(火)13:00~16:30(予定)、Creative Cloud & CS6発表イベントが開催されます。イベントはアドビのオフィシャルFacebookファンページにてストリーミング配信されます。
アドビオフィシャルFacebookファンページ

 

2012 04 23時点での情報です。
内容は変わる場合がありますので、詳しくはAdobeのサイトでご確認ください。

 

 

NAB 2012: Adobe Premiere Pro CS6


Adobe® Premiere® Pro CS6の詳細

Adobe® Premiere® Pro CS6にはAdobe Encore® CS6 and Adobe Media Encoder CS6ソフトウェアが含まれます。CS6ではユーザーインターフェースの改良と他のアプリケーションとの連携の強化、Nvidiaグラフィックスと新しくAMDがサポートされた64ビットマーキュリープレイバックエンジン、ファイルベースワークフローの強化、ワープスタビライザー、ローリングシャッターの修復などのエフェクトの追加、 調整レイヤー、改良された3ウェイカラー補正、拡張されたマルチカムのサポートなど数多くの新機能と改良が行われています。

新しいユーザーインターフェース

新しいデフォルトのワークスペースは”2アップ”で、上部にソースモニターとプログラムモニターを配置したすっきりとしたレイアウトになっています。 プロジェクトパネル、メディアブラウザー、インフォパネル、エフェクトパネルは左下に、タイムライン、オーディオメーターなどは右下に配置されます。 ユーザーの好みでレイアウトをカスタマイズし保存することができます。

新しいモニターパネル

ソース、プログラムモニタパネルが新しくなりカスタマイズ可能になっています。 ボタンエディタを使用し頻繁に使うボタンを追加でき、プルダウンメニューが追加されていてディスプレイオプションに簡単にアクセスすることが出来ます。

再設計されたオーディオミキサー

Adobe Auditionのマルチチャンネルミキサーの機能と外観を受け継ぎました。メーターとフェーダーの2つの独立したレベルスケールを持ち、フェーダーをダブルクリックすることで0dBに戻すことが出来ます。

新しいマスターオーディオメーターパネル

再設計されたオーディオメーターパネルは簡単にサイズを変更することができます。オーディオメーターパネルには、各チャンネルのソロボタンと再生中のメーターが表示されます。

新しいプロジェクトパネル

プロジェクトパネル内に16:9のサイズ変更可能なサムネイルを表示し、簡単に表示ソートが出来ます。アイコンビューではクリップの再生ヘッドまたは一般的なJ K Lとスペースバーのキーボードショートカットやカーソルをホバーしてスクラブすることで、クリップの操作が可能です。パネルのサイズが変更されたときはサムネイルが自動的に収まるようにスケーリングします。プロジェクトパネルで直接クリップのインアウトポイントをマークすることができ、サムネイル上のアイコンで詳細とメディアの情報が表示されます。

新しいタイム ルーラー バー

ソース、プログラムモニタ、タイムラインパネルには、再設計されたタイム ルーラー バーが含まれています。再生ヘッド、イン点、アウト点、継続時間などのマーカーが新しくなっています。タイムコードと番号が簡単にオンオフで切り替えることができ、ズーム/スクロールコントロールは、タイムラインパネルの下部にあるズームバーに統合されています。

新しいマーカー

クリップマーカー、Encoreチャプターマーカー、WebリンクおよびFlash®のキューポイントのマーカーをクリップに追加することが出来ます。色で区別され、複雑なタイムラインでも一目で見つけることが出来ます。マーカーには継続時間を設定することが出来(以前はシーケンスマーカーのみ)コメントはマーカーの横に表示され、コメントが無い場合はマーカー名が表示されます。

新しいトリミング機能

リップル、ロール、およびトリムは マウスで編集ポイントをドラッグ、キーボードショートカットを使用、 テンキーを使用することでタイムラインで実行できます。 またはダイナミックトリミングモードに入り、JKLキーボードショートカットを使用して再生しながらトリムを実行します。プログラムモニタパネルでは新しいトリム·モードが利用できます。プログラムモニタでトリムモードに入る場合、2アップディスプレイの全体のサイズを維持したまま、トリミング機能を実行するためのいくつかのボタンが表示されます。

直感的でカスタマイズ可能なキーボードショートカットセット

エディタによってエディタのために設計された直感的なプリセットのキーボードレイアウトを提供します。自由にカスタマイズすることができ、望むように動作することができます。それに加え、 切り替えを素早く行うためのアップルのFinal Cut Pro7とAvid Media Composer 5スタイルのショートカットのプリセットを提供しています。

Mac上でジェスチャーコントロール

マジックパッドやラップトップでタイムラインやパネルのズームイン、アウトをピンチコントロールで使用できます。2本指スクロールとピンチズームを使用して、タイムラインとエフェクトコントロールパネルを操作できます。

クリップに合ったシーケンス設定の更新

クリップをタイムラインにドラッグし、シーケンス設定と一致しない場合は自動的に検出し通知するので、クリップと一致するシーケンス設定に変更することができます。

調整レイヤー

簡単かつ迅速に複数のクリップにエフェクトを適用できます。After EffectsとPhotoshopのものと同様の調整レイヤーを作成することができ、調整レイヤーに一度効果を適用すると基となるすべてのトラックを自動的に変更します。

柔軟なオーディオ·トラック

標準と呼ばれる新しいデフォルトのオーディオトラックタイプは、モノラルとステレオのパンを自由に組み合わせることができます。新しいマルチチャンネルマスターと追加されたトラック·タイプは柔軟なオーディオルーティングと簡単にマルチチャンネルにエクスポートができ、高度なオーディオワークフローを構築できます。

ワープスタビライザー

不均一なショットを安定化するためのワープスタビライザーが追加されました。Adobe After Effects CS5.5 にあった効果がAdobe Premiere Proで利用可能になりました。ワープスタビライザーは、カメラの動きを滑らかにするだけはなく、安定した後に残るモーションアーチファクトも削除します。ワープスタビライザーはバックグラウンドで動作するので、編集を継続しながらショットを分析することが出来ます。またGPUアクセラレーションに最適化されているため、NVIDIA GPUまたは特定のAMDグラフィックを搭載したMacBook Proコンピュータ等でさらに優れたパフォーマンスを発揮します。

ローリングシャッターの修復効果

ローリングシャッターの修復効果はワープスタビライザーの技術をを元に構築されており、レコーディング中のCMOSイメージセンサーのスキャン時に垂直または水平方向に動くこと起因した歪みのアーティファクトを修正することができます。

拡張されたマルチカム編集

Adobe Premiere Pro CS6ではマルチカメラのシーケンスを作成するプロセスが大幅に簡素化され、プロジェクトパネルでマルチカム用のクリップを選択し、選択した項目を右クリックし、コンテキストメニューからマルチカメラソースシーケンスの作成を選択するだけでマルチカム編集を開始できます。ダイアログボックスが表示され、シーケンスの名前、タイムコードの使用、同期ポイントとしてインポイントかアウトポイントかマーカーを使用するかを選びます。カメラの数で自動的にマルチカムグリッドを調整します。

強化された64ビットのマーキュリープレイバックエンジン

新しく 1GB VRAM 以上の OpenCLベースのAMD Radeon HD 6750M と AMD Radeon HD 6770Mグラフィックカードがサポートされました。 OS X 10.7で動作するApple MacBook Proで動作し、モバイルワークフローをもたらします。
新しいNVIDIA Maximus デュアルGPU構成のサポートは、要求の厳しいワークフローに対応するために、さらにすばらしいパフォーマンスを提供します。 NVIDIA Maximus 搭載ワークステーションは、NVIDIA Quadro®GPUの機能とNVIDIA GPUの驚異的なTesla並列処理能力を兼ね備えています。
Ultra キーヤーやブレンドモード、3Wayカラーコレクターや多くの他のエフェクトで高速に動作します。また、非常に大きなプロジェクトを迅速に開くことができ、さらに確実にロングフォーマットや、フォーマット混在シーケンスを再生できます。

サードパーティ製のI / Oハードウェアのサポートの拡大

Adobe Mercury Transmit でAJA, Black Magic Design, Bluefish444, Matrox, や MOTUといった Adobe I/O ハードウェアパートナーにマーキュリー·プレイバックエンジンへのダイレクトアクセスを提供しています。そのため、これまで以上に優れた再生パフォーマンスを発揮し、マーキュリー プレイバックエンジンのすべてのリアルタイムパフォーマンスの利点を活かしながら、外部モニタの使用ではフルスクリーンの再生が得られます。

新しくARRI Alexa, RED SCARLET-X, RED EPIC, Canon Cinema EOS C300 cameraをネイティブにサポート

Adobe Premiere Pro CS6は業界最高のファイルベースのワークフローと、ほぼすべての主要なビデオフォーマットの幅広いネイティブサポートを提供しています。頻繁に最新のカメラのファイル形式のサポートを更新し、このリリースではARRI Alexaのカメラで撮影した様々なフレームレートのHD(1920x1080p)と2K(2880×1680)に加え、ARRIRAWファイルのサポートが提供されています。また、REDではデジタルシネマワークフローのサポートを構築し、RED SCARLET-XおよびRED EPICカメラで撮影された5K解像度を含むRED R3DとRMDをネイティブでサポートします。RED R3Dソースの設定からホワイトバランスポイントを選択したり、クリップの赤、緑、青、RGB、または輝度値を調整するための5点の曲線のインタフェースと ヒストグラムを使用して直接RED メディアをコントロールできます。また、RMDファイルをインポート、保存でき、カスタムプリセットを作成することができます。

キヤノン シネマ EOS C300で撮影した映像や、キヤノン XFの MPEG-2 50 mbpsフォーマットをネイティブでサポートしています。

また、ソニーは、CineAltaカメラF65のF65RAW素材を編集可能にする再生ソフトウェアを製品化し、2012年8月にリリースする予定です。

ネイティブサポートでは、カメラのストレージメディアから直接映像をインポートし、時間のかかるトランスコードや操作を実行しなくても、すぐに作業を開始することができます。

強力なカラーワークフロー

Adobe Premiere Pro CS6ではAdobeスピードグレードCS6 ソフトウェアと統合と、機能を新たに再設計した3ウェイカラー補正エフェクトなど、色の制御に関する強力なオプションを提供しています。

直感的な3ウェイカラー補正エフェクト

再設計された、3ウェイカラー補正は、以前より簡単で正確に色の作業を行います。エフェクトのインターフェースは強化され、再配置されています。3ウェイカラー補正エフェクトはGPUアクセラレーションに対応しNVIDIAやAMDのグラフィックスカードを使用するときは、リアルタイムで結果が表示されます。

Adobe SpeedGrade(別売) 強力なカラーグレーディング·ワークフロー

Adobe Premiere Pro CS6では、 Adobe SpeedGrade CS6(別売)のカラーグレーディングソフトウェアと統合する機能があります。(Adobe SpeedGrade CS6はAdobe Creative Cloudを利用するか、Adobe Creative Suite 6 Production PremiumかMaster Collectionに含まれます。)
新しい、SpeedGradeへ送信コマンドで SpeedGradeにシーケンスをダイレクトに送ることが出来ます。
Adobe SpeedGrade CS6はショットをマッチングし、シーン全体で一貫した色を作成するなどの技術的なグレーディングのタスクを処理することができます。GPUアクセラレーションと64ビットのLumetriディープ·カラー·エンジンで、 解像度やフレームサイズにかかわらず グレードされた映像のリアルタイム再生を実現します。 ファイルベースのワークフローをサポートし、RAWおよびHDRフッテージをサポートしています。SpeedGradeは Adobe Premiere Pro のシーケンスにフィルムスタイルのフィルタと一緒に、プライマリとセカンダリの補正を適用することができます。

効率的なロギング、インジェストAdobe Prelude(別売)との統合

Adobe Prelude CS6 ソフトウェア( Adobe Prelude CS6はAdobe Creative Cloudを利用するか、Adobe Creative Suite 6 Production PremiumかMaster Collectionに含まれます。)インジェスト、ロギング、およびメディアのコメントを作成を迅速かつ効率的に行えます。 Preludeではファイルベースで撮影された素材の一部もしくはすべてをメディアクリップを取り込んだり、取り込み作業中にコピーしたりトランスコードすることが可能で、インジェストダイアログボックスにはクリップのサムネイルが表示されます。映像を見ながらインポイントとアウトポイントをマークしてラフカットを作成し、マーカーやコメント、タグを追加することができます。Adobe Premiere Proにインポートする時にメタデータも転送されるので検索も簡単に行えます。

Adobe Dynamic Link

Adobe Dynamic Link を使うことで中間素材のレンダリングは必要なくなります。Adobe Premiere Proで行われた変更は自動的に他のプログラムに反映されます。 Adobe Creative Suite Production Premium以外でアプリケーションは個別に購入されたときAdobe Premiere ProとAfter Effectsの間でDynamic Linkが利用可能になりました。After Effectsとの密接な関係は クリップやタイムラインをドラッグアンドドロップしたりコピーして貼り付けることができます。 Dynamic Linkを使用してレンダリングなしでAfter Effectsでネストされたシーケンスを含む完全なプロジェクトを開くことができます。Adobe Premiere Proは他のCreative Suiteコンポーネントと密接に統合されているので Adobe Photoshop Extended, Adobe Illustrator, Adobe Audition, Adobe Prelude, と Adobe SpeedGradeの間でアセットを移動することが出来ます。

Final Cut ProやAvidのソフトウェアとの相互運用性の向上

業界標準の交換形式であるXML, AAF, や OMFフォーマットのサポートの強化で、Final Cut Pro 7やMedia ComposerなどのAvidノンリニア編集システム、AvidのPro Toolsデジタルオーディオワークステーションの間でも相互運用性の向上をもたらします。

強化されたAdobeメディアエンコーダCS6

Adobe Media Encoder CS6では新しいプリセットブラウザ、バッチエンコーディングのパフォーマンスの改良、より多くの新しいプリセット、ユーザーインターフェイスの強化などが行われ素早く効率的に複数のフォーマットを出力できるようになります。新しいプリセットブラウザパネルでは必要なエンコーディングプリセットを見つけ表示するための便利な手段を提供しています。Adobe Media EncoderのCS6のプリセットは、エンコードされたファイルの配信方法(Webビデオ、ブロードキャスト等)や、視聴されるスクリーンタイプ(DVDおよびBlu-ray Disc、デスクトップ、デバイス等)のカテゴリとサブカテゴリで構成されます。
多数のプリセットが多くのデバイスをサポートするために追加され、 AndroidやiPhone、iPad、およびApple TVなどのエンコーディング設定やYouTubeやVimeoにPALなどに出力するプリセットが用意されています。また、必要に応じてカスタマイズしてグループ化できます。
キュー内のソースファイルに選択したプリセットをドラッグしてプリセットを適用すると、自動的にエンコードバッチを作成します。逆にプリセットブラウザパネル内のエンコーディングプリセット上にキュー内のソースファイルをドラッグすることも出来ます。

64ビットのAdobe EncoreのCS6(付属)で高速にDVDやBlu-rayディスク、Web DVDを作成

Adobe Encore CS6はAdobe Premiere Proに付属し、単一のプロジェクトからDVD, Blu-ray ディスクや Web DVDを作成することができます。Encoreはシステム内の利用可能なすべてのRAMを活用出来る完全なネイティブの64ビットアプリケーションです。プロジェクトを開いたり保存する際に高速になり、大容量のファイルやプロジェクトを処理する反応速度が向上します。新しくBlu-rayディスクのプロジェクトでDTS HDのファイルがインポート可能で、DTSマルチチャンネルオーディオがサポートされます。内部パフォーマンスも改善され MPEG-2 アセットのインポートも迅速になり、スライドショーを保存するために必要な時間も減らすことができます。

DVDおよびBlu-ray Discオーサリング機能強化

Encore CS6ではハイライトボタンの8ビットカラーをサポートしており、Photoshopで使用されているのと同じ強力なインデックスアルゴリズムを使用できます。また、99枚以上の写真のスライドショー作成をサポート。Encoreを使用したDVDオーサリングでは、上位フィールド優先のビデオがサポートされ、1080iのDVCPRO HDのような特定のHD形式のソースファイルのハンドリングが向上しています。

Adobe® Premiere® Pro CS6の登場でどう変わるのか?

今回のアップグレードは少なからずFCPXを意識しているように感じられます。特に新しいインターフェースの2アップや、スキミング、サムネイルでのインアウト、マーカーなどはFCPXで足りない部分の補完になっている気がします。限定的ですがMac Book Proでのマーキュリープレイバックエンジンのサポートやジェスチャーコントロールも大きな点です。さらに、NVIDIA Maximusでマシン構成によってはTeslaを有効利用できる可能性も出てきました。(Quantelの新しいPabloでもnVidia Maximus マルチGPUテクノロジーが使用されるようです。)今回、Production Premiumでは Adobe SpeedGradeと Adobe Preludeが追加された一方Flash Catalyst CS5.5とAdobe OnLocation CS5が除外されています。 Catalystはちょっと畑違いで、 OnLocationはPreludeに道を譲った感じでしょうか…?(OnLocationはうまく進化すれば面白かったんですけどね…Firewireベースだったのが難点だった気がします。)キャプチャーボードメーカーの対応が早かったのには少し驚きでした。CS6リリース前に既にAJA、BlackMagicは現行のドライバーでCS6の対応済みです。実際操作してみなければ解りませんが、バグも無く動作するのであれば、結構良さげなアップデートに感じます。CS vs Smoke、CS vs Resolveの様な図式になっていくような気もします。

 

 
Adobe Premiere Pro CS6 Whats New (PDF)

Adobe Premiere Pro CS6用グラフィックカード | NVIDIA

「Adobe Creative Suite 6」がNVIDIA製GPUでの高速化に対応

AJA Video Systems社、近日発売予定のAdobe Creative Suite6 ソフトウェアをサポート

Blackmagic Design Announces Desktop Video 9.5 with Support for the Upcoming Release of Adobe Creative Suite 6 Software

Matrox Adobe CS 6 Production Premium サポートアナウンス

アドビシステムズ社とプロフェッショナル映像制作領域での連携を強化

 

 

 

NAB 2012: Adobe CS6 Production Premiumプレビュー


NAB 2012において 近日出荷予定の新しいAdobe CS6 Production Premiumがプレビューされました。CS6 Production Premiumには以下のアプリケーションが含まれます。

Premiere Pro CS6
After Effects CS6
Photoshop CS6 Extended
Adobe Audition CS6
SpeedGrade CS6
Prelude CS6
Illustrator CS6
Encore CS6
Flash Professional CS6
Media Encoder CS6
Bridge CS6

Adobe CS6 Production Premiumプレビュー

プレスリリース

4/23 AM10:00 PST(日本時間4/24 AM2:00) Adobe CS6とCreative CloudのWebcastによるローンチイベントが開催されるようです。
Adobe Creative Cloud and Creative Suite 6 Launch

現在アドビストアではアップグレード対象製品にCreative Suite 6 無償アップグレードが付いてきます。対象期間は2012年3月26日(月)から Creative Suite 6発売開始までで、無償アップグレード版のCS6はパッケージではなくダウンロードになります。アドビストア コールセンターに電話をすることで通常のオンラインでのアドビストアを利用しての購入よりもお得な価格でアップグレードが可能でした!詳しくはアドビストア コールセンターにお問い合わせください。

アドビストア Creative Suite 6 無償アップグレードについて

 

 

 

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